この記事の内容はこんな感じ
子犬の歯磨はいつから?
犬の永久歯は全部で42本です。
生後4カ月ごろから乳歯が抜けて永久歯が生え始めますので、通常は生後7カ月頃までに生え替わります。
一般的に家庭に迎え入れる子犬は3ヶ月程度なので、永久歯が生えそろうまでただ待っているよりも、できるだけ早いうちから歯磨きという行為に慣れさせると良いでしょう。
子犬の歯磨きの頻度はどれくらいがベスト?
食べカスが歯垢・歯石になるのは2~5日と言われています。
理想は毎日歯磨きを行うことですが、忙しい中毎日丁寧に時間をかけて行うのは難しいところですが、最低限週1~3回程度の歯磨きでも十分です。
要は回数より質。回数が少ない分、愛情と時間を掛けて丁寧に食べかすを落としていきましょう。
歯垢は日頃の歯磨きで取り除けますが、歯石に変化すると全身麻酔での処置が必要になるので、愛犬にとっても負担となります。

子犬の頃から習慣づけることが健康と長生きの秘訣です。
フードは、ウェットタイプのドッグフードは食べかすが歯に付きやすく、落ちにくいので、出来ればドライタイプのドッグフードを与えるようにしましょう。
食べても固いものを噛むので、溜まった食べかすが落ちる効果があるためです。
子犬の歯磨き手順
1.歯磨きアイテムの準備
歯ブラシ
愛犬の口の大きさに合わせた柔らかめのものを選びましょう。
いろいろ試していく中で使いやすさなど、お気に入りのアイテムに出会えると思いますので、最初は様々な種類をためしてみると良いかもしれません。
子犬用歯ブラシも売っています。
歯磨きシート
歯ブラシが苦手な子犬には、初めはシート状のものを使用すると良いです。
飼指に巻き付けて使うので、奥も磨きやすいです。また、歯磨きに慣らすために使用する方も多いです。
歯みがき粉
好きなフレーバーだと、おやつと勘違いして尻尾振ってよってきますよ♪
色々使用した中で、一番反応がよかったののはこれ↓コスパもよし。
2.愛犬を抱っこして落ち着かせましょう。

3.口を開けて、どの歯が汚れているかチェック。

4.実際に磨きましょう。
「犬歯」と「後臼歯」、「歯と歯の間」「歯と歯肉」の間は特に要注意です。
※ゴシゴシこするのではなく、ソフトに歯茎を痛めないように動かすイメージ。
画像引用元:http://www.ishido-ah.com/index.html
5.上手に出来たらたくさん褒めましょう。
犬は褒められて育ち、学び、我慢する生き物です。歯磨きの途中で適宜休憩を挟み、歯磨きを楽しいことと思わせることが大切なポイントです。
犬の歯みがきの参考動画
子犬の歯磨き 嫌がるこにはこんな風にやってみて
基本的に犬は歯磨きが嫌いです。嫌がって飼い主を噛むこも多いです。
しかし、そこで無理に口をこじ開けたり、無理に口に手を突っ込んだりすれば、今後一切口を触らせてくれなくなってしまいます。
嫌がるこには無理にしない、これが鉄則です。
では、どのように食べかすや歯垢を取り除くのかというと、
といった取組が大切になってきます。
しかし、どのこも、根気強く歯磨きに慣れさせれば、出来るようになるもの。諦める前に試して頂きたいのは、
といったことです。
何ヶ月もかかると思いますが、歯石ができないようにするために諦めずに続けましょう。
子犬用歯磨き おすすめ安全ガム4種の紹介
歯みがきをしない日や朝ごはん時の食後に、食べさせるといいですね。
グリニーズは歯みがきガムで有名な商品です。※対象は1.3kg以上んおで6ヶ月以降です。
小麦などの炭水化物が入っているので、アレルギーが心配されるこには控えましょう。
自然派向きの植物原料100%歯磨きガムです。
与える時期は獣医さんと相談して決めることをオススメ。基本的には、おやつ感覚で1日1枚です。
子犬用おすすめ歯ブラシ4種
さて、次は子犬にも負担の少ない歯ブラシ厳選4種類をご紹介します。愛犬の大きさや性格、口の大きさなどを考慮して購入して頂ければと思います。
360度ブラシ毛が付いているので、どんな体勢でも楽々歯磨きが出来ます。
約2万本の超極細毛が食べかすも歯垢もしっかり落とします。
研磨剤配合のデンタルシート。歯垢がしっかり落とせます。
歯に付着した食べかすや固くなった歯垢を取り除駆ことが出来ます。
ブラシ部が柄に対して15度傾斜しているので操作性が良く、磨きやすい仕様になっています。
まとめ
犬の歯磨きを始めるのは、早ければ早いほうが良いです。
家に迎え入れたらすぐ、遊びの一環、スキンシップの一環として、歯ブラシに慣れさせることから始めましょう。