【2024年版】雨の日の散歩がラクになる犬のレインコート

雨の日の犬の散歩は大変ですよね。

「今日は雨降っているからお散歩はやめておこうね」で済むワンちゃんもいますが、外でなければトイレをしてくれない、体力が有り余ってる、ストレスが溜まってしまうなどの理由で、雨でも雪でも散歩が必要な子もたくさんいます。

散歩に行くまでの準備、帰ってから拭いたり洗ったり乾かしたり、そして片付けて…

飼い主さん…本当にお疲れ様です。

雨の日の散歩の負担を減らし、気分が明るくなるような可愛くて機能的な犬のレインコートを今回はご紹介します。

 

犬用レインコートのメリット

うちの犬は、レインコートはきっと好きじゃないだろうな。歩きにくそうなイメージがあるから、着せるのはどうかな…と思っている飼い主さんも少なくないかと思います。

そこで、レインコートを着せることのメリットをご紹介します。

皮膚炎の心配が軽減される

犬をしっかりと乾かすのには時間がかかりますが、毛が濡れた状態や、半乾きの状態のまま、乾いていたと思っていても被毛の中は湿っていたりすると、細菌が繁殖しやすく、皮膚炎のリスクが高くなります。

考えられる皮膚炎

細菌性皮膚炎

赤い発疹が現れたりかゆみが出たりする皮膚炎です。
皮膚にいる常在菌が感染を引き起こし、皮膚の上で増殖することによりかゆみや炎症を引き起こしてしまいます。

真菌性皮膚炎

普通は皮膚のバリア機能が働いてカビの感染を抑えているのですが、免疫機能が落ちたり外的要因がもとになって皮膚のバリア機能が破られた時にカビが感染してしまいます。

特に高温多湿になりやすい梅雨時期は、皮膚炎になる子の増加、アトピーなどの皮膚疾患が悪化しやすくなります。

シャンプーの回数が減らせる

皮膚が弱く、アレルギーなどがある犬は、雨に濡れること自体肌に負担がかかりますが、雨の散歩の度にシャンプーをするのも、さらに肌へ負担をかけることになります。

とはいえ、犬は人間より低い位置で歩いているため、物理的に泥汚れや雨水がよりかかってしまいます。

やはりシャンプーが必要になりますし、軽度の濡れ具合でも毎回拭いてドライヤーをかけますよね。

乾かすためのドライヤーの熱風のあて過ぎは、痒みを誘発する場合もあります。皮膚疾患の子や、乾燥肌の子、皮膚が弱い子は掻きすぎから悪化する可能性も。

レインコートでも完全に濡れないわけではありませんが、濡れずにすむ部分が多い分、帰宅後のお手入れが楽ですし、愛犬への負担も減ることは間違いないですね。

犬用レインコートの選び方

犬のレインコートの種類は近年とても増えてきました。

しっかりと雨や汚れから守ってくれる機能を果たせるように、愛犬が嫌がらず着てくれるためにも、レインコートの選び方はとても重要です。

愛犬に向いている形を選ぶ

レインコートの形も種類があります。

足まですっぽりタイプ

手足まで覆っているので、お腹や足など汚れやすい犬におすすめです。

ポンチョタイプよりは着せるのに時間がかかったり、4本の足を覆う分抵抗があるワンちゃんもいるかもしれません。

ポンチョ、マントタイプ

着脱がラクです。

レインコート初心者さんなどにはこのタイプからでもいいかもしれませんね。

トイレもしやすい形状です。

すっぽり覆うタイプよりは、手足など濡れやすい部分は多いです。

犬種のサイズや毛の長さ、身体のどの部分が汚れやすいかなどにもよりますので、自分の愛犬に向いているのかどうか、よく考えてから購入しましょう。

愛犬のサイズを測る

服と違って伸縮性がない素材なので、サイズに合わないとズレやすい、脱げやすい、歩きにくいなど支障が出てきてしまいます。

胴や足の長さ、首周りなどのサイズを測り、愛犬のサイズに合うものを選んであげましょう。

着脱のしやすさ

着脱させにくいと、レインコートが面倒になります。愛犬もレインコートが好きではなくなってしまいます。

実際に使ってみないと分からないこともあります。

購入された方のレビューなどを参考にするといいかもしれません。

通気性のよさ

雨の日は湿度も高く、レインコートの中は蒸れやすくなります。

梅雨の時期の使用も考えて通気性も考慮した方がいいですね。

  • 生地が薄め
  • 中がメッシュ素材

周りから見えやすい色

雨の日は視界も暗く、周りからも見えにくい状態です。

傘を差している人が、散歩中の犬に気が付かずに蹴ってしまうような事故もあるようです。

暗い色よりは明るい色の方が目立っていいですね。

また夕方から夜間の散歩の時などには、リードや首輪にライトや反射テープがない場合、レインコートについている方が安全です。

レインコートを嫌がる場合

愛犬にレインコートを着せてみて嫌がる場合は、カサカサする音がイヤなのか、そもそも服を着ること自体に抵抗があるのかを見極めましょう。

服自体に抵抗があるのであれば、普段自宅の中でも服を着せ慣れさせるしつけをしましょう。

カサカサする音に抵抗がある犬は、レインコートの水を弾く素材上どうしようもありませんので、歩くときになるべく当たらない物で、音がしにくい物を選びましょう。

また、レインコートを家の中で着せて慣らすのもいいですね。

最初は軽く羽織って、オヤツをあげたらスグに脱がせてあげる。何度か何日かやってみて、慣れてきたら、しっかり着せてオヤツをあげる。大丈夫そうなら、そのまま着せて少し家の中で過ごしてみる。

無理ならスグに脱がせる。この繰り返しをして、レインコートを着ても嫌な事は起きない、オヤツももらえると認識していくと慣れてくれる子が多いようです。

ゆっくり慣らしてあげて、決して無理矢理着せたり、叱ったりはしないで下さいね。

おすすめレインコート

透明 犬用レインコート ペットレインコート カッパ ポンチョ 小型犬 中型犬 大型犬 

こちらは、Amazonの犬用レインコートベストセラー1位の商品です(2024.2月現在)

全身透明のレインコートです。フードも透明なのでワンちゃんの視界もいいですね。

また、飼い主さんが愛犬の全身見えるのが安心というレビューもありました。

レインコートの外層は高密度防水素材を採用しています。

背中にはリード穴付き、お手入れも簡単です。

ボタンデザインで着脱が簡単。二重ボタンでウエストの調整もできます。

サイズが豊富なのも嬉しいですね。S~6XLまであります。(サイズ表は4XLまで)

6XLは、首周りサイズ60㎝、胸囲70㎝との表記がありました。

 

PAWZ Road ドッグウェア 犬服 レインコート小型犬 中型犬 洗える 着脱簡単 チェック柄

着脱が簡単なマントタイプのレインコートです。チェック柄が可愛いですね。

首とおなか側をマジックテープでとめられて微調整できるようになっています。

頭から被るのが苦手な子や手足を通すのに時間が掛かる子にオススメです。出先などでもサッと着せられて便利です。

レビューでもこの着脱しやすさに満足している飼い主さんが多かったです。

首の部分にリードの穴が付いています。

はっ水加工の布地なので雨はもちろんのこと、跳ねた泥なども簡単に洗い流せます。

カラーは2種類で、レッドとブラウンです。サイズはS、M、L、XLの4タイプ。

着丈、首周り、胴回りのサイズを確認して選んでください。

 

Msy yien ペット用 レインコート  防水 小型犬 中型犬  雨具 軽量 帽子付き 

こちらは足まですっぽりタイプのレインコートです。

顎下からお腹まではボタンで留めます。

胴回りとフードはつまみの紐で調整できるのが嬉しいですね。

反射バーも付いているので夜のお散歩も安心です。

トレンチコート生地になっているので大雨でも心配ないようです。

内側は通気性の高いメッシュ素材になっています。

拭くだけで雨や汚れも落ちるようなのでお手入れも簡単ですね。

色はピンクとブルーの2色です。

サイズはM、L、XL、XXLの4種類です。小型犬~中型犬のサイズのようです。

ご購入前に必ずペットのサイズをお測り頂き、実寸で確認してください。

 

Umora 犬用レインコート 帽子付 小型犬 中型犬 大型犬

こちらはAmazon犬用レインコートランキング3位の商品です。(2024.2月現在)

二層のファブリック(防水用表地/65%ナイロン+35%ポリエステル メッシュ/100%ポリエステル)で、通気性がよく蒸れにくいレインコートになっています。

また0.4kgと軽量ですので、愛犬も負担なく着やすいですね。

マジックテープで簡単に着脱できるタイプです。

 

視界の悪い雨の日に、目立ちやすい色とデザインですね。グリーン+グレー とオレンジ+グレーの2種類です。

調節可能なのも嬉しいポイントです。暗い時のお散歩にも便利な反射付きです。

サイズはXS、S、M、L、XL、XXLの6サイズです。

首周り、胸囲、背丈で選んでください。

レビューでは、レインコートや洋服が得意ではないのにコレは着てくれたというワンちゃんもいました。フードも意外と被ってくれるとの意見もあり、軽量なのが着やすさのポイントかもしれませんね。

リード通しの穴、尻尾のズレ防止のゴムなど細かい部分もありがたいとの意見もありました。

 

OTOKU 犬用レインコート  小型犬 中型犬 大型犬 帽子付 

こちらは、Amazonの犬用レインコートランキング6位の商品です(2023.4月現在)

OTOKUペットレインコートは、全身丸ごと包むタイプなので、大雨や跳ね返りなども心配ありませんね。

お腹の方にマジックテープやボタンで留めるタイプが多い中、こちらは背中開きなのが特徴です。着脱させるのに便利です。

表面から縫い目まで撥水と防水加工を2重施しています。

レインコートはマジックパットとボタンでダブル加固した仕様になっています。

リードを付けるための専用穴から雨を遮断するための布も付いています。

帽子はマジックテープで止める仕様で、取り外しが可能です。

また、袖には最新のエコ素材を採用していて、水たまりの中で走っても跳ねないような仕様です。

さらに、尻尾やおしっこしやすいように専用の穴がついています。

おしっこの穴は写真のように三角形の部分に沿って切ると、簡単にできるようです。

【着用方法】

  1. まずは前足を入れてから、背中のボタンをとめる
  2. そして、後ろ足も入れて、背中のボタンをとめる
  3. それから、背中のマジックテープを貼る
  4. 次は帽子を直す
  5. 最後は帽子とレインコートを(マジックテープで)接着するだけでOK。

 

色は3色で、赤、青、迷彩。

サイズは12~30まであります。小型犬から大型犬まで対応。

バスト、背丈、首周り、体重をサイズ一覧で参考にして下さい。

 

ペットレインコート 犬用ポンチョ 小型犬 中型犬 大型犬

簡単に着脱できるポンチョ型のレインコートです。

軽くて、折り畳んで収納できるので、お出かけの時の携帯用にも便利ですね。

裏地はメッシュになっていて通気性もよく、暑い時期にも安心です。ガサガサ音がしないのも良かったというレビューもありました。

調節可能なマッジクテープが付き、首の後ろにリードホールもあります。

反射テープも付いているので、夜間の散歩にも使えます。

背中にはおやつなどを入れるポケットが付いています。

色は6色で、レッド、イエロー、オレンジ、ピンク、紺色、ブルー。

サイズはXS~XXLの7サイズ。

胸囲、背丈、頸囲、体重を参考にして選んでください。

※サイトには「愛犬の体型より大きなサイズをお選びください。実際サイズより1-2センチメートルの大きいサイズをお選びいただくことをお勧めします。」との記載がありました。

 

Bidason 犬 レインコート 帽子付き 10サイズ 軽量

雨の日だって可愛く楽しくお散歩したい!というワンちゃん&飼い主さんにピッタリのフルーカバーレインコートです。

フード付きデザインで、頭もすっぽりカバーしてくれます。

柔らかいタフタ生地の裏面に特殊ポリマーで防水コーティング加工を施し、撥水性・防風性を兼ね備えた機能生地です。

裏地はメッシュ材質で蒸れにくい通気性抜群。全身丸ごと包み込むタイプで、小雨や雨上がりの土汚れが気になるときにおすすめです。

腹側に3つのホックで、ズボンタイプなのにラクラクで着脱簡単。

4本足のもとにそれぞれゴム付きで、フィットして脱げにくく、薄い軽量材質で動きやすいです。

前足部分に夜間反射できるテープ、リード穴、視界を遮らない透明EVA材質のフード付き。

デザインは4種類。

イエローのみつばち、グリーンの恐竜、鬱金色のクマです。

Sから7XLまで10のサイズがあるので小型犬かた大型犬まで選べるのは嬉しいですね。

※サイズ表に掲載されている体重はご参考までに、実際にペットの胴回りや背丈を測定してください。実測値に2~3㎝プラスしてサイズを選んでください。

 

Dopet ペット用傘 リード接続 チェーン付き

やっぱりレインコートは無理~というワンちゃんにはペット用の傘があります。

360°調整可能の中棒で雨の向きや愛犬の位置に関わらず、濡れにくく、そして飼い主さんが持ちやすいようなつくりです。

 

風が強くても大丈夫なように8本のステンレス製フレームの素材で作られています。

傘は直径70cm。内側にリードフックも付いています。

飼い主さんが持ちやすいようにグリップ部分は、人間工学設計のC字型のハンドルで滑りにくく研磨されています。

サイズは以下。

 

レインコートを活用して、雨の日のお散歩も快適に

今回は犬のレインコートのメリット、選び方、人気の商品をご紹介しました。

レインコートを購入する際に気をつけることは、

✔ 愛犬のサイズをしっかり測る
✔ 通気性のよさ
✔ 着脱のしやすさ

を重点に置き、愛犬に合ったレインコートが見つかるといいですね。

ワンちゃんも飼い主さんも、負担なく雨の日のお散歩が楽しめますように。

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