著者は2匹の猫♀♂を飼育していますが、もうネコに首ったけでただ寝てるだけで勝手に悶絶しています(*´・ω・)
そんな可愛いねこにも、一緒に生活したことがある人には“あるある”だと思いますが、もちろん生き物なので困ったことや人間が“いやだな~”と思うこともやっちゃったりします。
でも飼った以上は、飼い主の責任としてどうにかこうにか対処していくしかありません^^;
こんな困った行動に悩まされたり、不思議に思ったりしたことありませんか。
✔撫でると気持ちよさそうにしてたのに、突然かみついたり猫パンチくらった!!!
✔前は違ったのに最近性格が攻撃的に・・・・とつぜんなんで?!
✔先住猫と新参ネコのケンカをやめさせたい・・・
✔遊んでいるとネコパンチやネコキックがひどい・・・どうしたらやめさせられる?
✔ちょいちょい食べをなんとかしたい!いっきに食べて!
これらにはねこがどういう心理で、どんなことを考えていてそういう行動に至ったのか、解決方法とともに1つづつ解説していきます。
なでていると急に引っ掻いてくるのはどうして?
猫は基本的に自分の都合で触られるのを好むので、しくこくなでられるのを嫌がります。
触られるのがすきな猫でも、しつこくされるとコミュニケーション嫌いになってしまうこともあるので、なで方のポイントを把握しておきましょう。
対処法
まずねこが触られると「気持ちいいにゃ~」と感じるところは、自分でグルーミングできない耳の後ろやあごの下などを掻いてあげるような感覚で、少し強めになでてあげるとGOOD。
でも気持ちよさそうだからといって、長くやりすぎりのはNGですよ!
またあごはあごでも、ずっと同じヶ所ばかり掻いてあげるのではなく、アゴの下はもちろんアゴ周りやほっぺたなど、周辺も掻いてあげると、キレられずに少しだけ長く触れます(笑)
嫌がる前にさくっとやめ、一度に撫でる時間は短めに!いくらネコがすきだからといって、撫でくり回すのはやめましょう。
短めにすることで、ねこに「もっと触ってにゃ」と思わせることができるかもしれません(必死)。
あとはネコが自分の気分ですり寄ってきたときには、ここぞとばりに撫でてあげましょう。
ネコが撫でられると気持ちいい順番※もちろん性格にもよります
最近性格が攻撃的に・・・・とつぜんなんで?!
ねこが攻撃的になるとき、原因はいろいろ考えられます。
部屋の模様替えや引っ越し、新しい家族が増えたなど、なにか環境の変化に心あたりはありませんか。
ねこはとても用心深い性格なので、環境が変化することが苦手です。
環境や状況の変化で、ストレスや不安を抱えるとそれが引き金となり、威嚇したり攻撃したりするようになります。
ちなみに我家は引っ越しをしたときに、ビビリな方のねこは引っ越してから10日間ぐらいは、もう一匹が近づいただけで威嚇しまくっていました^^;
著者の経験上から、ネコが威嚇したりするときは「怖いとき」や「不安を強く感じているとき」に出ることが多いです。
飼い猫のストレス度チェック
✔引っ越しをした
✔部屋の模様替えをした
✔ねこと遊ぶ時間がほとんどない
1つや2つ当てはまる場合も、ねこにストレスが少なからずかかっていることは確かなので、これ以上ストレスがかからないよう気をつけてあげましょう。
対処法
なぜ飼い猫がとつぜん攻撃的になったのか、検討はつきましたか。
著者のように引っ越しなどが原因の場合は、その期間はなるべくビビらせないよう、大きな音をなるべくたてないよう注意を払い、ピンポンの音などの生活音をなるべくちいさくしてあげたり気を使ってあげるといいです。
放っておくと新しい環境に慣れ、いつもど通りに戻りますよ^^
あまりにも長く攻撃的な時期が続いたりする場合は、動物行動の専門家や、かかりつけの獣医師など専門家に相談しましょう。
先住猫と新参ネコのケンカをやめさせたい
先住猫が怒る理由は、自分の縄張りである家に見ず知らずの猫がやってくることは、先住猫にとって大きな環境の変化であり、強いストレスを感じます。
先住猫と新参猫の対面は、慎重に行う必要があります。
先住猫の精神面を考えて、できる限りストレスのかからない生活ができるよう心がけてあげましょう。
二匹を対面させて仲良くなる兆しが見えない場合、しばらくは別々の部屋で飼うか、新たな飼い主を探すなど、別の方法を考えるしかありません。
我家で新参猫を迎えるときは、猫用ゲージを購入し徐々に慣らしていきました。
とはいってもずっと閉じ込めておくわけにいかない&鳴くので、やはり別の部屋でしばらく生活し、不在時や寝るときなどはゲージに戻していました。
こんなの↓
多頭飼いは1つゲージを持っておくと、避妊・去勢手術など隔離したいときに便利です。
対処法その1
別々の部屋を用意し距離を取ります。そのうちお互いの存在に慣れ、同じ部屋にいても気にならなくなっていきます。
対処法その2
自宅的に別の部屋にすることが難しい場合などは、狭い場所や高いことろなど、ケンカになったときにそれぞれが逃げやすい場所を作ってあげましょう。
遊んでいるとネコパンチやネコキックがひどい
これ我家の♀がそうです。
まず遊びがついエスカレートしているのか、ストレスが原因なのか見極めましょう。
大抵の猫の場合、遊びがエスカレートしてついかんでしまうというのが原因のようですが、中には大きなストレスが原因で飼い主や他の猫を激しく攻撃するケースもあります。
まずは何が猫を攻撃に駆り立てているのかを考え、原因を取り除くことが大事です。
遊びから攻撃しやすい猫は、遊びたいのに十分に遊んでもらえないなどの、何らかのストレスがたまっていることも考えられます。
たとえば飼い主が遊びの時間を十分にとっていない、遊び方がへたなどです。
我家の猫はおもちゃにすぐ飽きるので、定期的に買い換えています(すぐ壊れますしね^^;)。
また最近は電動のおもちゃも多く売っているので、おもちゃの購入を考えている方は以下の記事を参考にしてください。
完全室内飼いの猫は遊び相手は基本的に飼い主だけなので、仕事などで外出しがちの場合は留守中に1匹だけでも遊べる環境を整えてあげたり、帰宅後おもちゃを使って猫と十分に遊んであげる時間を確保しましょう。
ちなみに我家は、先住猫の遊び相手にもう一匹迎え入れましたが、すご仲がいいわけではなくあまり遊んでくれませんでした^^;
なので飼い主に全力で“遊んで!遊んで!”アピールするので、必ず15分程度(猫の遊びは短期集中型)を一日2~3回取るようにしています。
対処法
ただの遊びに夢中になっているだけだったら、攻撃されたときは大声をあえて出し無視しましょう。
猫パンチやねこキックをされた瞬間に「ダメ!」と大声をだし、猫の気をそらさせ遊びを中断→猫を無視してその部屋から出ましょう。
猫のちょい食いをなんとかしたい!いっきに食べて!
犬のように集団で大きな獲物を摂る動物は、今後いつ獲物がとれるかわからないため貯め食いをします。
しかし猫は1匹で狩りを行う単独生活者で、狩りでしとめた獲物は独り占めすることができたため、小さい獲物を何回も摂り、ちょっとづつ食べていました。
また食べきれなかった分は、できれば後のために残すという習性があり、ねこは体が小さいため一度に沢山食べると消化しきれずに吐いてしまうこともあります。
このような理由から、猫は少しづつ分けて食べる習性があるのです。
対処法
食べないときは食事を下げ、一日に与えるご飯の時間を3~4回と小分けにし決めた時間に与えましょう。
そうすると「このときしか食べれない」とネコが理解し、出されたといに食べるようになります。
まとめ
今回は我家でもよくある、猫のこまった行動をとる理由と対処法についてご紹介しました。
ねこにも感情がある生き物なので、なぜその行動をとるのか考えてあげると、お互いが気持ちよくストレスなく生活が送れるようになります。
著者もネコ愛好家として、日々ネコの心理を研究中。。。(ΦωΦ)