こんにちは。実際に私も犬と猫の多頭飼いをしています。
突然ですがあなたは
「愛犬or愛猫に、生肉は健康・被毛や毛並みに良いらしい」
と、小耳に挟んだことありませんか?
もしくは
「愛犬・愛猫が目を離したすきに、生食してしまった・・・どうしよう、大丈夫かな?」
と心配してググっている最中ではないでしょうか。
結論からいうと、鮮度がよければ問題ありません。というか、食べさせた方がいいです。
今回は犬猫に生肉を与えたときのメリット・デメリットや生肉の栄養、我が家の猫犬に実際に食べさせた結果をご紹介します。
犬猫に生肉を与えようと思ったきかっけ
ベンガルキャットを飼っている、叶姉妹のブログをみたことありますか?
ファビラス君という名の愛猫がよく登場するのですが、猫のセレブすぎる生活に興味があってよく覗きにいっていたんです。
そしたらなんと・・・・
ミディアムにボイルされたラムチョップを与えているではありませんか・・・!
(参照元:叶姉妹のブログ)
またかぶりついている姿が野性味すごくて、そういえば猫は肉食なのを思い出しました。
で、叶姉妹的に食べさせた感想は「毛並のがツヤがよくなった」とコメントしていたのですが、もっふもふ好きな飼い主としては「毛並み」はだ・い・じ!
そう聞いてしまうと、ついつい色々試したくなってしまうものです。
それともう1つ、たまたま見ていたテレビでドッグトレーナ、つまり犬のプロの方も、生の鹿肉をドライフードに混ぜていました。
災害救助犬「夢之丞」も生の鹿肉をトッピング
殺処分寸前に救助隊として保護され、ビビリながらも優秀な活躍をしている「夢之丞」くんに心奪われ、テレビに熱中していたところ・・・
ドライフードの上に、生の鹿肉がトッピングされていました。
動画引用元:殺処分を免れ【災害救助犬】に成長した奇跡の びびり犬「夢之丞」
このドッグトレーナーさんも犬に生肉をおすすめしていたので、犬猫にとって生肉にはどういうメリットや栄養素があるのか、調べることにしたのです(´∀`∩)
犬猫は生肉を食べてもいいの?
飼い主にとって4足歩行の伴侶である犬や猫は、人間たちと近い関係にあるので、犬猫の体がどのように「機能」するかは自分自身(人間)と同じに考えがちですが、
そもそも犬は肉食傾向が強い雑食性で、猫は肉食性です。
食べていいどころか、犬猫の体内は肉を食べるように出来ています。
犬猫のカラダの作りは人間とは全然ちがう
犬と猫は「味わう」ことなく食物をほど噛まずに飲み込み、塊のまま胃まで届きますが、体に合っている食物であれば消化は早いのです。
肉食動物の猫の器官の大きさや形は、人間のものとは全く異なります。
顎は食物を切り裂くようにできており、腸は非常に短く(動物は大きくなるほど腸は短くなります)、ほとんどの穀類は消化が苦手です。(参考元:猫と犬の栄養素辞典)
✔肉(タンパク質)は猫の体のここを作っている
・生殖器
・皮膚
・脳・神経系
・骨
・血液
・肝臓
・関節
・胃
ちなみに犬は・・・・
✔肉(タンパク質)は犬の体のここを作っている
・生殖器
・皮膚
・脳・神経系
・骨
・血液
・膵臓
・筋肉
どちらにとってもお肉(タンパク質)は重要なことが分かります。
生肉はドライフードにはない酵素が摂れる
生肉には酵素がたくさん含まれていますが、酵素とは生きていく上では欠かせない“たんぱく質”からできた栄養素であり、こんな特徴があります。
加熱する前と、加熱後の栄養素を比較した表からも分かるように、生肉からはたくさんの酵素がとれます。
※クリックすると拡大します!
引用元:熊本県畜産協会
犬猫が酵素を取るとこんなメリットがある
特に現代の犬猫はドライフードが主流のため“酵素不足”と言われており、細菌ではペット用の酵素サプリメントなんかも数多く出ている程注目されています。
おすすめの生肉はずばり“馬”
なぜ馬にしたのか?他の生肉はなぜやめたのか?1つづつ説明していきますね!
✔生鶏肉
鶏肉はヘルシーですし、鶏肉すきな犬猫も多いので、もしかしたら“食べてくれないかも・・・”というハードルを、最も下げてくれる生肉ですよね。
ただ鳥インフルエンザという鶏の伝染病があるのを懸念したのと、実は鶏の生肉は通販でも入手しにくいのです。
✔生鹿肉
狩りをできる時期が決められているからか、この中でもかなり割高で手が出せませんでした。。。
牛や鶏、馬などに比べたら流通数は少ないので仕方ありません、、、ってことで経済的理由から断念!
✔生牛肉
カロリーが高く太りやすいっていうことと、牛肉も良いお値段するので理由でやめました。
ではなぜ馬がよかったのか?これについて解説していきます。
✔生馬肉
馬は高タンパクなのに低カロリーで、栄養価も高いので生馬肉がいい理由が分かります。
お値段はモノにもよりますが、人間の馬刺しの余りからでた(つまり品質がいい)生馬肉だったら、手が出しやすい値段だということが分かりました。
表を見るだけでも、牛肉や豚肉と比べて脂質とカロリーがかなり低く、
が牛肉や豚肉よりも、豊富に含まれていることがわかります。
つまり馬は栄養価が高いのに、低カロリー!ダイエット中の犬猫にもおすすめです。
画像引用元:http://banikuya.jp/knowledge/sp/
生馬肉のおすすめ通販サイトはこちら
おすすめするこのサイトの馬肉は、元々人間の馬刺しを専門に扱っている食品会社さんの商品です、安心。
その人間用の馬刺しの余りを、ペット用にミンチ→冷凍→お届けなので、自宅で解凍しフレッシュな状態で与えることができました。
実際に生馬肉購入!犬猫に与えてみたよ
クール便で届きました。
300gが3パックに分かれて届くので、解凍しなくてはいけないだけに助かりました。
早速愛犬のドライフードに混ぜ食してもらいましたが、元々食欲旺盛なのでぺろりと完食!
ミンチなので、形状的にはひき肉です。
美味しそうに食べていたので、記念に動画撮っておきました。w
♡我家の2匹の猫が生馬肉を食べている動画はこちら
我家は全員食べましたが、もし食べてくれなかったら残念ですよね・・・・
もし犬or猫が食べなかったら?
もし食べてくれなかったら、そもそもこのペット用に販売しているお肉は1キロ8,000円で販売している人用のお肉です。
解凍して加熱して人が食べてもOKなようです(公式サイト 記載あり)
我家は食べるか心配なのは、犬よりも猫たちでした。
犬と比べて神経質ですし、猫は肉食だからこそ食べて欲しい!と思い購入しましたが、うちの場合は、猫が食べなくても犬が食べてくれると確信していたので、ムダになる心配はありませんでした。
個人的に感じた生肉を与えるデメリット
いい面ばかりではありません、私はこんなふうに思いました。
誕生日など、特別なときにプレゼントしてもいいかもしれません。
猫の歯みがきの記事はこちら↓
生肉の与えるときの注意点
猫は一気に食べないこもいるかと思います。
その都度、解凍→冷蔵したものを出してあげるようにしましょう。
犬や猫のの年齢や体調によっては、生肉を消化できないこともあるので、犬猫の様子を見ながら食べさせることが大切です。
生肉には生肉にしか取れない栄養素がありますが、犬も猫も生肉だけの栄養素だけでは健康な体を維持できなくなりますので、フードの両方をバランスよく与えた方がいいです。
生肉の量はどのくらい?
生肉をドライフードにトッピングする場合は、
と、公式サイトに記載されています。
ただ与えているフードが少量でも高カロリーなものであれば、ドライフードor生肉を減らさないと、太ってしまう原因になります。
体重による必要カロリーと、目安として与えているドライフードが、どのくらいのカロリーなのか把握しておき、調整していくといいです。
※カロリー計算が簡単にできるおすすめサイトはこちら
例画像
どのくらいの頻度で生肉をあげているか
我家が与えているサイクルは1週間に1食で、食後すぐに歯みがきしています。
※歯みがきのおすすめ記事はこちら→犬と猫
今のところ“太ったなー”と感じることは、犬猫どちらもありません。
何歳ごろから食べれるの?
離乳期を過ぎ、固形物を食べれるようになってからです(生後半年~)
成長期から与えておくと、より健康で免疫強い体を作れます。
生馬肉を購入する方法とお値段
容量 | 900g(300gづつ小分け) |
価格 | 2256円 |
送料 | 無料 |
決済方法 | カード、代引き、NP後払い(コンビニなど) |
産地 | カナダ生まれの馬を、熊本で飼育 【カナダ産熊本肥育】 |
賞味期限 | 冷凍保存で180日(詳細は商品貼付のラベルに記載) |
解凍方法 | 使用する半日ほど前に、冷蔵庫に移し解凍。 |
まとめ
・犬と猫は元々肉食に近い、もしくは肉食動物だから、肉の消化は得意な体をしているから食べさせてOK
・生肉にしか取れない酵素が、腸内環境を整え新陳代謝がアップし、健康な体で長生きを助長させ、アレルギー性皮膚炎やアトピーの改善に役立つ
・シニアの犬猫は若々しさを取り戻したり白髪の予防に
・もし家の猫or犬が食べなかったら、加熱して人間が食べてOK
ご自宅の猫&犬に生馬肉を試してみてはいかがでしょうか。