まるで小さなトラ!トイガーの魅力を4つまとめてみた

日本ではペットブームもすっかり定着し、「生活に喜びを与えてくれる大切な存在」として、ペットは家族の一員という意識が当たり前のようになってきました。
その中でも猫は圧倒的な人気ぶり!気まぐれで自分本位、だけど甘え上手。そんなマイペースなところに夢中になってしまう人が後を絶ちません。
これから猫を飼いたいと思っている人の中には、どんな種類の猫を飼おうか迷っていたり、他では見かけない珍しい種類を探している人も多いのではないのでしょうか。
そこでオススメしたいのが、トイガーという猫です。トイガーは海外ではとても人気がある猫で、日本でもテレビで紹介されたりして人気急上昇中なんです。今回はそんなトイガーの魅力を紹介します!

トイガーって?

トイガー(Toyger)は、アメリカ合衆国原産の短毛の品種です。

アメリカでベンガル猫のブリーダーを営んでいたジュディ・サジェンが、「もっと野生的な風貌をした猫を誕生させたい」と考えていたところ、イエネコとベンガルから誕生した子猫の頭部に、普通では見られないスポット模様を発見したことから始まります。

 

そして改良を重ね、トラ模様のニュータイプが誕生したのは1980年代後半のことでした。彼女は野生のトラの保存を呼びかけるため、この珍しい模様の猫を新種として確立しようと決意し、更なる開発が始まったのです。

その後も改良は進んでいて、模様だけでなく体つきや風貌なども、もっとトラに近づくことが期待されています。
トイガーのブリーダーは品種の創始者であるジュディの意思を受け継ぎ、売り上げの一部を野生のトラを保存するための基金へ募金しているようです。
トイガーという名前の由来は、おもちゃ(Toy)のようなトラ(Tiger)からきています。

トラ模様にかなりのこだわりが!

トイガーは「トラらしさ」がなければトイガーといえません。トイガーの被毛は、地色が明るく濃いオレンジ色で、縞は黒ければ黒いほど良いとされます。

模様は円形状かつ、もしくは白いハイライト状の模様が顔と腹部にあり、足、しっぽ、首に輪状模様が入ります。現在も毛の一本一本をゆっくり確実に改良しているところだそうです。(参考サイト:http://thisismanna.blogspot.jp/2011/08/blog-post_4149.html

トイガーの一番の目標は、外見をできるだけトラと一致させることで、耳の形や、がっしりとした顎をどうやったら作れるか、コンピューターでのシミュレーションを用いて日々研究されているそうです。(参考サイト:http://www.konekono-heya.com/syurui/toyger.html

特徴と性格、寿命の目安

トイガーの性格は、ベンガルから派生した品種なのでとても穏やかな性格をしており、活動的で物覚えがよいとされます。家庭のペット用として改良された品種であるため、人や他の動物とも仲良く共生できる猫です。

泣き声もベンガルほど大きくないのでマンションでも飼いやすく、学習能力が高く賢いので、しつけもしやすいそうです。

リードをつけて訓練することもできますし、犬のように投げられたボールを取ってこさせる事を、教えることもできるようになるとか!トイガーの体重は約5kg~10kg程、寿命は他猫種と同じぐらいで10年から15年であると考えられています。

トイガー


飼うときのポイントは?

見た目のワイルドさ同様に、高い身体能力の持ち主です。そのため、高低差のある遊びや広いスペースなど十分な運動ができる飼育環境が必要です。

広いスペースを確保するのが難しい人もいますよね。そんな時はお部屋にキャットタワーなどを設置し、上下運動ができるスペースをつくってあげると良いです。

できるだけ毎日、一緒に遊んであげてください。

トイガー

まとめ

トイガーはまさに「ミニチュアのトラ」でしたね!日本では見れる機会が少ないですが、見かけたらぜひ、美しいトラ模様を見てください。
あまりの可愛さに一目で飼いたいと思ってしまうかもしれませんよ。

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2017.12.01

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