フクロモモンガの飼い方・性格・特徴・病気・飼育グッズなど

1980年頃からペットとして親しまれてきたフクロモモンガの歴史はまだまだ浅く、飼育情報などもネット上にはまだまだ少ないかと思います。

実はモモンガの種類の中では、フクロモモンガが最も人に懐きやすく、飼いやすいことを知っていましたか。

今回はそんなフクロモモンガをペットとして飼おうか考えている方に、これを読めばフクロモモンガのことが一通り分かる読み物になっています!

雑種猫♀キキ
ぜひ参考にしてにゃ♡
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フクロモモンガの性格

フクロモモンガの愛情深さは「犬猫以上」とも言われています。

家族の絆を大事にする動物なので、警戒心が解け慣れてくれれば懐いてくれます。

特にフクロモモンガは小さなころからミルクをあげたりエサを手で与えるなどの世話すると良く懐くようになります。

臆病で繊細な性格には変わりありませんので、成長するとともにスキンシップを怠ると傷つき、すぐに警戒してしまいます。

根気強く、絆がうまれるまで毎日短時間でも優しく接するようにしましょう。

フクロモモンガの体の特徴

大きく張り出した丸い目をしています。
夜行性なのでわずかな光でも見えます。
動くものを探す動体視力も優れていますが、色覚はあまりよくありません。
聴覚は優れています。
敵の近づく音や昆虫類の動く音も聞き取ることができます。
歯は全部で38本あり、伸び続けることはありません。
花の蜜をすくいとる長い舌をもっています。
被毛
短くなめらかな被毛です。
ノーマルカラーは青みがかったグレーで鼻先から尾の付け根にかけてラインが入っています。
顔にあるラインは目立ちにくくする役割があります。
尻尾
体と同じくらいの長さがあります。
滑空するときの舵がわりになります。
巣材を尻尾に巻きつけて運ぶこともします。
皮膜
前足の小指から後ろ足の親指にかけてと、尾の付け根から後ろ足の小指にかけて皮膜があります。
普段は体の脇に折りたたまれています。
育児嚢
メスのお腹にある袋で生まれた子供は、とても小さいうちに自分の力で入り乳首にすいつきます。
袋の中には4つの乳首があります。
臭腺
おでこや肛門のそばなど、体のあらゆるところに臭腺があります。
特にオスは大人になるとおでこの臭腺が成長し、ひし形に脱毛します。

フクロモモンガの特徴

滑空する

ほとんど木の上で生活するフクロモモンガの移動手段は、滑空です。

木の幹や枝を蹴るようにして飛び出し、皮膜を広げて落下しながら風を受けて滑空状態にはいります。

一度に50メートルの移動をすることもできます。

巣作り

フクロモモンガの巣は木の洞です。

小枝や葉を持ち運んで快適な巣をつくります。

においつけ

同じ群れの仲間であることを確認したり、なわばりのために行われるのは匂いづけです。

においを出す臭腺はからだのあちこちにあります。

グルーミング

フクロモモンガの後ろ足の人差し指と中指は、根元が一つになって先で二つに分かれています。

グルーミングんのときに櫛の役割をします。

立ち上がって前足を広げる

びっくりさせたり慣れていないときによくみられるものです。

後ろ足で立ち上がって前足を広げるポーズをします。

この時に口を開けて「ジコジコジコ…」「ギコギコギコ…」と聞こえる声で鳴きます。

仰向けになって手足を突き出して同じようなことをすることもあります。

リラックスしているとき

撫でられているときにうっとり眼を閉じたり、無警戒に仰向けになって寝ているときはリラックスしているときです。

鳴き声でわかる気持ち

■警戒してるとき「ジコジコジコ」→動画で見る

■不満なとき「シューシュー」「チッ」→動画で見る

「チッ」は、群れの中でのケンカの時や嫌なことがあった時に聞かれる鳴き声です。

「チッ」を利用して真似することで噛み癖のしつけをすることがあります。

■嬉しいとき「プププ」→動画で見る

■自分の居場所を知らせるとき「ワンワン」「アンアン」→動画で見る

仔犬のような声で鳴きます。

フクロモモンガの飼い方

まずは基本の飼育グッズを揃えましょう。

ケージ

リスや鳥用など高さのあるケージが必要です。

ケージの中に飼育グッズを設置しても十分なゆとりのあるものを選びましょう。

金網はステンレス製が安全です

止まり木とコーナーステージ

木の上で暮らすモモンガには欠かせないグッズです。

複数を設置すると楽しく過ごせます。

トイレ

トイレのしつけは期待できませんが、トイレを置くならハムスターなどの小動物用をおすすめします。

固まらないタイプのトイレ砂をいれます。

ポーチ・ハンモック

フクロモモンガの好む寝床は、お母さんの袋のようなポーチです。

爪が引っ掛かりにくいものを選びます。

ハンモックは寝床や遊び場所としても使われます。

巣箱

木製がおすすめです。中に巣材を入れておきましょう。

食器

金網に引っかけるタイプ。

給水ボトル

金網に取り付けるタイプ。
給水ボトルの方が排泄物などで水を汚さず衛生的に与えることができます。

床材

キャリーケース

噛み防止用手袋

温湿度計

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毎日の世話内容

①食べ残しの片づけ

②食べこぼしの掃除

③トイレの掃除

④食事・飲み水を与える
(夜に食事を与え飲み水を交換し、どのくらい減ったかをチェックしながら健康管理を行います。)

⑤フクロモモンガを遊ばせる
(ケージから出すときは戸締りや危険なものには注意しましょう)

⑥遊ばせている間の室内での排泄掃除
(においがつく前にすぐに拭くようにします)

時々行う世話内容

時々、食器や給水ボトル、ケージは丸ごと水洗いし熱湯消毒するようにしましょう。

世話の後は必ず手を洗いましょう。

フクロモモンガの理想的な環境作り

適切な温度 適切な湿度
24~27℃ 45~55%

暑さが得意なように思いますが、彼らの生活場所は普段風通しの良い木の上になります。

日本の夏は高温多湿なので、エアコンで温度調節する必要があります。

その際には直接風が当たらないようにします。

寒さ対策はフクロモモンガには欠かせません。

特に高齢や子供、病気がちの場合には暖かな環境を必ずつくるようにしましょう。

留守番は何泊まで可能?

できるだけ家で留守番をさせたほうが、ストレスはかかりません。

健康で給水ボトルをきちんと使え、食事もとれていることを前提に1泊~2泊は可能です。

預ける場合には、動物病院か購入したところにまずは相談してみましょう。

フクロモモンガに慣れてもらうには

フクロモモンガを鳴らすときの2つのポイント

①におい
②おやつ

においで仲間を見分けるフクロモモンガにとってにおいはとても大切です。

積極的に飼い主のにおいを教えていくようにします。

飼い主の服でポーチをつくるのもおすすめです。

フクロモモンガが新たな環境に少しずつ慣れてきたころから、手でおやつをあげてみます。

動物はおやつが大好きなので、スキンシップの時間やごはんのときに少しづつ手で与えくようにします。

ポーチで慣らす

ある程度人に慣れてきたら、ポーチをつかったスキンシップでさらに絆をふかめていきましょう。

昼間出ているモモンガをひもの付いたポーチにいれ、飼い主の首からさげておきます。

気持ちよく休んでいるときに感じる飼い主のにおいになるので、安心した気持ち=飼い主のにおいに結びつきます。

蚊帳やテントでならす

蚊帳やテントなど狭くて逃げだせない空間をつくり一緒に過ごします。

その中では静かに本などを読み、近づいてきたらおやつをあげるなどします。

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