寒さ厳しくなってくると、愛犬愛猫の防寒グッズも増えてくると思います。
ペット用ヒーターはお使いですか。
とても便利な暖房器具ですが、使い方に注意も必要です。
ペット用ヒーターの良い点、注意点、おすすめのヒーターなどをご紹介します。
ペット用ヒーターの特徴
犬や猫は小さいので、人間よりもずっと低い位置で生活しています。
暖かい空気は上に溜まりやすいため、床に近い場所というのは温度が低くなります。
エアコンやストーブを使用して、飼い主さんが暖かいと感じていても下には涼しい空気が集まり、ペットは寒いと感じているかもしれません。
ペット用ヒーターは、ペットだけの暖かさを考えて使用できるので、助かりますね。
メリット
寒い時にはヒーターの上に乗り、暑すぎたらヒーターから降りて移動したりと、ペット自身で動いて調整できます。
部屋全体を暖めなくても、ペット周辺だけを暖めることができるので留守番の際や、就寝時なども部屋全体を暖める必要がなくなります。
ペットのベッドや屋根付きのハウスの中にヒーターを入れておけば、ハウス内は暖かい空間になります。
火の取り扱いがないので、安心ですね。
デメリット、注意点
長時間ヒーターに触れていると、低温やけどになることがあります。
一般的に、熱源が44度の場合、約6~10時間でやけどになるとされます。
直接ヒーターに触れないように、毛布やタオルケットを掛けたり、包んだりして使用しましょう。
ヒーターの上にペタンとうつぶせで過ごすことが多いことや、毛も少ないす部分ということでお腹や下腹部にやけどを負うことが多いそうです。
ヒーターから降りてくつろげるスペースをとりましょう。
ゲージの中にヒーターとトイレのスペースしかないと、仕方なくトイレの上で休んでいる子もいます。
また、イタズラしやすい子も注意が必要です。
コードは、噛んでも大丈夫なように対策している商品が多いですが、ずっと噛み続けたら危険です。
どうしても噛んでしまう子であれば、他に電気を使わない湯たんぽなどの暖房を考えた方がいいでしょう。
使い方
必ず飼い主さんが温度を手で確かめてみて下さい。
手で触ってすぐに暖かさを感じるようであれば、温度が高すぎるかもしれません。
設定温度を下げるか、毛布やタオルなどで包んで調整して下さい。
また、つけっぱなしにしておくと故障して暖かくなっていない場合も気が付かないこともあるので、定期的に手で触ってチェックして下さい。
【我が家の場合】
ペット用ヒーターとクッションと毛布を使用しています。
ハウスの中に、ペットヒーター、クッション、毛布の順に乗せて使用しています。
ヒーターの上に厚めのクッションが入っているのでヒーターのカバーは外しています。
ハウス内で掘ったりしても、クッションをどかすことはないので直接触れることはありません。
かなりヒーターから離れていて、1番上の毛布を触ってもあまり暖かく感じませんが、ハウスの中は暖かく感じます。
愛犬が触れる部分を手で触ってみて温度チェックすることが大事かもしれません。
おすすめペットヒーター
Angelpet ペット用ホットカーペット ペット用ヒーター 9段階温度調節 4段階タイマー機能
Amazon犬用ベッドマット1位の商品です(2023.11現在)
9段階温度調節ができるのが大きなポイントです。35℃~55℃までの温度が2.5°C刻みで調節可能。
気候やペットの状態に合わせて設定できるのは嬉しいですね。
特に、体温のコントロールがしにくい子犬や老犬、妊娠中・病中のワンちゃんには効果的です。
また、ご必要に応じて適切な時間(2/4/8/12H)を設定することができ、時間が過ぎたらホットマットは自動的に電源が切れるため、消し忘れの防止にも役立ちます。
時間を設定せずに連続使用したい場合は、タイマーを「Normal」に設定すればOK。
ケーブルには丈夫なラセン管が覆われており、ケーブル線を保護しています。ワンちゃんやネコちゃんに噛まれても壊れにくくなります。
温度センサーを内蔵し、過熱や漏電などの異常が発生した場合は自動的に電源が切れるため、安心です。
一時間あたりの消費電力35ワット/電気代0.5円、省エネで長い時間につけっぱなしでも大丈夫です。
また、嬉しいカバー二枚付き。フランネル生地を厳選しており、保温性バッチリ、更にふかふかな肌触りです。
取り外し可能でいつでも洗濯機で丸洗いできますのでお手入れ簡単です。
ヒーターマット本体は先進のIP67防水コーティング生地で作られています。汚れてもサッと拭き取るだけとお手入れラクラク。
サイズは3種類。
商品の寸法 | |
Mサイズ | 45L x 45W x 5Th cm |
Lサイズ | 45L x 70W x 5Th cm |
XLサイズ | 60L x 90W x 5Th cm |
アイリスオーヤマ ペット用ホットカーペット
コチラの商品はサイズが豊富で、S~3Lまで揃っています。
(現在こちらのサイトではS、M、Lの3種類の販売になっていました。)
サイズ | 商品の寸法(奥行き × 幅 × 高さ) |
Sサイズ | 10 x 300 x 300 mm |
Mサイズ | 10 x 375 x 265 mm |
Lサイズ | 10 x 430 x 310 mm |
LLサイズ | 10 x 530 x 400 mm |
3Lサイズ | 10 x 530 x 720 mm |
フリース素材のカバー付きペット用ホットカーペットです。
本体の使用面は、表が高温面(約38℃)、裏が低温面(約28℃)と2つの面があり、気候やペットの状態に合わせて選べます。
また、自動切り替えになっているため、暑くなると温度を下げ、温度が下がるとまたポカポカに。温度を一定に保ちます。
ペットの噛みつき対策としてヒーター部や電源コードの保護もしてます。
温度調整するサーモスタットが内部に配置されており、カーペットが適温に保たれ、無駄な電力をカットします。
カバーの裏面には滑り止めも付いています。
ペキュート[Pecute] ペット用 ホットカーペット
優れた恒温機能を備え、ペットに一番快適な温度(38°C~40°C)に保たせ、快適にポカポカな冬を過ごさせます。
(最高温度38〜40℃に達するには、製品に約30分間通電する必要があります。)
高温燃焼を防止するために、2つの55°C過熱保護装置を内蔵しています。過熱の場合は自動的に電源を切れる2重保護のデザインです。
環境に優しい医療用PVC素材を採用しており、スクラッチを防止、IPX4級の防水性能でペットのおしっこにも安心。
難燃性コットンを内蔵し、均一加熱を実現。
感電防止の保護管付きコード。ただし、長い間噛むと保護管が破損する場合があります。
また、難燃綿を使用しているため、火災のリスクを軽減します。
1時間のあたりの電気料金は約0.54円(Sサイズ ¥26/kwhで算出)。
センサーで温度調整をしているので、無駄な電力を使わずに節電できます。
カバーは高品質なフランネル素材でふかふかな手触り。取り外し可能で、洗濯機で丸洗いできるのは嬉しいですね。
3サイズ展開です。
商品寸法 (長さ×幅×高さ) | |
Sサイズ | 40×32cm |
Mサイズ | 50×40×1cm |
Lサイズ | 65×50×2.5cm |
また、ペキュートは一年メーカー保証がついています。
ペットヒーターを上手に使って快適な冬を過ごしましょう
犬猫といっても寒さに強い子、とても苦手な子がいます。
子犬子猫、老犬老猫などは特に寒さには弱いとされていて防寒対策は必要です。
しかし、暖かくしすぎても熱中症にもなりますし、低温やけどの心配もあるので、暖房を使用する際は気を付けましょう。
今回はペットヒーターをご紹介しましたが、その子によって向き不向きがあります。
噛みついても大丈夫なようなコードになっていても電気が通っています。
噛むのが好きな子は他の暖房器具を検討して下さい。安全第一です。
また、留守中に停電する場合もあります。
ヒーターだけに頼らず、冬用の暖かいベッドや毛布なども用意してあげておくと安心ですね。