ロシアンブルーってどんな猫?飼い方や性格まとめ

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優雅で上品な見た目のロシアンブルー。

少し繊細なところはありますが、一度、絆をつくれば初めの印象とは違う顔をみせてくれるというとても素敵な猫種です。

今回はロシアンブルーについて、歴史や特徴、性格などをご紹介したいと思います。

ロシアンブルーには、ブルーの他に違う色があるの?の疑問についても書いています。

大きさや体重、ダブルコートの手入れの仕方もご紹介しているのでぜひ参考にしてもらえればとおもいます。

歴史

ブルーの毛色の猫の起源は、はっきりしていません。

ブルー系の猫は「アーケンジェル・ブルー」と呼ばれていたという記録が残っています。

ロシアの北西部に生息していたブルーの猫を、1860年代に船乗りや商人が貨物船に乗せ「アーケンジェル」という港町からイギリス国内に持ち込んだとされています。

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このロシアンブルーの発祥地とされているアーケンジェルは、北極圏から100kmほどしかいかないような極寒な土地でした。

ロシアンブルーの密集したダブルコートは極寒の土地で生き抜くために必要な利点でもありました。

呼び名の迷走

1875年、ロンドンのクリスタル・パレスで開かれたキャットショーにロシアンブルーは初めて「アーケンジェル・キャット」という名前で出陳されました。

その外観や被毛は現在のロシアンブルーと非常に似ていたと言われています。

ただしその頃は現在のようなグリーンの瞳ではなく黄色の瞳をしていました。

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このブルーの猫たちは、「スパニッシュ・ブルー」「フォーリン・ブルー」「マルチーズ・ブルー」など様々な名前で呼ばれ、1895年には「ブルー」という猫種の名前でキャットショーに参加しています。

「ブルー」という猫種は、最初のうちは「ブリティッシュ・ブルー」のカテゴリーで審査されていましたが、1912年にようやく独立した猫種として認知されショーに参加できるようになりました。

1939年にはロシアンの文字が「ブルー」に付け加えられ「ロシアンブルー」と呼ばれるようになりました。

ヨーロッパ諸国へ広がり世界へ

ヨーロッパ諸国へ紹介されたのちたちまち人気となったロシアンブルーは、その気品ある風貌から「ロシアの皇帝が飼っていた猫の血統を受け継ぐ子孫」と言い伝えられヴィクトリア女王のお気に入りのペットでもありました。

第二次世界大戦後

ロシアンブルーの繁殖は第二次世界大戦まではめざましい発展を遂げましたが、戦争がはじまると他の猫種同様、戦争の打撃を受け絶滅しかけたことがありました。

戦争以降は、イギリスとスカンジナビア諸国の一部ブリーダーにより共同繁殖し絶滅の危機から救われました。

アメリカへ

アメリカに初めてやってきたのは、1900年代初頭のことでした。

当時のアメリカではブルー系の主流は、「コラット」や「ブリティッシュ・ショートヘア」が占めていたので、ロシアンブルーはあまり関心を寄せられることはありませんでした。

1965年ごろから、均一なロシアンブルーを作る努力をし20年以上のブリード結果、現在のような美しいロシアンブルーをつくることに成功しました。

性格

非常に頭のいい猫種として知られています。

ロシアンブルーは見知らぬ人には、非常に警戒心が強くすぐに人を信用するタイプの猫ではありません。

飼い主がロシアンブルーといい関係を築くには、少し時間がかかるかもしれません。

飼い主を家族として受け入れて、精神的な絆を結ぶようになればとても忠実で沢山の愛と献身をささげてくれる素晴らしい伴侶となってくれます。

運動能力の優れた猫でとても活発です。

人間と遊ぶのも好きですが、おもちゃで一人遊びをするのも得意で、高いところも大好き。中には人の肩に乗るのが好きな猫もいます。

その動きは俊敏で、優雅でさえあり、ロシアンブルーは撫でられるのが大好きな猫です。

頭、顎、背中などを撫でてあげると目を細めて喜びます。

特徴

スタンダード(CFAショースタンダードによる)

✔全般
・良いショータイプでは、健康的で筋肉が硬くしっかりしていて敏捷である。


✔頭部
・大きく開いた耳がバランスよく配置されていることが望まれる。
・耳の先端の尖った部分がより開いた角度になるのが理想的。
・耳の先端と先端を真っ直ぐな線で結び、さらに耳の先端と顎先を線で結ぶと逆三角形が作られるが、その三角形の一辺の長さが均等で正三角形になるものが理想的なヘッドタイプ。


✔目
・両目の間隔が広く、離れてついている。
・形は丸く見開いている。
・アイカラーは鮮やかなグリーン。


✔マズル
・スムーズで楔形にそっており、目立ったウイスカーパッドやウイスカーピンチはない。
※ウィスカーパッド・・・ひげ袋のことで猫の口ひげが生えているぷっくりしたふくらみのこと
※ウイスカーピンチ・・・ウィスカーパッドと頬の間にあるくぼみのこと


✔ロシアンスマイル
微笑んでいる印象を与えるロシアンブルー独特な口元は「ロシアンスマイル」と呼ばれていて、優し気で可愛らしく生き生きとした表情を印象付けます。


✔ボディー
・骨格は華奢で長くしっかりしていて、筋肉質。
・輪郭と身のこなしはしなやかで優美。
・外観は円筒形ではない。


✔コート
・短く、密度が濃く細く、ビロードのようです。
・密度が濃いため、ダブルコートが体から立っています。
・柔らかく絹のような手触りです。


✔ボイスレスキャット
・一般的に鳴き声がおとなしく小さいのが特徴で、集合住宅で飼うのに適した猫種と言えます。


なりやすい病気

ロシアンブルーだけが特別かかりやすい病気はなく、純血猫種としては遺伝性疾患が非常に少ない猫として知られています。

ほかの猫種と同様に様々な病気にかかります。

性格的にロシアンブルーはどちらかというと比較的臆病でナーバスな性格ではあるため、精神面でのケアは必要です。

運動量は元々多いロシアンブルーですが、飼育環境により運動不足になった場合には肥満になりやすいので気を付けましょう。

肥満

体内に脂肪がたまりすぎた状態です。

肥満は様々な病気を引き起こす原因になり、ロシアンブルーは成猫の1歳になると基本的にそこから大きくは体重は変わりません。

1歳の頃の体重を基準に体重管理を行いましょう。

猫の場合は家庭でも体脂肪率を測ることができるので、定期的に体脂肪率を測定して肥満の予防に役立ててください。

胴回り(第9肋骨の周囲の長さ)を測ります。
次に脚の長さ(ひざからかかとまでの長さ)を測ります。
胴回りの数値を(A)、脚の長さの数値を(B)として下の表に対応させると体脂肪率がわかります。
目安として体脂肪率が30%以上だと肥満と考えるとよいでしょう。

参考:royalcanin

尿路結石症

尿路結石症とは、腎臓・尿管・膀胱・尿道の中に結石や結晶ができる病気です。

症状
・尿が少ししか出ない、もしくは尿が全く出ない
・トイレでじっとしている
・尿をするとき痛がってなく
・血尿が出る

尿が全く出ない場合は要注意です。

尿道に結石や結晶が詰まってしまって出なくなっていることが多く、これを放置していると、腎臓に負担がかかり、食欲がなくなったり嘔吐がみられたり、命に関わる状態になりかねません。

尿路結石症は性別に関係なくかかりますが、オスは尿道が細長くペニスの辺りでさらに細くなっているので結石が詰まってしまうことが多いです。

尿路結石症が増える傾向にある季節は、冬です。

冬場は寒いため、猫の水分摂取量が減る傾向があり、濃い尿が長い時間膀胱に溜まることになるので、結石ができやすい状態になります。

慢性腎臓病

高齢の猫に多い病気で、慢性的に少しずつ症状が進みます。

症状
・多飲多尿
・食欲不振
・体重減少
・嘔吐
・貧血
・口内炎

腎性高血圧から眼や脳、心血管系に異常をきたす場合もよく見られます。

腎障害が進行し、腎臓から尿への老廃物の排泄がうまくいかなくなると腎不全、さらには尿毒症を引き起こし、最終的には死亡してしまいます。

一度悪くなってしまった腎臓の組織は治療しても元には戻りません。

早期に発見して進行を遅らせるような治療をするのが重要となります。

糖尿病

血糖値を下げるように調節するインスリンの分泌不足や作用不足により高血糖状態が持続し、多飲多尿や脱水、体重減少、後肢の虚弱など、末期には糖尿病性ケトアシドーシスによる食欲不振や衰弱、死亡を引き起こす病気です。

中~高齢で多く発症すると言われています。

一番わかりやすい症状は、明らか多飲多尿です。

今まで以上に、多量に水を飲むようになり尿量も増え、オシッコの色が薄くなるような症状です。

この段階で異変に気付けると治療もスムーズに進むことができますが、放っておくと入院での集中治療が必要になる場合もあります。

早期発見できるよう、多飲多尿が気になったらなるべく早めに受診するようにしましょう。

体重・大きさ

メス 体重:2.5~4.0kg 体高:25~27cm
オス 体重:4.5~5.5Kg 体高:25~27cm

オスはメスより一回りは大きい骨格をしています。

メスはバランスのいいフォーリンタイプで、筋肉質でしなやかです。

寿命

ロシアンブルーは純血猫種としては遺伝性疾患が非常に少ない猫と言われています。

平均寿命12歳位です。

毛色

ブルーのみです。

1本1本の毛の先に「ティッピング」という空気の層が入っていると言われているため、光が当たるとその加減によってシルバーに輝いて見えます。

✔あらゆるところが、均一で明るいブルー。

✔ブルーのより明るいシェードが好まれる。

✔ガードヘアーはくっきりとシルバーのティップがあり、猫にシルバーがかった輝きや、光沢のある外観を与えている。

✔地色とティッピングの間に限定されたコントラストが見えなければならない。

✔タビーのマーキングはない。

※ガードヘア・・・長く、硬い毛で、外側の被毛を形成している毛のこと
※ティッピング・・・根元が白か薄い単色で、毛先が濃い色になっていること
※タビー・・・縞模様のこと

ブルー以外の毛色のロシアンについて

現在は公認されていません。

オーストラリアのブリーダーの中には、ブルー以外の毛色を持つロシアンを繁殖しているブリーダーがいます。

「ロシアンブラック」白い被毛を持った猫
「ロシアンホワイト」黒い被毛を持った猫

ロシアンブルーはブルー以外の毛色は認められないという考え方が主流のため、今後も認定されるかは未定です。

向いている食事

ロシアンブルーは骨格は華奢で長くしっかりしていて、筋肉質と上記でも説明しましたが、この筋肉を維持するには高タンパク質のフードの方が向いています。

ロシアンブルーにおすすめの高タンパクフード↓↓

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手入れ・ケア

耳の手入れ

汚れが少ない場合には2~3週間に1回程度、コットンとイヤーローションを使って軽く拭き取る程度にします。

汚れが溜まりやすい場合には週に1回程度が望ましいですが、耳はデリケートなので気を付けましょう。

抜け毛を取るたには、ブラッシング・ハンドブラッシングがおすすめです。

ブラシでブラッシングする場合には、獣毛ブラシかラバーブラシにします。

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ハンドブラッシングの手順

✔手を水かブラッシングスプレーで湿らせてハンドブラッシングしていきます。
✔猫の尻尾の付け根から頭部に向かって逆毛を立てるように逆撫でします。
✔次に逆方向に頭部から尻尾に向かって撫でていくと、余分な抜け毛がたくさんついていきます。
✔何度か繰り返します。

ハンドブラッシングは、マッサージを兼ねたハンド・グルーミングになります。

シャンプー

シャンプーは身体を清潔にするために必要な手入れではありますが、猫は本来濡れることを嫌うのであまり頻繁にシャンプーするのはストレスになります。

あまり無理をせず、臭いや汚れが気になる場合に適度にする位で問題ありません。

冬場のシャンプーは風邪をひかせないように注意します。

サロン費用

一般的にフルコースで6000円~7000円です。

飼うなら購入より里親になろう

日本でも動物愛護の精神が高まりつつあり、新しい犬を迎えるにあたり保護団体や里親サイトを利用する方も増えています。

新しい命を増やすまえに、いま愛情を必要としている成犬や成猫たちがたくさん待っています。

成犬成猫から飼うという選択肢は、これまで生きてきた環境により性格も様々ですが、保護されている期間にある程度の性格も把握されているため飼いやすいなどのメリットもあります。

12万~22万円位が価格相場のようですが、何十万というお金を出して購入するより、殺される命やお迎えを待っている子を保護しませんか。

保護団体・里親サイト

ペットのおうち:http://www.pet-home.jp/

事情によりペットを飼えなくなってしまった飼い主や、ペットを保護している保護活動者などと、ペットを飼いたい(里親になりたい)と考えている方が交流できる場所が「ペットのおうち」です。

会員登録を行えばすぐに里親募集情報の投稿、里親申し込み(里親応募)、コミュニティの利用が可能です。

まとめ

今回はロシアンブルーの歴史や性格、特徴をご紹介しました。

その他にも、ロシアンホワイトやロシアンブラックについても書いてあります。

手入れ方法やなりやすい病気、寿命や大きさなども解説しているのでぜひ参考にしてもらえればと思います。

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