愛犬がアレルギーかも?種類・原因・症状・治療費・改善方法など

アレルギー性皮膚炎は、犬にとって一般的な疾病の一つです。

犬は全身を毛で覆われた生き物のため、毛の下にある皮膚の病気は気付きにくく…気付いた時には重度の状態であることが多いです。

専門機関での血液検査によって原因物質(アレルゲン)の特定が可能ですが、アレルゲンによって治療法は異なります。

動物病院でも来院数の多い、アレルギー皮膚炎とはどんな疾病なのか詳しく見てみましょう。

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アレルギー性皮膚炎とは?

アレルギー由来で起こる皮膚炎のことを、アレルギー性皮膚炎と総称しています。

原因は食物アレルギー、接触性皮膚炎、アトピー性皮膚炎の大きく3つに別れます。

このうち1つが原因、ということもあれば組み合わせてのアレルギーというパターンもあります。

アレルギー性皮膚炎の種類と原因

アレルギー性皮膚炎の原因は食物アレルギー、接触性皮膚炎、アトピー性皮膚炎の大きく3つに別れます。

アレルギーの原因物質(アレルゲン)は、人間同様に花粉やハウスダスト、節足動物など多種多様です。

アレルギー検査

血液を専門機関に送る事で、アレルゲン物質を知る事が出来ます。

一般的な検査であるIgE血液検査と、食物アレルギーに特化したリンパ球反応検査との2種類がありますが、どちらで検査するかは病院や獣医師が決めます。

飼い主さんは血液採取のために動物病院へ行くだけで、手続きは全て獣医師が行います。

食べ物の種類別、花粉、ハウスダスト、カビ…など項目は細かく設定されていて、結果も解りやすく表になって送られてきます。

検査結果が出るまで1~3週間ほどかかる場合が多いです。

検査費用

動物病院は自由診療なので病院によって様々です。

おおよそ2~3万が一般的ですが、私は5万という病院も知っているので…検査を検討している場合は必ず病院に確認するようにしてください。

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アレルギー皮膚炎の治療法は?

アレルゲンから出来るだけ遠ざける

食べ物アレルギーなら、その食べ物を避け、違う原材料の食餌に変えます。

最近はアレルギー用の食餌も豊富で、一般的な牛肉の他にチキン、ラム、魚なども多く売っています。

穀物のアレルギーの場合は、とうもろこしや小麦の除去フードを選びます。

花粉などの避けにくいアレルギーの場合は、人間同様空気清浄機を付ける、お散歩の際は服を着せていき帰宅時に脱がし…家に花粉を持ち帰らない、など工夫が必要です。

皮膚の状態を保つ

皮膚炎を起こしている犬は、皮膚のバリア機能が低下しているので、薬用シャンプーなどを利用して皮膚機能を高めてあげることも大事です。

私が働いていた病院では3種類の薬用シャンプーを、症状に合わせて処方していました。

これは薬浴という治療法です。

通常、犬のシャンプー頻度は皮膚の脂を落としすぎないように2週間に1回~月に1回が基本ですが、薬用シャンプーに限っては1、2週間おきのシャンプーとなり、使い方が変わりますので獣医師の指示に必ず従うようにしてください。

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薬を使う

抗ヒスタミン剤、ステロイド剤、抗アレルギー薬など、症状に合わせた処方薬を内服する方法です。

特に痒みが酷い場合、皮膚炎が重度の場合は、まず効果が早い内服から始まり、落ち着いたら薬浴治療(薬用シャンプー)…といった方針が一般的です。

ステロイド剤を使う場合、多くの方が心配の声を挙げます。

獣医師の指示に従わず、内服を辞めてしまう方も少なくありませんが、用法・用量、そして何より内服期間をきっちり守ればステロイドは怖い薬ではありません。

必ず獣医師の指示には従うようにしてください。

動物病院でもインフォームドコンセント(十分な説明を伝えられた上での同意)をとても大事にしています。

疑問に思うこと、不安に思うことがあったら必ず獣医師に確認してください。

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薬に抵抗がある方や、飲んでも改善されない子もいます。

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自宅で出来るアレルギー性皮膚病対策とは

日常を通じて、犬のサインを見逃さない事が一番の予防法です。

患部を噛む・舐める、などの痒みサインを見逃さない事が大事。

シャンプーやブラッシングの際に、皮膚のチェックも欠かさない様にしてください。

発症後はアレルゲンを遠ざけた生活をする

アレルゲンの除去フードを食べさせる、空気清浄機を使う、部屋の掃除をこまめに行う…などの方法です。

そして、必ず獣医師の指示に従った治療を行うこと。

内服薬、薬用シャンプーを使う、など治療法は様々ですが、自分で治療出来ない犬だからこそ飼い主がきちんと指示を守る必要があります。

まとめ

犬の皮膚炎は、毎日の様に患者が来るほど動物病院では一般的な疾病です。

人間と違い、喋る事が出来ず、加減もわからない犬は1日で皮膚炎の場所を掻き壊してしまう事もあります。

皮膚炎には体質も大いに関係しており、投薬や薬浴など長期的な治療が必要になります。

血液検査でアレルギーの原因物質がわかりますので、原因を取り除いた生活を心がける事も大事です。

痒がる、皮膚を噛む、皮膚の匂いがいつもと違うなど、犬はサインを出していますので、毎日チェックすることが一番の予防になるのではないでしょうか。



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