フェレットの散歩デビュー!マナーや注意点、おすすめのケースなど

今回はすでにフェレットと一緒に生活していて、そろそろ散歩デビューさせようと考えている飼い主さんへ、注意点やマナー、おすすめのケースなどをご紹介させていただきます。

デビュー前の参考にしていただいて、フェレットとの散歩をお楽しみください♪

外出のマナーと注意点

フェレットは体臭が強く、ペットの中でも独特な臭いです。

動物の好きな人なら我慢してくれますが、世の中には動物嫌いの人もいますので、もし公園意外などの室内などに入る予定がある場合は、外出前にシャンプーをしたり、消臭スプレーなどでカラダを拭いておきましょう。

フェレットにおすすめの消臭スプレーは以下のカンファペットです。犬猫以外のペットにも使用出来ます。

飼い主として、

  • ペット同伴禁止のところには入らない
  • やたらに放さない
  • 排出物の処理をする

という最低限のマナーは守り、特に排出物の処理はきちんとしましょう。

またフェレットは大人になっても、未知のものにはいきなり噛み付くことがありますから、ほかの動物や子供などを近づけるときは要注意です。

フェレット専用のキャリーケースをおすすめする理由

フェレットを連れて出かけるときには、専用のキャリングケースに入れましょう。

フェレットは体が小さいので、普通のバッグ類にも入りますが、普通のバッグだと通気性が悪く、フェレットはファスナーを中から開けることもできるので、脱走の危険もありますのであまりおすすめできません。

ペット用のキャリーケースなら、通気性や脱走防止に配慮されて作られていますし、水で洗えたりするものが多いので、お掃除も大変楽で使いやすいものが多いです。

物によってはリードをつなぐフックもついているので、脱走の予防にもなります。また犬・猫用のキャリーケースはすきまが大きいので、脱出される危険が大きくなります。

フェレットの散歩におすすめなキャリーケースとリュック

リュックの用途としては、短時間の移動やキャリーケージだと重くて持ちにくい人などにオススメです。

どちらのタイプも中にフリースや柔らかい布などを敷いて、身体がバッグと擦れないようにしてあげましょう。

底にペットシーツを敷く場合は、掘って穴を開けないように気をつけてください。

フェレットの迷子に注意

天気の良い日に、フェレットと広いところでお散歩したり、追いかけっこをすることができたら、とても楽しいことでしょう。

フェレットも外の世界には、興味しんしんのはずです。しかしフェレットは意外と足が早いうえ、好奇心が強いので、一度放すと飼い主が呼んでも帰ってきません。

さらに狭いところに潜り込むのが大好きですから、目を離すと見つけ出すのは至難の業です。

フェレットにしても、飼い主とはぐれたら帰ってくることはできません。

散歩するときは必ずリードをつけよう

楽しいはずの散歩が、永遠の別れにならないように、散歩のときは首輪やハーネス(胴輪)をしたうえで、必ずリードをつけましょう。

ただしフェレットは頭が小さくカラダが細長い独特の体型をしているため、首輪やハーネスが抜けやすいのが難点です。

首輪やハーネスをしてリードをつないでいても、逃げることができると思っておいたほうがいいでしょう。

外出時にはぜったい目を放さなことです。

フェレットにおすすめのリード・ハーネス

フェレットで有名なマーシャル社の、フェレット専用ハーネスです。

危険なものから守る

屋外で直射日光を浴びて走り回っていると、陽の光と運動の量で熱で、気温はそれほど高くない日でも、体温は急上昇します。

フェレットがうずくまって口を開けてハァハァしだしたら、日陰で水を飲ませてあげましょう。外で遊ぶときは、飲水は忘れずに。

リードを何かに結んで一人遊びさせるときには、目を離さないようにしましょう。リードがほどけて迷子になったり、リードがからみつくこともあります。

また、野原には思いの外穴ぼこがあり、たいていモグラの穴ですが、こういった穴にもぐられないように注意しましょう。

草むらで遊ぶときの注意点

もともと草原に住んでいたフェレットは、草むらが大好きで、コッコッコッと鳴きながら走り回ります。

草を食べてしまうこともありますが、そのまま消化されずに出てくるだけなので心配無用です。ただし除草剤や殺虫剤などはカラダに悪いので、散布されていない場所で遊ばせましょう。

そしてフェレットは生まれながらのハンターです。虫やカエル、トカゲ、蛇、ネズミなど、動くものは何でも捕まえて、食べようとします。

マムシ、ヤマカガシ、ヒキガエル、スズメバチは有毒ですから、気をつけましょう。

また他の動物の糞などを食べると寄生虫がうつる可能性があるので、注意しましょう。

穴掘りごっこが好きなフェレット

フェレットは穴掘りも好きで、下水などに入られると困りますが、地面を掘っている分には安心です。

また爪が自然にけずれ、丸くなるという利点もあります。時々、動物の死体や生ゴミといった歓迎できないものを掘り当てることもありますので、注意して見ていましょう。

まとめ

今回はフェレットを散歩デビューさせる前に、知っておきたいことをまとめました。フェレットとの散歩をお楽しみいただければ幸いです。

  1. フェレットと散歩するときの注意点とマナー
    フェレット特有の臭いと、他人に噛みつかないよう注意。

  2. フェレット専用のキャリーケースとハーネスをおすすめする理由
    頭が小さくカラダが細い、特殊な体型のため専用のハーネスを着用させること。
    キャリーケースも同様、フェレットのようなカラダの動物にも逃げられないキャリーケースを用意すること。

  3. フェレットにとって有毒な生き物
    公園にいる虫やカエルなど、何でも食べようとするので注意。
    また有毒な生物もいるのでチェックしておきましょう。

また、フェレットのしつけについて記事にしていますのでご参考いただければと思います。

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