ペット保険のアニコムから「人気犬種ランキング2025」が発表されました。
2008年から毎年発表されているランキングですが、今年の結果はどうでしょうか。
人気犬種ランキング2025
ランキング | 前年順位 | 犬種 |
1位 | 2位 | MIX犬(体重10kg未満) |
2位 | 1位 | トイ・プードル |
3位 | 3位 | チワワ |
4位 | 4位 | 柴(豆柴含む) |
5位 | 5位 | ミニチュア・ダックスフンド |
1位は体重10kg未満のMIX犬でした。なんと初の首位!
15年連続1位だったトイ・プードルは僅差で2位になりました。
6位~10位の結果です。
6位 | 6位 | ポメラニアン |
7位 | 7位 | ミニチュア・シュナウザー |
8位 | 8位 | フレンチ・ブルドッグ |
9位 | 10位 | マルチーズ |
10位 | 9位 | ヨークシャー・テリア |
3位から8位は昨年と同じ結果でした。
トップ10の中で中型犬は「柴」「フレンチ・ブルドッグ」。小型犬の人気は続いていますね。
11位~20位です。
11位 | 11位 | シー・ズー |
12位 | 12位 | カニーンヘン・ダックスフンド |
13位 | 13位 | ゴールデン・レトリーバー |
14位 | 15位 | ビション・フリーゼ |
15位 | 14位 | パグ |
16位 | 16位 | ウェルシュ・コーギー・ペンブローク |
17位 | 17位 | パピヨン |
18位 | 22位 | ボーダー・コリー |
19位 | 19位 | ジャック・ラッセル・テリア |
20位 | 20位 | ペキニーズ |
19位のボーダー・コリーは一昨年23位、昨年22位、今年18位とランクアップしているので今後も注目したい犬種ですね。
21位 | 23位 | キャバリア・キング・チャールズ・スパニエル |
22位 | 21位 | イタリアン・グレーハウンド |
23位 | 18位 | ラブラドール・レトリーバー |
24位 | 25位 | ミニチュア・ピンシャー |
25位 | 24位 | シェットランド・シープドッグ |
26位 | 28位 | シベリアンハスキー |
27位 | 30位 | スタンダード・プードル |
28位 | 26位 | ボストン・テリア |
29位 | 27位 | ビーグル |
30位 | 29位 | アメリカン・コッカー・スパニエル |
小型犬種が多い中、大型犬も13位ゴールデン・レトリーバー、23位ラブラドール・レトリーバー、26位シベリアンハスキー、27位スタンダード・プードルの4犬種が30位までにランクインしました。
人気のMIX犬
人気上昇中だったMIX犬が今年のランキング1位に輝きました。
さまざまなMIX犬がいますが、その中でも人気の高いのはこちら。(アニコム損保アンケート結果)
割合 | 愛称 | 組み合わせ |
17.1% | マルプー | マルチーズ×トイ・プードル |
8.8% | チワプー | チワワ×トイ・プードル |
8.2% | チワックス | チワワ×ミニチュア・ダックスフンド |
6.2% | ポメプー | ポメラニアン×トイ・プードル |
4.3% | チワポメ | チワワ×ポメラニアン |
4.2% | チワマル | チワワ×マルチーズ |
3.3% | ビションプー | ビション・フリーゼ×トイ・プードル |
3.3% | ペキプー | ペキニーズ×トイ・プードル |
2.2% | シュナプー | ミニチュア・シュナウザー×トイ・プードル |
2.0% | チワペキ | チワワ×ペキニーズ |
1.8% | チワパピ | チワワ×パピヨン |

MIX犬の種類
マルチーズ × トイプードル = マルプー
ふわふわの被毛で毛が抜けにくいのが特徴。
チワワ × トイプードル = チワプー
賢く飼い主に忠実でしつけがしやすい子が多い傾向。
チワワ × ミニチュアダックスド = チワックス
好奇心旺盛で活発、飼い主に従順な性格傾向。
チワワ × マルチーズ = チワマル
陽気で甘えん坊、飼い主に対して愛情深く献身的、番犬気質。
ポメラニアン × トイプードル = ポメプー
快活さと頭の良さをもった犬種。
マルチーズ × ペキニーズ = マルペキ
愛情深く素直で穏やかでマイペースな性格。
ポメラニアン × チワワ = ポメチワ
人懐っこくて甘えん坊。元気で明るく、勇敢な性格の子が多い傾向。
MIX犬の人気の理由
両方の犬種の良さを持ったMIX犬。
どちらかの血を濃く受け継ぐかによっても見た目も性格もだいぶ変わってきますので、お父さん似かお母さん似か、成長が楽しみな部分もあります。
お散歩中やドッグランなどで犬種を聞かれることも多いようで、コミュニケーションも増えて会話も弾みますね。
また純血種に比べ、体が強いともいわれています。
動物には多いことですが、純血種は近親繁殖や系統繁殖が多いので、血統の病気を持ちやすいのです。

小型犬が人気の理由
毎年ランキング上位の小型犬。
どういった理由で小型犬の人気が高いのでしょうか。
犬を飼おうと思った時に見に行くペットショップ、ブリーダーさんなどで、小型犬が多く扱われています。 目にすることが多い分、出会いが多いですよね。
犬種によっても差はありますが、運動量が少ないため、長時間散歩する必要がありません。 そのため、一人暮らしの人や高齢の方などからも人気が高いです。
「小さくて可愛い」これが小型犬の一番の魅力かもしれません。ヒョイっと簡単に抱っこ出来ちゃいます。 老犬になった時のお世話もしやすいでしょう。
広い庭や家でなくても飼いやすいのは大きなポイントですね。 体が小さい分、犬に窮屈な思いをさせずにマンションなどでも飼えるのも人気の理由の一つですね。
小さいサイズのトイレシート、食費、ホテル料金、トリミング料金など、体が小さい分コストの負担も少ないです。 犬種にもよりますが、基本的には大型犬に比べて小型犬の方が寿命は長いといわれています。 アニコム損保の調査では、平均寿命は小型群(体重5~10kg)が14.2歳、超小型群(体重5kg以下)が13.8歳、中型群(体重10~20kg)が13.6歳、大型群(体重20~40kg)が12.5歳、超大型群(体重40kg以上)が10.6歳となっています。 犬を飼うのに人気だけで決めずに、飼育環境などの生活環境や犬の性格や特徴などを考慮してお迎えしてほしいと思います。 しかし、人気の高い犬種にも多くのメリットがあります。 ごはんや、サプリメント、おやつなど、その犬種に特化したものが販売されやすいです。 また、飼っている人が多い分、情報も多く出回っていますね。疑問に思うことなど、調べればたくさんの情報が手に入りやすいです。 特にSNSなどで気軽に情報交換ができるようになったことは大きいでしょう。 犬を飼っている方はみなさん一緒だと思いますが、犬種というよりも自分が飼っている愛犬がどの子よりも一番可愛いですよね。 同じ犬種であっても性格は違います。 ランキング上位の犬種は、見かける機会も多いため身近に感じますし、たくさんの情報が得られやすいので飼いやすい面はあるかもしれません。 しかし、人気だけに左右されずに、その犬の最期までしっかりとお世話できるかをよく考えて、犬との生活を楽しんでほしいと思います。ランキング上位犬種のメリット
犬種だけにとらわれずに犬との生活を楽しんで