犬の歯磨きどうしてる?【歯磨きのやり方、頻度、慣れさせ方】

犬の歯の健康を守るために、重要な歯磨き。

分かってはいるけど、愛犬が嫌がる…、なかなか慣れてくれない、やり方が分からない…色々な理由があると思います。

今回は歯磨きが出来るようになるための方法、やり方をご紹介します。

まずは出来るところからやってみましょう。

将来歯磨き好きのワンちゃんになることだってありますよ。

口内環境を整えて、長く元気に一緒に過ごしたいですね。

歯磨きは大切

ひと昔前には、人間でもないのに、犬に歯磨きだなんてやりすぎと思われていました。

しかし、犬も人間と同じように歯周病や口臭、虫歯になります。

歯周病がさらに進行すると、菌が繁殖して目の下に穴が開いたり、顎を骨折したり、内臓疾患につながることも珍しくありません。

歯垢は日頃の歯磨きで取り除けますが、歯石に変化すると全身麻酔での処置が必要になります。

愛犬の体への大きな負担となり、飼い主さんにとっては費用負担がのしかかってきます。

歯磨きを習慣づけて、口内環境を良くすることは愛犬の健康と長生きの秘訣になります。

歯磨きの頻度

食べカスが歯垢・歯石になるのは2~5日と言われています。

理想は1日1回、毎日歯磨きを行うことです。

しかし、なかなか毎日丁寧に時間をかけて行うのは難しいので、週1~3回程度の歯磨きでも十分です。

回数が少ない分、愛情と時間を掛けて丁寧に食べかすを落としていきましょう。

子犬は、生後4カ月ごろから乳歯が抜けて永久歯が生え始めます。

通常は生後7カ月頃までに生え替わりますが、永久歯が生えそろうまで何もせず待っているよりも、歯磨きという行動を慣れさせておくといいですね。

歯磨きを慣れさせるために

では今日から愛犬への歯磨きをさせよう!と飼い主さんが意気込んでも、すぐに口を開けて大人しく歯磨きさせてくれるワンちゃんはいません。

歯ブラシという異物を口の中に入れられるのも犬からしてみたら恐怖ですよね。

最初に「怖い、嫌だ!」と感じてしまうと、その後習慣化させるのに時間がかかってしまいます。

そのために歯磨きを挑戦する前に、やっておくといいことをご紹介します。

口の周りを触れて慣れさせる

母親が子を叱るときに口の周り部分を咥えることから、犬にとっては口の周りを触る=優位性を確認する行為として本能的に認識しています。

そのため、口の周りを触られることを嫌がる犬が多いのです。

そこで、毎日愛犬の口の周りを触って触られることを慣れさせましょう!

最初は数秒、次は何十秒と触る時間をどんどん増やしていくと良いですね。

口の中に指を入れて慣れさせる

口の周りを触れると同様に口の中に指が入ってきても、嫌がったり噛んだりしないように慣れさせましょう。

最初は、遊びの延長で指を入れたら出すを繰り返してください。段々慣れていくかと思います。

指を入れられることに慣れたら、次のステップはガーゼなどを指に巻いて歯を撫でてみましょう。

お腹あたりを撫でながらリラックスした状態で行うといいですね。

嫌がったら、いったんやめましょう。

歯ブラシに慣れさせる

怖がりな犬は歯ブラシを見せただけで逃げ回ってしまうかもしれません。

まずは、「これは安全だよ、怖くないよ~」と、歯ブラシの臭いを思う存分嗅がせてあげましょう。

嗅がせたあとは、口に歯ブラシを入れてみて、口の中にいれても平気な様子だったら、奥歯や前歯、外側や内側など歯ブラシを口の中で動かして慣れさせましょう。

最近では、味付きや臭い付きの犬用歯磨き粉があるので、それを活用して歯ブラシに対して興味を持たせる方法もいいかもしれません。

歯磨きの上手な方法

歯ブラシに慣れてきたら実際に歯磨きをしてみましょう!

①口元を支え、歯ブラシを口の中に入れます。

②基本45度の角度をつけあて、歯と歯茎の間の溝に毛先を入れるイメージで。

③まずは前歯の外側からゆっくりやさしくブラシをあて動かします。

④前歯が終わったら、ゆっくりと奥の歯に向かって移動します。

⑤外側が終わったら、次は内側を、同様にやさしく磨いていきます。

⑥歯磨きが終わったらご褒美としておやつを与えてあげましょう。

「歯磨き=楽しいこと」と愛犬にイメージ付けをさせることが大事です。

無理に歯磨きしない

早く慣れてほしいと頑張る飼い主さんほど、やりがちです。

犬が嫌がったら無理せずにいったんやめましょう。

「歯磨き=無理矢理やらされるもの、嫌なこと、恐怖、不快」というイメージを犬がもつと、毎回歯磨きの時間が苦痛になってしまいます。

愛犬にとっても飼い主さんにとっても非常にストレスがかかります。

犬がどうしても嫌がるときには、時間や日を改めたり、おやつやご褒美を変更したりして改めてチャレンジしましょう。

歯に良い習慣

毎日与える食事によっても、歯垢の付着度が異なります。

ドッグフードのドライタイプは歯垢の付着率は低く、柔らかいウェットタイプは付着度が高いです。

また甘いものや人間が食べる加工品やお菓子なども虫歯の原因になりますので与えるのはやめましょう。

また、布製おもちゃを引っ張りっこして遊ぶ時にかるく歯をこすってあげたり、硬いおもちゃを噛んだりすることも歯垢を取る効果があります。

歯磨きガムも販売されているので、オヤツ代わりにあげるのもいいですね。

愛犬の歯と歯茎の間に歯垢(黄白色)が溜まっているのが見られたら、かならず歯磨きをしてくださいね。

楽しい歯磨きで元気に長生き

犬に歯磨きを慣れさせるのはハードルが高いですよね。

途中で挫折してしまう飼い主さんも多いようです。

しかし、上手な歯磨きで愛犬の健康寿命が延びると考えると頑張りたいところですよね。

数か月、1年と長い時間をかけて歯磨きを習慣づけると考えてもいいと思います。

簡単にいかないのが現実ですもんね。

歯磨きがまだ上手にできなくても、口内ケアグッズなどを使いつつ諦めずに練習していくことは何もケアしないよりずっと良いんです。

遅いことはないので、ぜひ今日からやってみましょう。

無理はせずに、気長に頑張ればできるようになります。

もし愛犬に歯石を見つけた場合は、無理に歯石を取ろうとせずに動物病院に相談しましょう。

 

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