様々な皮膚病や、アトピー性皮膚炎に悩まされている飼い主さんも多いと思います。
最近では人間同様、犬にも無添加・オーガニック製品の体にも環境にもやさしい、犬用オーガニックシャンプーが人気の傾向にあり、人間同様化学薬品の入っていない、天然成分に注目が集まっています。
今回はそんな天然成分のオーガニック製品も含めた、ユーザー評価の高いおすすめの犬用シャンプーをご紹介します!
そもそも“オーガニック”ってなに?
オーガニックとは【有機栽培】のことをいい、通常の栽培方法よりも化学合成農薬や化学肥料に頼らず、有機肥料などにより土壌の持つ力を活かして栽培する農法です。
手間とコストがかかり、その分オーガニック製品はコスト高となっていますが、安心して使用できると最近では犬のシャンプーにもオーガニックが浸透し、オーガニックシャンプーなるものが種類豊富に出回っています。
農薬や化学肥料を使用していない安全な植物が使用されているので、アトピーや皮膚病、肌が弱い愛犬を持つ飼い主にも非常に高評価を得ています。
オーガニックには以下のような基準が定められています。
化学肥料などが使用されていない【植物を使って製品化されたもの】をオーガニックと呼びます。
愛犬にオーガニックシャンプーをおすすめする理由
人間と犬の皮膚で、大きく違うのは「表皮」です。
表皮とは・・・細胞がレンガのように積み重ねられた層のことをいい、(一番外側)人では10~15層程度(約0.1mm)の細胞層ですが、犬や猫では2~3層程度(約0.05~0.1㎜)と人の半分以下の厚さなのです。
人の半分の皮膚の薄さしかありませんので、人間よりも気を使ってあげる必要があると著者は思っています。
人間用のシャンプーを犬にも使用していいの?
皮膚の違いを上記でも説明したとおり、犬の皮膚と人の皮膚は構造や機能が全くちがいます。
犬は半分以下の皮膚の薄さなので、人用のシャンプーだとどんなに低刺激の物であっても、犬にとっては刺激が強くなってしまいます。
必ず犬用のシャンプーを使用しましょう。
犬用シャンプーの種類
主に4種類に分かれますが、愛犬の状態に合わせて使いわけるといいですね^^
市販されている一般のシャンプーは、主に犬の毛をきれいにツヤツヤにすることをアピールポイントにしています。
しかしこれらのシャンプーは健常な皮膚を前提にしていますから、皮膚が炎症を起こしていたり荒れていたりする犬には悪影響を与える可能性があります。
分類としては↑の一般のシャンプーに近く、種類も豊富にでています。
刺激になりそうな成分を除き、自然由来の成分を主体にしてありますが、現在進行系中の皮膚疾患を積極的に治療するものではありません。
健康体か、もしくは治療後のケアに使用しましょう。
薬用シャンプーは抗菌性・保湿性・角質溶解性・止痒性シャンプーとかがあって、それぞれ期待される効果が変わります。
薬用とはいえ残念ながら「すべての犬に向いたシャンプー」はなく、その都度症状にあわせて選んだり、変えたりする必要があります。
皮膚炎の原因となっている菌を抑えて、皮膚炎の改善を狙ったものです。
ただし 菌が増えている原因も同時に解決しないと効果は薄く、イタチごっこになりがちです。
硫黄やサリチル酸が配合されないものは角質溶解力が高く、同時に殺菌効果ももつため、脂っこい炎症によく用いられます。
ただし刺激も強いため、加減をしないとかえって悪化させる場合があるので注意しましょう。
子犬のシャンプーはいつからしていいの?
一般的にはワクチン接種後の、一週間後がいいようです。
まだ肌がデリケートな子犬にも、オーガニックシャンプーがおすすめです。
シャンプーの適切な頻度
健康な皮膚の犬の場合は、汚れたり「臭いがキツくなってきたな~」と感じてきたら、洗うという感覚でもよいでしょう。
皮膚病のある子の場合、時期(季節)や症状、シャンプーの種類によって頻度は異なり、自宅でシャンプーする場合は必ず獣医師の指示に従ってください。
犬のシャンプー 前準備編
シャンプーする前に用意しておくと、慌てずに済みます。
用意するもの(飼い主さんや犬種にもよります)
長毛種さんはシャンプー前にブラッシングをしておきましょう。
先に毛をとかしておいた方が、シャンプー時に汚れが落ちやすくなります。
シャンプーのやりかた
水を怖がるこは犬となるべく同じ目線に座り、やさしく声をかけてあげましょう。
36度前後のぬるま湯を、まずは足からかけます。
※特に冬場に湯の温度が高いと、うちの愛犬は皮膚が乾燥し粉を吹きます。。。
犬は体温も高いので、温度には充分気を付けましょう^^
身体全体をゆっくり濡らしていったら、シャンプー液を作ります。
※原液で使用するシャンプーは使用方法の通りに。
私は桶にシャンプーを適量いれ、その上からシャワーで液を薄めていきます。
汚れは泡で落ちます。胴体は、指でマッサージするように洗ってあげましょう。
特にうちの子は水だいきらいなので苦労しました^^;
絶対に水やシャンプーが、眼や耳の中に入らないように(これやってしまうと発狂しますw)、ゆっくり丁寧に、濡らしたスポンジでや指で、丁寧に洗ってあげます。
細菌が繁殖して臭いの元になりやすいです(それが好きな方もいますよね^^;)
リンス(いる方は)が終わったらすすぎです。シャンプーやリンスを洗い残してしまうと、皮膚炎やフケの原因となります。
やさーしく、ゆっくーりやると、犬も気持ちよさそうにします♡w
参考動画も載せておきますね^^
A.P.D.C. ティーツリーシャンプー
内容量 | 500ml |
リンスの有無 | 有 |
公式サイト | APDC |
ブランドの特徴
シリーズ累計140万本を突破した人気ブランドなので、ペットショップなどでもよく見かけます。
植物化学者や犬や猫の専門家と共同開発し、安全と効果の両方にこだわったブランドです。
商品の特徴
商品購入はこちら↓
フジタ製薬 薬用酢酸クロルヘキシジンシャンプー 犬猫用
内容量 | 200ml |
リンスの有無 | 無 |
公式サイト | フジタ製薬 |
ブランドの特徴
動物病院で最も処方されているクロルヘキシジン配合で、その用途は幅広く使用されております。 クロルヘキシジンはフェノール系の消毒剤で、細菌・真菌・ウィルスなど広い抗菌作用を持っています。 毒性や刺激性が共に低く、低濃度でも殺菌効果があり、一般細菌には通常濃度0.5%で使用されています。 また安全性が高く、長時間有効性を保つことができます。
商品の特徴
そうするとモッコモコの泡になるので、泡で優しくあらうといいです
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ノンバルサンシャンプー
内容量 | 236ml |
リンスの有無 | 無(シャンプーインリンス) |
公式サイト | なし |
ブランドの特徴
細菌に強い薬用シャンプーで、元々は犬の先進国であるアメリカで開発され、日米の動物病院で多く使用されている薬用シャンプーです。
商品の特徴
ご購入はこちらから↓
メイドオブオーガニックス ドッグ
内容量 | 300ml |
リンスの有無 | 有(¥1840) |
公式サイト | madeoforganics |
ブランドの特徴
良質なエッセンシャルオイルと植物成分で高い洗浄力・保湿効果が期待できます。
精油のやさしい香りが特徴的。子犬や老犬にもおすすめです。
商品の特徴
ご購入はこちら↓
メイドオブオーガニクス フォー ドッグ (made of Organics for Dog) オーガニックアウトドアスプレー 125ml
メイドオブオーガニクス フォー ドッグ (made of Organics for Dog) オーガニック コンディショナー 125ml
皮膚病やケガで洗えないけど臭いが気になる
体臭が気になっても、手術や病気、ワクチン接種などで洗えないときがあります。
そんなときは、水に濡らさなくても消臭&除菌ができる、ペットが舐めても安心安全なスプレーがあると便利です。
カンファペット 消臭除菌スプレー
内容量 | 300ml+300ml(おまけ付) |
価格 | ¥1520 |
送料 | 初回お試しセットは送料無料(沖縄県のみ別途540円) |
公式サイト | カンファペットのご購入はこちら |
ブランドの特徴
消臭除菌技術は、野菜加工場、水産加工場、畜産業界、ゴミ処理施設、病院等、安全性の基準が非常に厳しい人間用の食品業界を含め、本当に幅広い業界で使用されています。
商品の特徴
もっとカンファペットスプレーを知りたい方はこちら↓
皮膚病・アトピーのスキンケア AVANCE(アヴァンス)
お試し用ミニボトル↓↓↓
内容量 | 定期コース→200ml お試し→30ml |
価格 | 定期コース→¥3,500 お試し→¥1,000 |
送料 | どちらも送料無料 |
公式サイト | アヴァンスのご購入はこちら |
ブランドの特徴
「塗る温泉」で、愛犬をやさしくケアします。
オーガニック認証を受けており、化学薬品を一切不使用。
元々人の化粧品開発をしていた会社のため、品質には厳しい基準をクリアしています。
商品の特徴
まとめ
今回はオーガニックシャンプーを特集しました。
中でも愛犬・愛猫に色々なシャンプーを試してきたわたしがおすすめするのは、ずばり「フジタ製薬 薬用酢酸クロルヘキシジンシャンプー 犬猫用」と「A.P.D.C. ティーツリーシャンプー」です。
フケや乾燥、皮膚病(※必ず獣医師に使用しても大丈夫か確認しましょう)の子にも使用でき、どちらもいい匂いでした!