猫と一緒に寝るなら要注意!気をつけるポイント

愛猫と同じ布団で眠れる時間はとても幸せですよね。

しかし、一緒に寝るときに気をつけなければならない点がいくつかあります。

注意しないと飼い主さんにも愛猫にも危険が及んでしまうので気をつけましょう。

 

猫と一緒に寝るメリット

愛猫との絆が深まる

猫は警戒心の強い動物ですが、一緒に眠れるということはそれだけで猫からの強い信頼があるという証拠です。猫も安心して眠れます。

一緒に寝ることで自然とスキンシップも増えますし、コミュニケーション時間も増えて、さらに絆が深まりますね。

幸せホルモンが出る

撫でながら寝たり、体をくっつけて寝ると「オキシトシン」という幸せホルモンが分泌されます。ストレスや不安な気持ちが軽減されるといわれています。

また、猫がリラックスして寝ていると喉をゴロゴロ鳴らすことがあります。このゴロゴロ音には、人間の自律神経やホルモンバランスを整える効果があるともいわれています。

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暖かい

特に冬の寒い時期は一緒の布団で寝ると暖かいですね。

飼い主さんも猫もお互いが温まり、朝まで冷えることなく心地よく眠れます。

 

猫と一緒に寝る時の注意点

猫と一緒に寝るメリットをいくつかご紹介しましたが、残念ながら良いことばかりではありません。

愛猫のためにも飼い主さんのためにも、気をつけないといけない点があるのでご紹介します。

感染症

猫と一緒に寝ることで一番注意すべき問題は「感染症」かもしれません。

ペットから人へうつる人獣共通感染症(ズーノーシス)です。

50種類以上もの感染症が確認されていて、猫から人に感染する「猫ひっかき病」「Q熱」「トキソプラズマ感染症」「パスツレラ症」などがあり、中には重症化したり死に至るケースも。

特に免疫力が下がっている時や、乳幼児、妊婦、高齢者などは注意が必要です。

愛猫が飼い主さんの鼻や口を舐めたり、ひっかかれたり、猫の体液や排せつ物が付いた布団やシーツから吸い込むことで感染する可能性があります。

愛猫も飼い主さんも、体調がすぐれないときや疲れが溜まっているときには、別々に寝る方が安心だね

猫のケガ

身体が小さな猫と一緒に寝ることで、愛猫がケガをしたり死んでしまうことも。

飼い主さんの寝返りによって簡単に猫の身体が押しつぶされてしまいます。またベッドから落とされてしまうことも。骨折や窒息、圧死などの危険性があります。

小さい猫は特に注意が必要ですが、成猫であっても危険性は変わりません。

また、このようなケガを負わせてしまわないかと気を遣って飼い主さんの眠りが浅くなってしまうことも考えられます。

ノミダニ

猫にはノミやダニがつきやすく、同じ布団で寝ると飼い主さんが刺される可能性もあります。

痒みや湿疹などの皮膚炎、鼻炎などアレルギーを引き起こす原因になります。

愛猫のノミダニ対策は欠かさず、定期的なブラッシングも不可欠です。シーツや布団などもこまめに洗って常に清潔な状態を保ちましょう。

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おねしょ

愛猫が布団で粗相をしてしまう可能性も。

羽毛布団などのカサカサ音が、猫のトイレ砂の音に似ていることから布団でおしっこしたくなるともいわれています。

他にも、寝室の扉を閉められてしまいトイレに行きたくても行けなかった、トイレが汚れていた、膀胱炎など何かしらの病気なども考えられます。

 

安心して猫と一緒に寝るために気をつけよう

猫と一緒に寝るメリットデメリットをご紹介しました。

愛猫と同じ布団で眠れる幸せは何ものにも代えがたいですよね。癒し効果絶大です。

しかし、飼い主さんと愛猫が安全でいるためにも、一緒に寝る時には気をつけなければならない点がいくつかありましたね。

対策が難しい場合は、別々に寝るのもひとつの手段です。一緒に寝るだけが絆を深める方法ではありません。

お互いが安全で安心してしっかりした睡眠がとれることが何よりも一番です。

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