暑くなると、愛犬愛猫が熱中症にならないように対策をしますよね。
今日はエアコンつけた方がいいかな…お散歩は何時頃行けばいいかな…飼い主さんは色々と考えますね。
今回はそんな熱中症対策に便利な「熱中症週間予報」と「犬のおさんぽ予報」をご紹介します。
犬と猫の「熱中症週間予報」
犬と猫の「熱中症週間予報」(アニコム)
ペット保険のアニコム損保が、犬と猫それぞれの熱中症週間予報の配信をしています。
以下のアニコムのInstagram、Facebook、Twitter、LINEでチェックできます。
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気象予報士と獣医師の資格を持つ鈴木勝博さんとアニコムが独自に開発した熱中症指標をもとに、毎年作成しています。
犬の予報は2013年に、猫の予報は2022年にスタートしました。
2023年の配信は4月28日(金)~9月28日(木)の期間です。
それぞれの体高や代謝などを考慮した指標と1週間分の気象予報から、全国主要10都市の熱中症注意レベルを「やや注意」「注意」「警戒」「厳重警戒」の4段階に分け、それぞれ犬と猫のイラストで表示されています。
アニコムのサイト内記事では昨年の熱中症の診療件数が月別で見られるグラフがあります。
7~8月の真夏がピークを迎えますが、4~5月から熱中症の件数が急増しています。
湿度の高い梅雨時期も件数が多いですね。
犬に比べて猫の方が暑さに強く、屋内で過ごすことが多いですが、エアコンの付け忘れや直射日光による体温上昇で熱中症の危険があります。
また、熱中症にかかった時の費用も出ています。
電気代も上がり、エアコン代も気になるところではありますが、熱中症は愛犬愛猫の命の危険もあります。診療費も安くありません。
早めに対策したいですね。
犬のおさんぽ予報
お天気総合サイト「お天気ナビゲーター」から「犬のおさんぽ予報」という便利な予報が出ています。
路面温度の予測から、ペットの散歩に適した時間がわかります。
(※地面がアスファルト舗装だった場合の路面温度を気象条件から予測しています)
現在から3時間後までの予報は無料で見られます。
会員になると、最大3日先までの路面温度予想がわかります。
1時間ごとにグラフで確認できるので、お散歩の予定が立てやすいですね。
警戒以上になった時間帯は熱中症、やけど危険が高いので避けましょう。
お天気ナビゲータでは2つのコースがあり、基本的な天気・防災情報がわかる「スタンダードコース」と、専門的な情報や専用のプレミアムな機能まで全て使える「PROコース」があります。
犬のおさんぽ予報はどちらも3日先までの予報が見られます。
熱中症の症状
熱中症の症状はさまざまです。
初期段階で気がつけば軽症で済みますが、重症化すると臓器が機能しなくなり、命にかかわるので、応急処置をして一刻も早く受診しましょう。
- 過度なパンティング
- 体が熱くなる
- 目がとろーんとしている
- 落ち着きがなくなる
- ボーっとしている
- 反応が遅い
- 元気がない
- ぐったりしている
- いつもより呼吸が荒い、心拍数が多い
- よだれが多く出る
- 起き上がろうとしない
- 水を自分から飲みに行かない
- 食欲不振
- 目や口の中が赤い
- 舌が青紫になる
- 嘔吐、下痢
- 吐血、血尿、血便
- 発作、痙攣
- 反応しない
- 意識がなくなる
熱中症の予防対策
- エアコンを活用する
- ひんやりグッズを活用する
- 暑い時間に外に出さない
- 熱中症対策をして散歩
- 車内で留守番をさせない
- 新鮮な水を常に用意する
熱中症は予防できる
犬猫の熱中症は簡単にかかりやすく、重症化しやすいです。
しかし、早めに適切な対策をすることで熱中症は予防ができます。
今回ご紹介した「熱中症週間予報」「犬のおさんぽ予報」なども活用して、元気に夏を乗り切りたいですね。