犬猫の換毛期は1年に2回、春と秋にあります。
いつも以上に毛が抜ける時期で、飼い主さんも大変な時期ですよね。
我が家も、掃除機をかけたにもかかわらず直後にフワ~ッとした抜け毛を見つけます…仕方ないですね。
毛が抜け落ちる前に、ブラッシングで取ってしまうと掃除もだいぶラクになります。
また、ブラシによって、毛の取り具合や毛艶が全然違ってきます。
今回は売れている人気のブラシをご紹介します。
愛犬、愛猫に合ったブラシが見つかると嬉しいです。
ブラッシングの必要性
皮膚、被毛の健康
マッサージ効果で血流がよくなり、皮膚の健康も保ちます。
抜けた毛がブラッシングをせずに、いつまでも付いたままになると、風通りが悪くなり、フケやゴミや湿気もたまりやすくなり、皮膚病の原因にもなります。
抜けた毛をなるべく早くブラシで取り除いてあげることで、今の被毛を美しく保つことができるのです。
病気予防
特に猫は毛球症に気を付けなければなりません。
抜け毛を毛づくろいし、体内に取り込んでしまいます。
毛玉で吐いたり、便と一緒に体外に出したりしますが、取り込む量が多かったりすると体内に毛が残ったままの状態になり、毛球症になるのです。
ブラッシングは毛球症の大きな予防になります。
また、定期的なブラッシングは、愛犬愛猫の皮膚の異常をいち早く見つけることが出来ます。
毛に覆われているので、しっかりとブラッシングをしないとなかなか皮膚の状態を見ることは難しいですね。
コミュニケーション
ブラッシングは、飼い主さんとの大切なコミュニケーションのひとつです。
気持ちいいね~などと声をかけながらゆっくりブラッシングすると、愛犬愛猫もとてもリラックスできます。
特にブラシが必要なのは長毛種
ブラッシングを怠ると、脇の下やお腹の毛が絡まって毛玉になり、とかせなくなってしまうと毛玉ごと切り取るしかありません。
便がお尻の毛にくっついて取れず、そのまま毛玉になってしまうこともあります。
特に長毛猫、長毛犬は毛玉になりやすいので定期的なブラッシングが必要です。
毛をとかすブラシと艶を出すブラシは違う
毛をとかし抜け毛が落ちるのを防ぐのと、毛の艶を出すようのブラシは、同じブラシでも全く異なる形状と役割をしています。
「コーム」と言われるくし形のものや、「獣毛ブラシ」といって主としてブタの毛がびっしりと植え込まれたブラシなどは、艶を出したり、最後の毛並みを整えるために使います。
長毛種は、両方とも持っておくといいですね。
今回は毛をとかすブラシをご紹介します。
人気の犬猫用ブラシ
スタンド型 FelineBees スタイリッシュ ペットブラシ
日経新聞やNewsPicksなど多数のメディアに掲載された「FelineBeesスタンド型ブラシ」です。
Amazonでも猫用ブラシ10位(2024年3月現在)の商品です。
耳や前足、顔の細かい部分までケアできる小さいヘッドが特徴で、短毛~長毛の小型犬と猫の毛取りに最適です。
ブラッシング後も手入れが簡単なので、ワンプッシュで抜け毛を除去できます。
ブラシの1本ずつが太く短くなっているため、毛を逃がしにくくなっています。
まるごと水洗いできて、スタンドに戻すだけで衛生的に保管できます。
ブラシの重さは約96g(スタンド込みで約120g)
ヘッド部分は8.5㎝、取っ手部分の長さ11㎝です。
マンダリンオレンジ、サファイヤブルー、モスグリーンの3色です。
SanMori ペット用ブラシ
可愛い猫の足の形をしたブラシで、犬猫、短毛~長毛犬、短毛~長毛猫に使用できるブラシです。
こちらはAmazon犬用ブラシ1位のベストセラー商品です(2024年3月現在)。
60°に曲がったステンレス針は、ペットの毛をキャッチしやすく長期間使用しても変形しません。取った抜け毛は押すだけで簡単に取り除く「ワンクリック脱毛」です。
ブラシの先はプラスチック製の丸頭ニードル ビーズ デザイン。ペットの安全のために設計されており、皮膚を保護します。
ハンドル部分は天然ゴム素材で滑りにくく、大きめで持ちやすくなっています。
【商品色】:グレー
【製品素材】:プラスチック+ステンレス鋼
【製品重量】:200g
レビューでは、ハンドルが持ちやすい大きさ、犬や猫が気持ちよさそうにブラッシングをさせてくれる、抜け毛の処理がラクだったなどの高評価がありました。
SanMori ペット用ブラシ 痛くない ペット ブラシ 長毛 ブラシ 短毛 スリッカーブラシ 猫 ブラシ 長毛種・短...
ペキュート[Pecute] カーブ ブラシ
Amazon猫用ブラシ4位(2024年3月現在)のブラシです。
刃が付いているので、「シングルコート種及びアンダーコートのない犬種·猫種にはご使用いただけません。」となっています。
カーブが特徴のこちらのブラシは、「もっと早く買えばよかった」などと非常に評価も高い商品です。
ブラシの部分がカーブになっているので、身体にフィットしやすく、ブラシの両サイドもしっかりと毛をキャッチしてくれます。
握りやすく滑りにくいグリップにもなっています。
また、ワンプッシュボタンで、取り除いたムダ毛を片手でポイッと捨てられるのも嬉しいポイントですね。
また、一年メーカー保証が付いています。
サイズ | カラー | 刃幅 | 適正 |
S | グリーン、ピンク | 4.6cm | 猫 |
M | グリーン、ピンク | 7.6cm | 長毛猫、小型犬 |
L | グリーン、ピンク | 10cm | 中型犬、大型犬 |
注意事項として、「シングルコート種及びアンダーコートのない犬種·猫種には使用できません。皮膚の弱い部分、皮膚がデリケートなペットには使用をお控えください。」との記載があります。
また、たくさん抜けるのでブラッシングのしすぎに注意とレビューしてる方も多かったです。
ブラシ部分が金属なので、力を入れずに優しくゆっくりブラッシングしないと皮膚を傷つけてしまう恐れがあるので注意しましょう。
aumuca(アウムカ) ペット用ブラシ 【ワンプッシュ式!】
こちらの商品は、ワンちゃんにもネコちゃんにも人気の商品です。Amazon猫用ブラシ1位のベストセラー商品になっています(2024年3月現在)。
中毛~長毛犬、中毛~長毛猫に使用できるブラシです。トリートメント、マッ サージ、抜け毛取り、シャワーなど、様々なシーンで大活躍してくれます。
ステンレス製のブラシが密集して、抜け毛やホコリなどがラクに取れ、毛もつれも軽減します。
ブラシ先端部分が丸形加工となっており、肌に優しく、ペットの皮膚を傷つける心配がありません。
柄は人体工学のデザインを採用しているため、操作が簡単で初心者にもすぐに使えます。
また、ワンタッチ抜け毛除去機能を搭載。柄のボタンを押して、抜けた毛を完全に押し出すのでお手入れが楽です。
ストラップが付いているので、吊り下げ収納ができます。
上質なABS、ステンレスと合成ゴム(TPR)で作られており、無毒低臭で安全にご利用いただけます。環境ホルモンやアレルギー物質を含まない素材を採用しており、妊婦さんや乳幼児がいる家庭にもおすすめです。
ブラッシングを嫌がる子がコレは嫌がらなかった、毛離れがいい、面が大きくて使いやすいなどのレビューがありました。
カラーはブリーン、ホワイト、パープルの3色です(カラーによって値段が異なるようです)
ハリオ (HARIO) ペットのブラシ グルッテ ハード
シリコーンゴム製ラバーブラシです。
ブラシ部分が金属ではないので、子犬、肌が弱い子やブラッシング中に激しく動いてしまう子、力を入れてブラッシングしてしまう飼い主さんには特にオススメです。
肌を傷つけずにしっかり抜け毛を取ります。
ブラシ面の裏のスポンジ面(肉球柄)は、服やソファー、絨毯などに付いてしまった抜け毛を掃除できます。
- 本体サイズ (幅X奥行X高さ) :7.3×14.8×3cm
- 本体重量:0.04kg
- 原産国:日本
日本製というところも安心ですね。
ブラシはオフホワイト、ブルーです。
ペティオ (Petio) プレシャンテ ハードスリッカーブラシ 短毛犬・短毛猫用
こちらのブラシはAmazon犬用ブラシランキング4位(2024年3月現在)の商品です。
短い毛のワンちゃんネコちゃん用です。
皮膚にやさしい先丸コーティングで、抜け毛取りと、もつれ毛・毛玉をとくほぐします。
ウレタンクッション部分が肌への当たりを軽減してくれます。
サイズはS~L。
サイズ | 本体サイズ (幅X奥行X高さ) | 本体重量 |
S | 3.4×8×20.5cm | 0.04kg |
M | 3.5×10×20.5cm | 0.06kg |
L | 3.8×15×20.5cm | 0.07kg |
Sサイズはとても小さいので、小さい子やブラッシングが苦手な子、細かい部分をしっかりブラシしたい時などオススメです。
こちらの商品は短毛犬・短毛猫ですが、長毛犬・長毛猫用もありますので、愛犬愛猫に合ったブラシを選んで下さい。
ペティオ (Petio) プレシャンテ ラバーブラシ ペット用
短毛犬、長毛犬、短毛猫、長毛猫が対象になっていますが、猫用というのも別で販売されています。
やわらかなラバーが持ちやすく、やさしくなでながら抜け毛取りとマッサージができます。
女性でも片手ですっぽりと収まるくらいの大きさで、弾力があるラバーなので、犬猫の皮膚にフィットしやすそうですね。
シャンプーブラシとしても使えます。
- 本体サイズ (幅X奥行X高さ) :3.8×10×20cm
- 本体重量:0.49kg
- 原産国:日本
愛犬愛猫に合ったブラシを見つけて、定期的にブラッシングを
今はたくさんの種類のブラシが販売されていて嬉しい反面、選ぶのがとても難しいですよね。
実際、ブラシ難民は多いと思います。
いくつもブラシを持っているのに、ピンとくるものは一つもない。何度買い替えても満足するブラシに出会えない…
そんな飼い主さん少なくないですよね。
愛犬愛猫に合うブラシが見つかると、より効率よく毛が取れますし、お互いブラッシングの時間が楽しくなると思います。
相性の合うブラシが見つかりますように。