子犬&成犬に接種させる3大ワクチンの種類・時期・費用について

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感染症から大切な愛犬を守るワクチン接種。

犬がかかりやすい感染症の予防・重症化を防いでくれます。

ドッグランやドッグサロン、宿泊施設などの公共施設に入る条件もワクチンを接種をしているかどうかが基準となり、ペットサロンやペットホテルなどでは、証明書を持っていくところがほとんどです。

今回はワクチンにはどんな種類があるのか、接種する時期や回数、費用、接種後に注意すべき点などをご紹介いたします。

フレブル♂承太郎
ぼくは注射へっちゃらなんだ!

狂犬病ワクチンとは

狂犬病とは、発病するとほぼ100%死にいたる致死性の非常に高い感染症です。

犬のみならず、猫やキツネなどの哺乳類、人間にも感染する可能性があり、その危険性の高さから唯一法律で定められた予防接種で、接種を怠たると罰則を科せられる場合もあります。

summary画像引用元:http://www.vet.kagoshima-u.ac.jp/

狂犬病ワクチンの手続き

犬を迎え入れたら、まずお住まいの市町村窓口または動物病院で、犬の登録・狂犬病予防注射の手続きを済ませましょう。

手続きが済むと、「鑑札」と「注射済票」を交付されます。

この2点は登録された犬、狂犬病予防接種を受けた犬としての証明になるため、大事に保管しておきましょう。

接種スケジュール

・子犬の場合…生後91日以上(約生後3か月)経過したら必ず接種させましょう。
・成犬の場合…1年おきに予防注射を接種させましょう。

大体の接種時期は毎年4~6月。子犬の場合は接種時期は関係なく、毎年予防接種の時期になると各市町村から狂犬病予防接種のハガキが届くようになります。

接種場所

・各市町村が指定する集会所(毎年届くハガキに場所・実施日の記載があります)
・かかりつけの動物病院

狂犬病ワクチンの費用

・初回…犬登録手数料(約3,000円)+狂犬病予防注射・注射済票の交付料(約3,000円)=6,000円

・2度目以降…狂犬病予防注射・注射済票の交付料(約3,000円)

犬の混合ワクチンについて

一度で複数の病気を予防できる混合ワクチン。

何種の混合ワクチンを接種するかは、健康状態や生活環境、犬種を考慮したうえで医師と相談しながら決めましょう。

各病院で扱っている混合ワクチンの種類はさまざまですが、一般的なのは5種〜8種です。

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混合ワクチンの種類

6種混合ワクチン

犬ジステンパー  
犬アデノウイルス(2型)感染症
犬伝染性肝炎
犬パラインフルエンザウイルス感染症
犬パルボウイルス感染症
 コロナウイルス感染症


9種混合ワクチン

上記6種+以下の3種

犬レプトスピラ病(カニコーラ型)
犬レプトスピラ病(イクテロヘモラジー型)
 犬レプトスピラ病(ヘブドマディス型)

接種スケジュール

子犬の場合
1回目(生後42日~60日)
2回目(生後3か月頃)
3回目(生後4か月頃)→年1回の追加接種

成犬の場合(初めての接種)
1回目(その時点)
2回目(約4週間後)
年1回の接種

ここで注意しておきたいのは、混合ワクチン接種はあくまでも「任意」の予防接種だということです。
しかし、感染率の高い疾患をあらかじめ予防できるに越したことはありません。
特に子犬は免疫力が非常に弱いため、5種~6種の混合ワクチン接種を推奨しています。
フレブル♂承太郎
ぼくは毎日散歩にいくから、毎年6種を打っているよ!

ワクチン接種場所

かかりつけの動物病院

混合ワクチンのおおよその費用

・5種~6種混合…約4,000円~7,000円

・7種~9種混合…約7,000円~9,000円

・10種~11種混合…約9,000円~12,000円

※各病院によって値段設定が異なるため、確実な値段を知りたい場合は病院に問い合わせください。

フィラリア予防接種とは

蚊を介して、体に寄生するフィラリア症を予防するワクチン。

フィラリア症にかかると、フィラリアという寄生幼虫が血管を通って心臓に移行し、心臓で成長したフィラリアを取り除かなければ、最悪死に至ってしまいます。

フィラリア予防接種はさまざまな投薬の種類があるため、どの方法を選ぶかは飼い主さん次第です。

フェラリア予防
画像引用元:http://www.chichibuanimalclinic.com/

フィラリア予防接種スケジュールと種類について

犬の体調や病院が推奨している投薬種類などさまざまな状況から、どのタイプを接種させるか医師と相談しながら決めましょう。

注射タイプ
1回の注射で1年間有効

錠剤タイプ
毎月飲ませるタイプ

チュアブルタイプ
毎月飲ませるお肉タイプ。お腹の虫にも駆虫効果あり。

滴下剤タイプ
毎月使うお薬。飲ませるのが大変な子にはおススメ。

ワクチン接種場所

かかりつけの動物病院

フィラリアワクチンのおおよその費用

~5.6kg…約4,000~6000円
~11.3kg…約5,000~10,000円
~22.6kg…約6,000~11,000円

犬の体重やワクチン種類、投与量や病院によって費用が異なります。

確実な値段を知りたい場合は、病院に問い合わせた方がいいでしょう。

ワクチン接種前に既にフィラリアに感染していないかどうか、血液を調べたりする事前検査を受ける必要があるため、ワクチン費用以外にも別途検査費用がかかることがあります。

近年接種方法が変わってきている

追記:2017.10.21

犬の混合ワクチンの接種方法が変わってきています。

海外先進国では、10年以上前から毎年の接種は行われておりません。

犬(猫)ちゃんたちへの混合ワクチンに関しては、以下が現在の結論です。

・接種方法に関して現在、最も信頼され科学的根拠があるのは世界小動物獣医師会(WSAVA)が提示しているワクチネーションガイドラインです。

世界の獣医学の専門家による提言です。これ以外の方法はないと言っても過言ではありません。

常に見直しが行われていますので、過去の提言を採用している病院もあります。
最新版:http://www.wsava.org/guidelines/vaccination-guidelines

・最新版の要約は、以下のとおりです。
 このガイドラインの目的は、副作用を減らし動物に優しい獣医療のため、エビデンスに基づいたワクチネーションを実施するためです。

①ワクチンをコア(ジステンパー、アデノ、パルボ)、ノンコア(レプトスピラ、パラインフルエンザなど)及び非推奨(コロナ)に分類する。
②全ての犬(猫)にコアワクチンを接種する。
③コアワクチンの最終接種を16週齢(4か月齢)以降にする。
④コアワクチン最終接種後4週間以上あけて抗体検査を行う。
状況によりコアワクチンを26週齢から52週齢で再接種を行う。
⑥以降3年以内にコアワクチンを接種しない。
⑦必要に応じて抗体検査を行い動物の状態を検査する。
⑧ノンコアワクチンは、地域の特性に合わせて毎年接種する。
⑨狂犬病ワクチンは、その国の法律に従う。

・以上から、毎年、3年毎の全種類接種という成犬のプログラムは存在しなくなりました。
子犬の時期にしっかりとコアワクチン接種を行えば抗体は長期間持続します。
・抗体検査を行い、抗体がなければ打つ、あれば打たない、事が副作用防止の観点から必要です。

コメント元:安田獣医科医院

まとめ

狂犬病ワクチンは年に1度、法的義務により接種する必要がありますが、混合ワクチン・フィラリア症ワクチンについては、任意接種です。

1つ注意していただきたいのが、さまざまな感染症を予防してくれるワクチンにも、ワクチン接種後稀にアレルギー反応を起こす犬がいます。

ワクチン接種後は1日~2日ほど犬の様子の変化に気を付けましょう。

体調不良が続いたり、突然様子がおかしくなったときはすぐに医師に診てもらうことです。

毎年の予防接種で、愛犬に元気に長生きしてもらいたいですね。

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