体重・大きさ
メス体重 | 8~14kg |
オス体重 | 8~14kg |
寿命はどのくらいか
10~12歳ぐらい
※他の小型犬よりも寿命が短いと言われていますが個体差はあります。
7歳を過ぎると老いがはじまってくることから、小さな変化もすぐに気づけるよう毎日の健康チェックは大切なポイントです。
毛色の種類
パイド
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白地にブリンドル班があります。
多いのは白地にダーク・ブリンドルの班です。
白地にフォーンが入るタイプは通称ハニーパイドと言われています。
ブリンドル
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フレンチ・ブルドッグでは、黒味が勝ったタイプが多く、よくみると褐色の縞模様になっているのがわかります。
ブリンドルの中でも明るい差し毛がはっきりと入り縞模様のようになっているのはタイガーブリンドルと呼ばれています。
フォーン
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ッグはレッド~ライトブラウンまであります。
フォーンの中でも顔が黒いタイプはブラックマスクと呼ばれます。
クリーム
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フォーンの一種でとくに色が薄く白っぽいものを指し、最近人気のカラーです。
元々はブリンドルのみでしたが派生して、白っぽい単色のクリームと、フォーン、白がベースでブリンドルかフォーンのブチが入ったパイドがつくられました。
アメリカでは、パイドの中でもホワイト&フォーン、ホワイト&ブリンドルの名称で別カラーとして定義しています。
フレンチ・ブルドッグのミックス犬種類
フレンチ・ブルドッグ×ボストンテリア
フレンチ・ブルドッグ×柴
フレンチ・ブルドッグ×チワワ
飼育方法
フレンチ・ブルドッグを飼ううえで気を付けたいのが暑さ対策です。
暑さに弱い犬種なので、一瞬の油断が熱中症を招きかねません。
雨が上がった直後はス一見涼しそうに感じますが、実際には濡れた地面から水蒸気が立ち上りサウナ状態ともいえます。
高湿度で犬の放熱が妨げられるため大変苦しい状況なので、愛犬の様子を見ながら散歩することが大切です。
陽気で楽しいことが大好きなので、嬉しすぎてハイテンションになることがあります。
飼い主もうれしくて一緒にはしゃいでしまいがちですが、愛犬がテンションが高くなりすぎて呼吸が早くなりすぎて、自ら体温をあげてしまいます。
涼しい場所に移動し一度首からお尻にかけて毛並みに沿ってなでて落ち着かせましょう。
エアコンの効いた車内から突然気温の高い屋外にでると大きなダメージを受けてしまいます。
犬を地面に下さずに移動しましょう。
人と犬の密着で体温も上がるので保冷剤を当てるなどしたほうがよいでしょう。
犬の飼育では、迎え入れてから「慎重の1年目」「様子見の2年目」「油断の始まる3年目」と言われています。
去年も大丈夫だったから今年も大丈夫と思わず、犬の年齢は早いスピードで過ぎていくので、過信せずに愛犬の様子は常に把握しておきましょう。
肥満に注意
暑さとならんで、注意していきたいのは、肥満です。
食欲旺盛な子も多い犬種なので、おのずと体重が増えていくことも多いです。
理想骨格ががっちりとした筋肉質な体型なので、それを「ぽっちゃり体型」と勘違いし安心して食事をたくさんあたえてしまうのは危険です。
フレブルのように活発で太りやすい犬種には、高タンパクフードが向いています。
肥満になると心臓や呼吸器官など様々影響してくるので体重管理も必須です。
短毛でお手入れが楽というイメーがありますが、実は抜け毛が多い犬種です。
ラバーブラシなどでこまめなブラッシングが必要です。
蒸しタオルなどで身体を拭いてあげたあとに、乾いたタオルで湿っているところがないように拭いてあげるだけでも抜け毛を除去でき、皮膚も清潔に保てます。
必要な運動量
1日に30分程度の散歩がおすすめです。
しつけ方法
フレンチ・ブルドッグは、マズルや尻尾が短いため、顔を反らしたり、しっぽを振ったりのボディランゲージが他の犬種よりもわかりずらいところがあります。
普段の生活の中で遊びやスキンシップをとりながら、何が好きか、何が苦手かをまずは理解していくことが信頼関係を築きしつけやすくなるポイントです。
日頃の生活の中で少しずつ基本の「オスワリ」「マテ」「フセ」「コイ」などを理解させていきます。
フレンチ・ブルドッグはテンションが高くなりやすい面もあるので、オスワリをさせてから、ゆっくり撫でて落ち着かせる時間を覚えさせることも大切です。
興奮スイッチが入りやすいポイント
他の犬や人と接触させると緊張してしまう犬も多いです。
フレンチ・ブルドッグは我慢強いところもあるため、大人しくしていますがそのときの状況や相手との相性によってはストレスを感じることがあります。
愛犬が心細いときには側によって来るので、その場を離れるべきかどうかの判断はここでします。
急に怒りだすのは基本的にそれまで不快なことを我慢していた結果になります。
犬が何か嫌な思いをしていないか察して、除去できるようであればしてあげましょう。
犬が不快を招く要因には、騒音、気温や湿度、ニオイ、といった環境要因と本人の健康状態の場合があるので、体調や動作をみます。
持病というほどではなく、細かいトラブルを抱えていることが多いので、機嫌が悪そうな時には、体調不良も疑ってみます。
食欲が落ちていないか、多飲多尿になっていないか、歩き方がおかしくないか、触られるのを嫌がるなどあればまずは動物病院を受診します。
興奮してしまったとき
何かのきっかけで興奮してしまったときには、暴れたり噛んだりしないよう捕まえる必要があります。
後ろに回って首輪、難しければリードを手でつかみ犬の動きを止めてクールダウンするのを待ちます。
この時に、犬の体を無理に抑え込んだり、つかもうとはせず、首輪やリードを使って、動きを制することがポイントです。
もう一方の手や自分の足を犬の体にくっつけておきます。
犬が落ち着いていないのに抱っこしようとしたり移動しようとすると逆に抵抗します
クールダウンしはじめたら、「大丈夫だよ」と安心させるように撫でてあげます。
スイッチが入りそうなとき
行動を観察していると少しずつ、スイッチが入りそうなサインがわかってきます。
✔あくびを始める
✔呼吸が早くなるなど
その犬特有のサインがでたときには、そのままにせずスイッチが入る前におやつなどを使って、「フセ」などをさせて気をそらせます。
スイッチが入りそうだからといって、「だめだよ」「いけないよ」や、無理に抱っこしたり、引っ張ったりしないようにしましょう。
その行動がスイッチを促すことになりかねません。
噛み癖するこには
フレンチ・ブルドッグは興奮しやすい面もあるので怒るともっと興奮して噛みにくることもあります。
噛んできたら、怒るよりさっと無言で立ち去りましょう。
フレンチ・ブルドッグは、飼い主が大好きです。
噛んだらみんなから無視されて相手にされないと分からせることが大切です。
「噛むことは悪いこと」と小さなうちから教えることが何よりも大事で、特にフレンチ・ブルドッグは、顎の力も強いので大けがのもとになります。
無駄吠え対策
吠える理由には、縄張り意識や、怖かったり、逆に飼い主に構って欲しいなどそれぞれあります。
縄張り意識からの無駄吠えは、気を反らせて気にさせないようにします。
コマンドやご褒美のおやつをつかって落ち着かせ慣れさせます。
ほかの犬や知らない人を怖がって吠える場合には、社会化不足によるものもあります。
いろんな音や環境に慣らすことが大切ですが、無理に近づけてはいけません。
愛犬の許容範囲が少しずつ広がるようサポートします。
飼い主さんに構って欲しいという要求による吠えの場合には、要求に応じないことが大切です。
フレンチ・ブルドッグは飼い主の表情をしっかりみているので、「イケナイ」という言葉とともに立ち去るか構わないようにします。
手入れ・ケア方法
皮膚の手入れ
ブラッシングはせきるだけ毎日してあげましょう。
マッサージがてらに、ラバーブラシで取ってあげると嫌がりません。
1日1回は固く絞った濡れタオルで身体を拭いてあげます。乾いたタオルで乾拭きしてしあげます。
しわの部分は汚れが溜まりやすいので、とくに目と鼻の間は念入りにふき取ります。
タオルを指に巻き付けしわに差し込みしわの奥まで拭き取ります。
鼻にできるよごれ
鼻の頭のフチに小さな粒状の黒いかたまりができやすいです。
雑菌増殖の原因になりますので、優しいガーゼなどを指に巻き付けカリカリこすってとってあげましょう。
耳の手入れ
大きな立ち耳は埃が溜まりやすいので、見える範囲でイヤークリーナーとコットンを使って拭き取ります。
フレブルのサロン費用
シャンプーコースで、爪切りや耳掃除、肛門腺絞りなどのコースでおおよそ4000~6000円です。
飼うなら購入より里親になろう
日本でも動物愛護の精神が高まりつつあり、新しい犬を迎えるにあたり保護団体や里親サイトを利用する方も増えています。
新しい命を増やすまえに、いま愛情を必要としている成犬や成猫たちがたくさん待っています。
成犬成猫から飼うという選択肢は、これまで生きてきた環境により性格も様々ですが、保護されている期間にある程度の性格も把握されているため飼いやすいなどのメリットもあります。
12万~22万円位が価格相場のようですが、何十万というお金を出して購入するより、殺される命やお迎えを待っている子を保護しませんか。
保護団体・里親サイト:ペットのおうち
事情によりペットを飼えなくなってしまった飼い主や、ペットを保護している保護活動者などと、ペットを飼いたい(里親になりたい)と考えている方が交流できる場所が「ペットのおうち」です。
会員登録を行えば、すぐに里親募集情報の投稿、里親申し込み(里親応募)、コミュニティの利用が可能です。
まとめ
今回はフレンチ・ブルドッグの歴史や特徴、性格などを掘り下げてご紹介しました。
気難しいと言われる理由や、興奮した時の対処法、飼育の注意点やしつけのコツなどフレンチならではの性質をいかしたポイントをまとめました。
楽しいフレンチ生活が送れるよう、かかりやすい病気や手入れ方法などもぜひ参考にしてもらえればと思います。
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