「猫はキレイに身体舐めてるけどシャンプーはした方がいいのかな?」と疑問に思ったことありませんか。
我が家の長毛種はただでさえ神経質で、ちょっとした変化などに敏感なのに「シャンプーなんてストレスでかわいそうかも」とも思っていましたが、時期によっては長毛種は毛玉をよく吐きますし、シャンプーして毛をさっぱりさせた方がいいのかも?とも思っていました。
ですが猫は長毛種だけシャンプーが必要です。
短毛種にシャンプーするのは自由ですが、衛生的にはそこまで必要はないようです。
今回は長毛種の猫にシャンプーが必要な理由と、嫌がる猫にシャンプーをする方法などおすすめの猫用シャンプーもご紹介します。
短毛種がシャンプーする必要がない理由
動物にはそもそも、自分の体をキレイに保つ能力があり、それは健康を保つために必要なことだからです。
猫の“毛づくろい”は舐めることですが、例えば食事のあとは口周りを舐めて食べかすを取り、ヒゲは舐めた前足でこすります。
その後顔全体も舐めた前足でこすり、さらに体中も舐めてきれいにし、排出のあともお尻まわりをきれいに舐めます。
舌の表面にあるザラザラの突起が、しつこい汚れも取ってくれるのです。
この方法で猫は代々、体の清潔を保ってきました。
ところが人類は毛の長い品種を作りだし、でも猫の“毛づくろい”方法と能力は昔のままで変わりません。
長毛種であっても、短毛種と同じ方法で毛づくろいするわけで、それでは「間に合わない」のです。
長毛種の毛は、本来の猫の毛づくろいのキャパシティを越えた状態だと考えてください。
長毛種は自分でやる“毛づくろい”だけでは、皮膚や毛の状態をベストに保つことは難しいのです。
よって長毛種には定期的なシャンプーが必要となり、短毛種にはシャンプーが必要ないのです。
嫌がる猫、暴れる猫のシャンプーのやりかた
我が家が飼っている長毛種は、シャンプーが大キライ。。
ですが幸い攻撃はしてこないので、そこまで苦労はしていません。
一番たいへんなのは、猫は臆病なので怖いと攻撃してくることです(引っかかれたりなど)。
今回は人馴れしていない、攻撃してくるなどのシャンプー嫌いな猫ちゃんを洗う方法をご紹介します。
用意するもの
引っかかれたり逃げられたりしないよう、洗濯ネットを使って洗います。
洗い方は、こちらの保護猫活動をしている方の、インスタがとても分かりやすくオススメです。↓↓
通常のペットシャンプーは、3、4適ほど垂らしお湯で薄めますが、桶があるとシャワーの勢いで泡立つからとても便利です。
その泡を使って洗ってあげるといいですね。
またシャワー慣れしている子は、桶があるとその中で気持ちよさそうにお風呂のように浸かる子もいます。
この桶は使わないときに折りたためるので、収納に困らずおすすめです。
シャンプーは、人間のものは使用しないでください。
猫の皮膚は人間よりも薄く、刺激に弱いため必ずペット専用シャンプーを使用してください。
猫のシャンプーの頻度ってどのくらい?
完全室内外で、特異体質ではない(皮脂が多く臭いやすいなど)場合は、3~4ヶ月に1度程度で問題ありません。
我家では、季節の変わり目に洗っています。
猫におすすめのシャンプー
ではAmazonで人気の猫用シャンプーをランキング順でご紹介します!
フジタ製薬 薬用酢酸クロルヘキシジンシャンプー 犬猫用 200g(医薬部外品)
我が家の猫たちもこのシャンプーを現在使用していますが、強すぎない香りで洗い上がりふんわりします。
お値段も安いですし、獣医師推奨商品なので選びました。
商品特徴
本体重量 | 200g |
対応ペット | 犬猫 |
ノルバサン シャンプー
皮膚・被毛の健康管理に最適な犬・猫シャンプー。
低刺激なので仔犬、子猫にも安心ですね。
主成分、酢酸クロルヘキシジンが、カビや細菌から皮膚・被毛をケアします。
コンディショナー配合により、ふんわりしなやかな仕上がり。
商品特徴
サイズ | 236ml |
ペットの成長段階 | 全成長期 |
対応ペット | 犬猫 |
クイック&リッチ トリートメントインシャンプー 愛猫用 ノンフレグランス
口コミで「ノードライヤーでも乾きが早く、ふわふわになる!」と人気の、猫用シャンプーです。
商品特徴
サイズ | 200ml |
原材料 | 洗浄剤(ヤシ・パーム由来界面活性剤) |
ペットの種類 | 猫 |
どうしてもシャンプーができない猫には
「保護したての人馴れしていない猫で、どうしてもシャワーが難しい、無理!怖い!」という方は、殺菌&消臭効果のある“カンファペット”がおすすめです。
ペットが舐めても安心なので、私はティッシュペーパーにシュシュッと2~3回吹きかけ、汚れているお尻などを吹いてあげています。
また短毛種の猫にも、タオルにふきかけ身体を拭いてあげていて、多岐にわたり色々用途があるのですぐに使い切ってしまいます。
嫌がる猫にドライヤーをかける方法
我が家が実際にやっているのは、まずシャンプー前に必ず脱衣所は必ず閉めておきます(ずぶ濡れの脱走防止)。
お風呂から出たら、脱衣所で逃げ回りながら身体を舐めまくってるので、猫の身体は拘束せずにそのままドライヤーの温風をあて乾かします。
逃げるのと舐めるので忙しそうにしていますが、私は引っかかれたくないのでこのとき一切猫に触りません。
攻撃はしてこないのであれば、少し離れたところからドライヤーをひたすらあて(約20分)、これで大体乾きます。
攻撃してくるのであれば、タオルでなるべく拭き取ってあげ自然乾燥させましょう。
無理矢理にすると、猫にとてもストレスです。
まとめ
今回は
✔長毛種のシャンプーの必要性
✔嫌がる猫のシャンプーの仕方
✔おすすめのシャンプーランキング
✔ドライヤーの仕方
を、お伝えしました。
洗う前にはやや気合が入りますが、猫も家も清潔さを保て被毛をきれいにすることは健康につながりますので、可愛い愛猫のために飼い主さん頑張っていきましょう。