恥ずかしい…犬の腰振りってどんな意味?【理由・やめさせ方】

愛犬が腰をフリフリしてる姿を目にしたことはありませんか?

人間から見ると、交尾をしているかのような動きなので「恥ずかしいからやめて~」となりますよね。

他の人や犬にも気まずい思いをさせてしまうことも。

相手は犬以外にも人やオモチャなど様々ですし、オスだけではなくメスもこの行動をすることもあるんです。

…実は我が家の犬も避妊手術をした女の子なのに、やるんですよ…。かなり気になっています。

この行動の意味は何でしょう?やめさせる方法もご紹介します。

マウンティング

腰を振る行動は「マウンティング」とよばれるものです。

全ての犬がマウンティングするわけでもありませんし、性別も関係ありません。

マウンティングの動き

前足でしがみついて、腰を振るしぐさです。交尾の時のような動きです。

対象

マウンティングする対象は、犬、人(特に、女性や子どもにしやすいともいわれています。)、人の腕や足、ぬいぐるみ、クッション、毛布、オモチャなど

年齢

多くは生後6か月ごろからマウンティングが始まるといいますが、その前よりする子もいますし、もっと大きくなってからし始める子もいます。

 

マウンティングの理由

上下関係を示す

相手が犬の場合、上下関係を示すためにマウンティングをします。これは本能といってもいいかもしれません。自分の方が強い、上なんだぞとアピールする行為です。

性別は関係なく、同性同士ですることもあります。

本能といえども、やられた犬の飼い主さんから見てもとても気分がいいものではありません。マナーとして、やめさせなければいけませんね。

また、人間にする場合もこの可能性であることも考えられます。(他の理由の場合も)。

発情

「交尾をして子孫を残す」という性的な本能です。オスがメスにして行います。

メスのヒート中の匂いでオスが発情し、性的な行動としてマウンティングすることがあります。

しかし、メスが発情期ではない時にはオスはこの行動はしません。

興奮

犬は突然興奮することがあります。いきなりダッシュで走り回ったり、ぬいぐるみやオモチャを振り回したり。

その延長でぬいぐるみなどにマウンティングしたり、興奮を抑えることが出来ずバランスをとるための行動ともいわれています。

ワタシは多分コレね。おもいっきり遊んだ後にマウンティングするのよ。

真似

他の犬のマウンティングを見て、真似をする場合もあります。

多頭飼いや子犬などに見られることが多いようです。

遊んでほしい、気を引く

飼い主さんや人間に対してマウンティングする場合は、この理由の可能性が高いです。

構ってほしいよ、遊ぼうよ、嬉しいな、などの愛情表現の一つです。

独占したい

対象がおもちゃやぬいぐるみの場合、これは自分の物だ!他には手を出されたくないという独占欲からくるマウンティングです。

飼い主さんや家族に対して行うときも独占欲の場合もあります。

ストレス

雨の日が続いたり、十分な散歩に連れて行けない場合、構ってあげられる時間が足りない場合などストレスを感じている時にします。

思い当たれば、まずはそのストレスを取り除いてあげることが大切です。

暇、時間を持て余す

長時間の留守番や、構ってもらえずやることがない時などにマウンティングする犬もいます。

病気

性器周辺が痒い、痛い、気になることからしていることもあります。泌尿器系などの病気も考えられるので獣医さんに診てもらいましょう。

 

やめさせる必要はある?

マウンティングの理由は様々でしたね。

本能だから仕方ないかなと思ったり、遊びたい、飼い主さんを独占したいなどの嬉しい理由であっても、やめさせないといけないのでしょうか。

マナー問題

犬にしてしまう場合は、やはり相手の飼い主さんはいい気はしませんよね。相手の犬がストレスを感じていることもあります。

どちらにしても品のよい行動とは思われませんし、トラブルの原因にもなります。

また、遊びに来た大事なお客様にしてしまうのは問題です。爪で服やストッキングに穴を開けてしまうことも。

習慣化する

マウンティングは癖になる行動です。

直さなければやってもいいんだと犬が思い、習慣になります。

そうなるとやめさせることが大変になるのです。

マウンティング歴が長ければ長いほど、やめさせるのにも時間がかかります。

ケガの原因

陰部がかぶれたり、化膿したり、傷がつき血が出てしまう子もいるようです。

また無理な体勢からバランスを崩しケガをしたり、腰や足、股関節に負担がかかっているのでヘルニアに繋がる恐れもあります。

 

やめさせる方法

離す

相手が犬や人間の場合は、マウンティングしたらすぐに離します。

興奮しているのでいきなり手を出すと噛まれる場合もありますので注意して下さい。

散歩中などリードをしている時は、リードを引っ張って相手から離します。

飼い主さんにした場合も、無言で犬から距離をとりましょう。しつこい場合は飼い主さんが部屋から出ていきましょう。

繰り返していくうちにマウンティングすると無視される、嫌がられるということを理解します。

オスワリさせる

いつでも飼い主の言うことを聞かせるためにマウンティングしようとしたら、「おすわり」や「ふせ」をさせましょう。

人間との上下関係を示している時にも、主従関係を教えられますし、興奮している場合でも一度冷静にさせるというためにも有効な手段です。

大きな声で興奮して「おすわり!」と何度も言うと、犬は遊んでもらっていると勘違いすることもあるので、いつも通りの声のトーンで指示しましょう。

また、散歩中によくマウンティングする犬にもいいですね。他の犬が近づいてきたら「おすわり」「待て」をさせ、過ぎ去るのを待ちましょう。上手に出来たら褒めてあげるのもお忘れなく。

対象物を片付ける

ぬいぐるみやクッション、おもちゃにマウンティングしたら、片付けていしまいましょう。

去勢手術をする

去勢手術を行うことで性的なホルモンによるマウンティングは抑えられます。

マウンティングが始まる前の生後5~8ヵ月ごろがいいといわれていますが、その子によっての適切な時期を獣医さんと相談して決めましょう。

去勢手術は病気予防にもなるので、もし子孫を望まないのであれければ考えてみてはいかがでしょうか。

しかし、手術をしてもマウンティングをする犬もいます。

去勢前に長くマウンティングをして癖がついてしまっている場合や、ホルモンの影響ではなく、上下関係や気を引くための行動でしたら上記のやめさせる方法も試してみて下さい。

 

マウンティングはやめさせて、いい関係を保ちましょう

色々な理由で犬はマウンティングをすることが分かりましたが、この行為は放っておいていいものではないですね。

本能なら仕方ないか、無理矢理やめさせるのは可哀想と思っている飼い主さんは少なくないと思います。

でも、愛犬が他の犬にマウンティングされたらどの飼い主さんも嫌な気持ちになりますよね。

実際に我が家の愛犬も、犬や人にしていないから別にいいかな~と思うこともありましたが、習慣にさせてはいけないことを知りましたので、家族総出でやめさせます。

愛犬にマウンティングをやめさせようと思ったら、飼い主さん一人だけが頑張るのではなく、家族全員で取り組むことが大事ですね。

マウンティングをしたらみんな嫌なんだ、ダメなんだと愛犬に分かってもらいましょう。

お子様や女性の高い声で何度も「だめだよ~、こら~」などと叱ると、遊んでくれていると勘違いしてもっと興奮してしまう犬もいます。

ひと言で「だめ」や「いけない」と声をかけて、そっけない態度をとるのがいいようですね。

ワンちゃんもやめたくてもやめられない状態になっているかもしれません。

しっかりと飼い主さんがコントロールして、いい関係を保ちたいですね。



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