怒ってるニャー!猫が怒っている原因、仕草、接し方など

猫がシャーッとしていると怒っていると分かりやすいですが、他にも実は怒っているというサインを猫は出しています。

今回は猫が怒っている時の仕草や、どんなことに怒るのか、怒ったらどう接すればいいのかをご紹介します。

猫が怒っているときの仕草やサイン

シャーッと声を出す

フーーーッ、シャーーッという声を出すときはかなり怒っています。分かりやすいですね。

攻撃心や恐怖心の表れで、もうこれ以上近寄るな!来るな!むこうに行け!という警告です。一緒に毛も逆立っていることも多いです。

またウゥゥという低く唸っているような声で威嚇することもあります。

瞳孔が開く

日中や明るい場所にいるときには猫の瞳孔は細長い状態ですが、暗い場所でもないのに瞳孔が開いてるのは緊張、恐怖、驚き、怒っている場合です。

猫同士のケンカや病院などに連れて行ったときにも見られる状態です。

耳が倒れる

「イカ耳」と呼ばれるような耳が水平に伏せている状態だったり、反れたりしている場合はイライラしていたり威嚇しています。

後ろに耳がペタンと倒れている場合は恐怖心が強く、自分を守ろうとしている状態です。

膨らんだ尻尾を振る

尻尾が太く大きく膨らんで左右に大きく振っているのも怒っている時のサインのひとつです。尻尾を大きくすることで体を大きく見せて、負けないようにしているのです。驚いたときにも膨らみます。

尻尾を大きく振っているのはイライラした気持ちを表しています。

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猫が怒る理由

一般的に猫が怒りやすい原因をご紹介します。

しかし、同じ行動をしてもその子によって苦手なことが違うので、愛猫が何をされることが嫌いなのかを飼い主さんが知っておくことは大切ですね。

ごはん中に触られる

猫だけでなく、動物は食事中に邪魔されることをとても嫌がります。食事をとられるかもしれないという警戒心と、無防備になっている状況で攻撃されるかもしれないという本能があるのです。

可愛い猫の食事シーンについ触ってしまいたくなるかもしれませんが、ゆっくり安心して食事をさせてあげましょう。

また、多頭買いの場合も食事する場所が近いと安心できません。ある程度の距離を離して、お互いがゆっくり食べられるような環境作りが大事です。

痛みがある

ケガや病気なので身体に痛みや違和感があると、その場所を触ってほしくないため怒ります。

どこが痛いか確認するときには無理矢理ではなく、どの箇所を気にしているか、同じ場所を舐めていないか、動きがおかしくないか、歩き方はいつもと同じかなど、まずは猫の様子をよく観察しましょう。

場所が特定できなくても、いつもと様子が違うようであれば早めに受診しましょう。

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しつこい

基本的に猫はしつこくされるのを嫌がります。好きな遊びや大好きな飼い主さんでも、かまわれたくない時にはそっとしておいてほしいものです。

執拗に撫でられたり、抱き上げられたり、追いかけまわしたりすると怒ります。猫が離れようとしている時には構うのはやめておきましょう。

しっぽを触る 触られたくないところを触られる

猫によっても違いますが、主にしっぽ、耳、足先、ひげ、お腹、肉球は敏感な場所なので、突然触られたりしつこく撫でられることを嫌がります。

お腹を出して寝ている時はリラックス状態ですが、触れられると怒ることもあります。

テリトリーに入られた

特に野良猫や外の猫は、自分の縄張りがあるので、そのテリトリー内にいきなり入って来られると威嚇します。

飼い猫であっても、自分のテリトリーを大事にする子もいます。また、多頭飼いで相手を威嚇することも。相性がよくない場合は、部屋を分けたりある程度離してお互いの猫がストレスにならないような環境を整えてあげましょう。

お気に入りを取られた

自分のお気に入りのオモチャや物を取られると怒ることがあります。

遊んでいる時にでも、咥えているものを取り上げようとすると怒ります。

驚いたとき

猫は突然大きな音がしたり、不意に起こることなどの驚きがとても苦手です。

びっくりした感情が周りの人や猫に八つ当たりのように怒りに変わることがあります。

怒ってる猫にはどうすればいい?

怒っている原因が分かっている場合には、すぐにその原因を取り除いてあげましょう。

そして、なによりも「そっとしておく」のが一番です。

怒った猫は警戒心が強く、興奮しているため、大好きな飼い主さんであっても刺激になります。「ごめんね、ごめんね」と優しい声を出して撫でたとして逆効果です。

猫から離れ、そっとしてあげましょう。落ち着いて猫から近づいてくるまでは、遠くから見守ってあげましょう。

猫のサインを見逃さないで

今回は猫が怒っているサインや嫌がることをご紹介しました。

猫を怒らせないことが一番ですが、怒らせてしまった場合はそっとしておいてあげましょう。飼い主さんは愛猫にとって何が嫌なことか、苦手なのかを把握しておくことが大切です。

また、身体の不調でイライラしたり触られたくない箇所がある場合は早めに動物病院で診てもらいましょう。

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