犬と一緒に生活していると、入ってほしくない場所や玄関の出入りで逃げてしまいそうなヒヤッとした瞬間があると思います。
ゲートや柵で仕切ることで、愛犬の安全を守ることができ、飼い主さんも安心です。
設置するのが難しそう、面倒、合うサイズがなさそう…と今まで対策してなかった飼い主さんも是非一度見てほしいです。
簡単に設置出来るもの、置くだけでいいものなど手軽なゲートもたくさんあります。
今回は、ゲートの種類、選び方などをご紹介します。
ゲートの必要性
愛犬には自由に動けるようになるべく広く行動範囲を作ってあげたいと思いますよね。
しかし、家の中でも危険は数多くあります。
キレイに片付けていても異物誤飲も少なくありませんね。お子さんがいる家庭では特に難しいと思います。
具体的な柵を設置したときのメリットとしては、
- キッチンでの誤食誤飲、調理中のケガ防止
- お風呂場への転落
- 階段の上がり下がりを防ぎ関節への負担をなくす
- 玄関からの飛び出し防止
などがあります。
ゲートの選び方
ゲートのタイプを決める
様々なタイプのゲートが販売されています。
- 据え置きタイプ
- 突っ張りタイプ
- 高さのあるハイタイプ
バリエーション豊かです。
他にも素材や商品によって便利機能も様々ついています。
- ゲートをまたぐタイプ
- 扉が付いているタイプ
- 好奇心旺盛で元気いっぱい!ジャンプ力がある(→高さのあるタイプ&柵と柵の間が狭いタイプ)
- ガジガジ噛むのが大好き!(→ステンレス素材)
- 警戒心が強く、入れないと分かれば近づかない(→低いタイプ、置き型タイプでも大丈夫)
- 大型犬や力の強い子(→しっかり固定できる突っ張りタイプ)
- 子犬や老犬(→ぶつかっても安心な柔らかい素材)
- 一日に何度かゲートを移動させる(→軽量で置き型タイプ)
- 期間限定で使用する(→コンパクトに収納できるタイプ)
用途、設置する場所、愛犬の性格などをよく考慮してどのようなタイプが最適で安全に使用できるかを決めましょう。
設置場所のサイズを測る
必ず設置する箇所のサイズは測りましょう。
伸縮できたり、拡張できるフレームが付いているゲートなどもあります。
置き型の場合、サイズが足りずに隙間があるとそこから出入りしてしまいます。さらに身体にひっかけてゲートを倒してしまう危険性も。
素材を選ぶ
部屋やインテリアに合わせやすくオシャレですね。
しかし、他の素材に比べて重いです。またガジガジとかじるのが好きなワンちゃんが好きな素材です。
軽量で丈夫なので、ゲートでは一番メジャーな素材です。カラーの種類も増えてきています。
布やメッシュ素材のゲートであれば、ケガをしていたり子犬や老犬などがぶつかっても安心です。
タイプ別ゲート
据え置きタイプ
おくだけとおせんぼ おくトビラ
おくだけタイプのドア付きゲートです。
置くだけで簡単に設置が可能なの自立式なので、目的の場所に素早く設置することができます。
安全性が高いカバー型ロック機構を採用。前後どちらに揺すってもしっかりロック状態を維持します。
開閉方法は、カバーに付いているロック金具を押しながら持ち上げるだけなので、片手で操作できます。
付属のコーナーガードで壁やゲートへの傷を防止できます。
さらに、必要がない時には折りたたんで収納することが可能です。
付属のステッププレートは、踏みながら開閉操作をすると、ドアが持ち上がらず片手でスムーズに開けることができます。
折りたたみは、本体をしっかり押さえながらプレートのフレームを手前に引きながら持ち上げることで折りたたむことができます。
【サイズ】
展開・設置時:幅80cm(コの字形状)~121cm(直線)×奥行45cm(直線)~60cm(コの字)
折りたたみ時:幅72.5cm×奥行14cm
【重量】
約7.7kg
こちらで紹介しているのはホワイトスチールですが、他にも3種類あります。
アイリスオーヤマ ペットフェンス
Amazonのドア・階段用ゲートのベストセラー1位の商品です。
シンプルな置くだけの簡単設置のフェンスです。
わんちゃんにセーフティスペースを置くだけで簡単に設置できるので活動範囲にあわせて設置できます。
愛犬の様子がよく見える細めのワイヤーで圧迫感が少なく、お部屋になじみやすいデザインです。
1300gの軽量で持ち運びもラクです。(タイプによって1300~2200g)
カラーはマットブラウンとマットホワイトの2色。幅が60cmと90cmタイプ、高さは40cmのロータイプと55cmのハイタイプです。
タイプ | 商品寸法 (長さx幅x高さ) |
ブラウン/幅60cm(ハイタイプ) | 18 x 60 x 55 cm |
ブラウン/幅60cm(ロータイプ) | 18 x 60 x 40 cm |
ブラウン/幅90cm(ハイタイプ) | 18 x 90 x 55 cm |
ブラウン/幅90cm(ロータイプ) | 18 x 90 x 40 cm |
ホワイト/幅60cm(ハイタイプ) | 18 x 60 x 55 cm |
ホワイト/幅60cm(ロータイプ) | 18 x 60 x 40 cm |
ホワイト/幅90cm(ハイタイプ) | 18 x 90 x 55 cm |
ホワイト/幅90cm(ロータイプ) | 18 x 90 x 40 cm |
お部屋や用途に合わせて、連結可能でレイアウトも自在です。
ゲージのようにも設置できます。
アイリスプラザ ペットゲート ホワイト×シルバー 単品
設置場所に合わせて、自立タイプと立てかけタイプにできるのが、とても便利ですね。
窓の設置は、網戸や窓をイタズラしたり、出てしまいそうになるワンちゃんにオススメです。
また、幅も伸縮できるので、ピッタリサイズに調整して使用できます。
【サイズ】
(幅X奥行X高さ) :116×41×50cm
【本体重量】
3kg
【カラー】
ホワイト×シルバー
こちらと同じシリーズで、他にもサイズ違いやブラウン×ブラックのカラーも販売されています。
突っ張りタイプ
ペットゲート とおせんぼ
突っ張り式の、やさしいソフトフェンスです。
工具不要の組立式。枠を組立て、間口に合わせてつっぱり棒の長さをあわせて取り付けます。
仕上げに回すだけグリップを回して調整できるので女性でも簡単にできます。壁に傷つきにくいアタッチメントは木ネジ・両面テープの必要ありません。
当たっても痛くない子犬や老犬にもやさしいメッシュですが、ひっかきに強く破れにくい丈夫な素材です。
床とフェンスの隙間はわずか2㎝なので、足や頭を挟みにくくなっています。
またぎやすい高さ50cm。ドアの開閉の手間がなく、良く通るところに役立ちます。
タイプ | 商品サイズ | 重量 |
Sサイズ | 幅65~90×奥行3×高さ50cm | 1.2kg |
Mサイズ | 幅90~140×奥行3×高さ50cm | 1.9kg |
Lサイズ | 幅140~185×奥行3×高さ50cm | 2.3kg |
Newox ベビーゲート ペットゲート
穴あけ不要の突っ張り式ゲートです。
片手で簡単に開閉でき、ダブルロックで安全安心です。
扉は、前後どちらにも開けることが可能です。
【商品サイズ】
W75-103×H76cm(拡大タイプ+7cm拡張フレーム1個+14cm拡張フレーム1個)
【商品重量】
約4.3kg
アイリスプラザ ペットゲート ドア付き 突っ張りタイプ
取付け簡単の多機能セーフティゲートです。
上下2カ所のダブルロックで安心です。
片手で簡単にロック解除ができます。
90度以上開くと扉が止まり解放することができ、90度未満での扉の使用時は自動で扉が閉まりロックします。
扉は前後どちらにも開きます。
【本体サイズ】
(幅X奥行X高さ) :69×3.3×78cm
【本体重量】
4.4kg(フレーム重量:610g)
【フレームサイズ】
幅約10×奥行約2×高さ約76.2cm
拡張フレームをつけると、91cmまで取り付けが可能です。
ハイタイプ
セーフティペット ゲート ハイ
高さ100cmのハイタイプのペットゲートです。
小型犬はもちろん、中型犬、大型犬にも十分な高さです。
扉は手前にも向こう側にもどちらにも開く両開きです。
90度に開くと開いたまま固定できます。
手を離すと自動で戻るオートアシストも付いているので便利です。
ダブルロック使用をリニューアルし、上下の2つのロックピンでより使いやすく安全になりました。
【サイズ】
幅69~86cm×奥行き3cm×高さ100cm
【重量】
6.8kg
【セット内容】
本体、拡張フレーム1本、取り付けボルト4本(調節ノブ付き)、補助ソケット4個、両面テープ4枚、木ネジ4本
本体のみの場合は69~77.5cmの場所で設置できますが、拡張フレームを使用することで77.5~86cmまで設置できます。
カラーはアイボリー、ブラウン、ホワイトの3色です。
アイリスプラザ ペットゲート ドア付き ハイタイプ ホワイト
Amazon犬用ドアの売れ筋1位の商品です(2020.03現在)
高さ112cmと153cmの2タイプの高さがあります。
ジャンプ力のあるワンちゃんにも安心の高さですね。
上下2ヶ所にロックがかかり、安心です。
扉を開けて手を放すと自動で閉まるオートクローズ式で、閉め忘れ防止。
90度までしっかり開けると、開けっ放しができます。
カラーはホワイト、グレー、ベージュの3色です。
本体サイズ(幅X奥行X高さ) | 本体重量 |
75.5×5×112cm | 7kg |
75.5×5×153cm | 8kg |
ゲートを使って安全安心に過ごす
愛犬が室内で安全に生活できるように、飼い主さんが安心して愛犬と暮らせるようにゲートはとても便利なグッズだと思います。
我が家の食いしん坊の愛犬も、食べ物を何か落とすとすぐに走ってきます…特にキッチンでは調理している真下に居られると、こちらもプレッシャー。
食べてはいけない食材を落としたら大変!包丁や調理ハサミなど危険なものを落としてしまう可能性もゼロではないため、キッチンには入れないようにゲートを設置しています。
このゲートがあることで私も安心ですし、愛犬もキッチンで何か落としても食べられないと諦めています。
ご家庭によって危ないなと思う場所がそれぞれあるかと思います。未然に防げる対策としてゲートの設置をおすすめします。