金魚を長生きさせる飼育法3つ

夏祭の出店で思わずやりたくなる金魚すくい。
「どうせすぐ死んじゃうし・・・」と思うと、心が躍っても手が出ない。
そんな経験、ありませんか?
金魚を長生きさせるにはちょっとしたコツがあり、気をつけるべきところを気をつければ、出店ですくった金魚だって長生きします。

金魚画像引用元:http://jp.pinterest.com/

ポイントは3つ。
水槽の大きさと金魚の数、餌の量、そしてカルキ抜き。
これだけで、私は10年飼育しました。

筆者は夏祭の出店で買った金魚を、最長で10年育てたことがありますが、初めに10匹ほどもらってきたときはパタパタと死んでしまい、生き残った3匹が10年生きたのです。

死んでしまったあと、次ははじめから3匹だけをもらって同じように飼ってみたら、次は9年生きました。ひとつの水槽に入れていい金魚の数とは、意外と少ないもので、卓上に置ける水槽でしたら、3匹が一番ちょうどいいのです。

餌は多すぎると金魚が食べ残して水質が低下するので、常に少なめに、意外としなくて良いのがカルキ抜きです。
これだけで10年生きますよ。ウソのようでホントの話。
水温調節とか、水草の維持とか、めんどくさい話は抜きにして、脱力して飼育しましょう!
今年の夏祭で金魚を見かけたら、きっとすくいたくなるはず♡

 

1. 
水槽の大きさと
金魚の数はバランスよく

水槽の大きさは、たとえば30 cm x 40 cm x 30 cm くらいでしたら、最高でも3匹までにしましょう。
実際にやってみるとかなり広く感じられて、「もっと金魚入れてもいいんじゃない?」という気になってしまいがちですが、それだとダメなんです。
実際にやってみると意外と動き回るので、想像よりも広いスペースが要ることがわかると思います。
過密な環境で育てると、他の環境条件がよくても簡単にストレスを感じてしまいますし、病気にもなりやすくなってしまいます。
なるべくストレスを感じない環境で育てる、これは「ご長寿金魚」を育てるために一番大切なことです。

金魚画像引用元:http://jp.pinterest.com/


2.

餌の量は少なめに

まるまるした金魚って可愛いですよね。
餌をやるとパクパクする仕草がかわいくて、たくさんあげたくなる気持ちはよーく分かりますが、そこはぐっとこらえましょう。
餌は残されると水質が低下して、水換えを頻繁にしなければいけませんし、金魚にとってもブクブク太るのは決して健康によくありません。
他の生き物と同じで、太るにしてもほどほどにしないと、それも短命の要因になってしまいます。
ギリギリ足りるか足りないか、それくらいがちょうどいいのです。よく観察して、金魚の食べっぷりを見てさじ加減を決めてあげてください。

金魚の餌画像引用元:http://www.petoffice.co.jp/


3.

実は不要なカルキ抜き

水槽の水を交換する際、水道水に含まれるカルキを抜くために、あらかじめバケツに水をくんでおいて一晩放置してから水をかえてあげる・・・というのが定番化している金魚の水換え。
これ、意外と面倒ですよね。

水をくんだバケツを屋外に置いておけば落ち葉や虫が入ってしまいますし、屋内に置いておけばホコリや髪の毛なんかが入ってしまったこともありました。

金魚画像引用元:http://jp.pinterest.com/

実はそんな面倒なことをしなくても、カルキ抜きって不要なんです。
カルキは勝手に抜けていくので、金魚がカルキに晒されてしまうのは一晩だけ。
常にさらされてしまうわけではありませんし、そもそも猛毒ではありませんから意外と大丈夫なのです。
実際にご長寿金魚を飼育する筆者の友人も、そのまた友人も、カルキ抜きはしたことがないと明言していました。

 

まとめ

ペットを飼いたいけど犬も猫も難しいという方に、金魚は強い味方です。
夏祭の出店で金魚すくいをみかけたら、今年は迷わず挑戦してみてはいかがでしょう。会話はできないけれど、長く一緒に居れば愛着がわいて家族も同然になるのはどのペットも同じ。
愛情に応えるように長生きしてくれるかもしれません。

この記事が気に入ったらシェアしよう!