老犬の耳が汚れる
耳が汚れていたら、においに異変はないか、腫れはないかを確認しましょう。
もともと犬の耳には多少においがあるものの、感染症にかかると独自のにおいを発するようになります。
中でもたれ耳や耳に毛が多い犬種の場合、通気性が悪いため、細菌が増殖しやすいので注意が必要です。
高齢犬は免疫力が低下しているので、耳に異常が見つかったら動物病院へ相談しましょう。
耳のトラブルを防ぐには、細菌の繁殖の原因となる耳垢を取り除くこと。
耳掃除のコツを身につけて、汚れが気になたらきれいに拭き取ってあげましょう。
耳の中を確認する
皮膚と同じように、耳の中にも常在菌が住み着いています。
通常カラダに悪影響はありませんが、餌となる耳垢がたまったり、湿度が高くなると、異常繁殖してトラブルを引き起こします。
また、免疫力が低下した高齢犬は、マラセチア酵母菌や細菌が繁殖して、外耳炎になりやすいです。
特にたれ耳の犬の場合、通気性が悪いので耳の変化に注意しましょう。
そして、耳掃除で予防を心がけてください。
耳掃除のやり方
耳掃除を行う前に、まず耳の中を確認しましょう。
耳の中が赤くなってはいるなど、炎症があるようなら耳掃除はやめて、獣医師に相談した方がいいでしょう。
炎症などがなければ、ローションを含ませたガーゼを使うといいです。
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①ローションで含ませたコットンやガーゼを、先端が細いもの(綿棒など)に巻きつけます。
②見える部分だけではあんく、穴の中もきれいにします。
無理に押し込むと危険なので、できる範囲でいいです。
老犬に目やにが出る
目は、もともと炎症などのトラブルを起こしやすい器官です。
また、老化に伴う機能の低下から、白内障やドライアイなどの病気にかかることもあります。
愛犬に目やにが増えてきたな、と思ったら、まずそれたの病気の可能性を疑いましょう。
目の病気は進行すると重症するため、早めに治療しておきましょう。
また、感染症の元となる目やには、コットンなどで拭き取ってケアしましょう。
目や目の周りは傷つきやすいので、優しく慎重に拭き取ること。
目のケア用のコットンを使うと、便利です。
目に異常がないかを確認
目は、炎症などのトラブルをおこしやすい器官です。
また水晶体のタンパク質が変化するなど、老化が原因で発症する病気も多いです。
目やにが多く出るのは、ドライアイ、緑内障など、目の病気が影響している可能性もあります。
特にドライアイは、シーズーなど目の大きな犬種に多く、目や目の周辺がべっとり汚れるほど目やにが多く出ます。
目の病気は視力障害を起こす可能性もあるので、異常があったら早めに治療を行うことが大切です。
目やには放っておくと感染症の原因に
目の周りについた目やには、そのままにしておくと感染症などのトラブルを招く原因になりかねません。
ぬるま湯を含ませたコットンやガーゼ、ウェットティッシュ、市販の目のケア用のコットンなどを使って、優しく拭き取りましょう。
目頭にコットンを当てたら下に向かって拭き、その後目尻の方へ。
目の周りや眼球はとてもデリケートな部分なので、傷つけないように慎重に行いましょう。
老犬の肉球がガサガサする
肉球が堅くガサガサになるのは、老化によってカラダ全体の水分が失われているためです。
そのままにしておくと、あかぎれを起こして出血したり、ケガをする原因にもなるので、早めに適切なケアをしてあげましょう。
肉球を柔らかくするには、犬用保湿クリームを使ったマッサージが一番です。
一度むるま湯に浸し、ふやかした状態の肉球にクリームを塗り込みます。
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この時、無理強いは禁物です。
肉球は犬にとって敏感な部分で、触られることが苦手な犬も多いです。
苦手な老犬には、少しづつ慣らしていけばOKです。
✔色や形に異常がないか
✔あかぎれや出血を起こしていないか
✔肉球の間が腫れていないか
肉球マッサージのやり方
マッサージをする前に、まずは肉球の状態をチェックします。
異常はないか、間に異物が挟まっていないかを確認したのち、角質化した肉球はぬるま湯に浸して軟らかくします。
あかぎれを起こしている場合、熱いお湯は刺激が強いので温度に注意し、タオルで水分を拭き取ったら市販の犬用保湿クリームを肉球にすり込むようにマッサージしましょう。
特に夏場は、アスファルトによって肉球を火傷しやすく、散歩後にチェックとマッサージを習慣化し、健康な肉球をキープしましょう。
①洗面器や桶を用意して、ぬるま湯を張ります。
犬の両脚を浸して、肉球を柔らかくします。
②タオルで十分に水気を拭き取ったら、クリームをすり込むようにマッサージします。
まとめ
今回のまとめは
✔お風呂にいれられない
→負担の少ない入浴法をマスター
→気軽にケアできる部分浴方法
→すすぎが不要の簡単ケアで清潔を保つ
✔毛艶がなくなった
→毛艶がよくなるブラッシング法
✔口臭が強くなった
→歯みがきを習慣づけて歯周病を防ぐ
✔耳が汚れる
→上手に汚れを拭き取る耳掃除をマスターする
✔目やにがでる
→コットンやガーゼで優しく拭き取る
✔肉球ががさつく
→角質化した肉球はマッサージでケアする
でした!
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