リスと仲良くなる方法や気性が荒くなる秋の接し方

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リスを飼育するにあたり、飼い主として“リスと仲良くなりたい!”と考えていませんか。

リスは元々野生動物ですから「猫や犬のように人間と深い関係を気づく」ということはそもそも難しいのですが、リスに人間慣れしてもらい“ちょっとだけ仲良くなる”ことは可能ですが、少々コツがいります。

今回はそんな野生動物のリスと、仲良くなる方法を伝授します。

慣らすことの重要性

野生のリス、リス園や動物園のリス、家庭のリスなど、人とリスとの関係には様々な形がありますが、家庭で飼育する場合には「慣らす」ことがとても大切です。

リスも人の生活空間で暮らさなくてはならないわけですが、慣らさないままに飼っていれば、リスは人の存在やちょっとした物音、世話をするたびにいちいち驚き、恐怖を感じなくてはなりません。

そのようなストレスを与えず、安心して暮らせるためにも、慣らすことが大切なのです。

また慣れていれば健康診断や診察、治療などの際にも獣医師さんは検査しやすいですし、慣れてくれた方が飼い主としても楽しいでしょう。

まず第一にはリスのために、それから飼い主さんのために、リスを慣らしておきましょう。

ただしリスはそもそも野生動物なので、リスの世界に踏み込みすぎないよう、慣らしの度合いはほどほどにしましょう。

リスを仲良くなる手順

リスを迎えた当日は、やたらと構わないようにし、まずは新しい環境に慣らすようにします。

静かにしておくことは必要ですが、ケージに布などをかけて周囲が見えないようにはしないでください。

様子が見えないと、返って不安になってしまします。

最初のうちは前に飼われていた場所(ショップなど)で使っていた巣材や餌を使う方が無難です。

変更するなら、落ち着いてからにします。

ここで紹介するのは、最初からケージで飼えるくらいの、離乳を済ませたリスの場合です。

ケージ越しにおやつをあげてみる

人という存在に慣れてもらいましょう。

「おいしいものをくれる人」は、リスにとって魅力的です。

餌の用意をしながら声をかけたり、ケージ越しにおやつを手から渡してみましょう。

ケージの中で手からおやつをあげてみる

ケージの中で声をかけながら、手から餌やおやつを与えてみます。

脱走されないように注意してください。

どんな形でも、ケージの扉を開けるときは、必ず窓やドアの戸締まりを確認する習慣をつけましょう。

ケージに手を入れると逃げ回るようなら、「ケージ越し」のお付き合いをもっと続けて深めていきましょう。

部屋であそばせてみる

人の姿を見たり声をかけたりすると、ケージ越しに近寄ってくるようになったら、部屋で遊ばせてみてもよいでしょう。

必ずケージから出さねばならないわけではありません。

遊ばせる場合は、戸締まりなど室内の安全点検をしっかり行ってください。

部屋に出したときは、絶対に無理に追いかけたりしないようにします。

ケージに戻すときは、おやつで誘導するのがいい方法です。

体に触れてみる

健康チェックや、いざというときの治療などのためには、体に触れることにある程度慣れてくれると助かるものです。

リスがじっとしているときにそっと撫でてみましょう。

部屋に慣れ、のんびりくつろいでるように見える時や、餌やおやつを食べているときなら気にしない個体もいます。

後ろから急に触ると、驚いて噛み付くことがあるので注意してください。

仲良くするときの注意点

慣れやすさは個体差がとてお大きく、すぐに慣れるリスもいますし、神経質だったり怖がったりして、慣らすのに時間がかかるリスもいます。

リスの様子をよく観察し、リスが許してくれる距離を計りながら、慣らしていくようにしましょう。

すぐに慣れなくても、落胆はしないでください。

リスの立場で考えれば、人間という存在がどれだけ大きく、怖いものかを想像してみてください。

リスは天敵の多い、とても弱い存在です。

そのことを考えれば、すぐに慣れないことがあるのも仕方がないことだとわかると思います。

本来リスは、抱いたり撫でたりして楽しむタイプの動物ではないことも理解しながら、とにかく焦らずに、少しづつ、距離を縮めていきましょう。

その他には、以下のような点に注意しましょう。

驚かさない

恐怖の記憶は残りやすいものです。

何日もかけてきた、よい関係が壊れてしまうことにもなりかねないので、驚かさないように接しましょう。

しつこくしない

あまりにしつこいと、噛まれることがあります。

噛んでくるのは向こうも必死なのだと考え、噛まれるほどかまわないように注意しましょう。

出すのは慣れてから

ケージから出すなら、十分に人に慣れてからにしましょう。

怖がっているリスが逃げ込める場所を探して、家具の隙間などに入ってしまいトラブルの元です。

声をかける

いつも優しく声をかけながら接しましょう。

名前を「名前」として理解してくれませんが、何かいいことがある(餌やおやつがもらえる)合図という程度には理解してくれるはずです。

嫌われないリスの持ち方

リスを移動させるためなど、何かの必要があってリスを持つときには安全な方法を取ってください。

リスの慣れ具合によって、その方法は様々です。

手の上に乗せて移動

同じ室内で、ごく短い距離を移動するだけなら(ケージを戻すなど)、手の上でおやつを食べている間に移動させることもできます。

プラケースで移動

他の部屋や、屋外へ連れていくときや、あまり慣れていないリスは、プラケースに入れて移動させてください。

手で抱える

とてもよく慣れているリスなら、手で抱えることができます。

どんなに慣れていても万が一のことがあるので、そのまま他の部屋や屋外に移動するのはやめておきましょう。

保定

治療や診察のためにしっかりと持つ方法です。

革手袋を使う

革手袋をしてリスを抱えれば、噛まれても痛くありません。

しかし、厚い革手袋だと感触がよくわからず、ぎゅっと掴んでしますことがあるので、十分に注意しましょう。

やってはいけない持ち方:尻尾は掴まないでください。かんたんに切れてしまいます。
また、リスがこちらに気がついていないときに鷲掴みするものやめましょう。
びっくりさせてしまいますし、噛まれることもあります。

秋に気が荒くなるリスの接し方

秋になると、急に攻撃的になるリスがいます。

決して少数派ではなく、かなり多くのリスがこの時期に攻撃的になるようです。

リスが人を噛む理由

人への恐怖心
リスが人に慣れていないのに掴もうとしたり、いきなりケージに手を入れたりすればリスは攻撃してきます。

本来は人間が怖いはずですが、必死になって攻撃してくるのです。

構いすぎ
リスが嫌がっているのに、しつこく構うと噛まれることがあります。
言葉で「やめて!」と言えないリスの抗議の行動でしょう。
体調が悪いときに構われるのがイヤで、噛むこともあります。
繁殖シーズン
オス同士の抗争が激しくなる時期です。
その矛先が人間に向い、攻撃的になることがあります。
妊娠中、子育て中には、子供を守ろうとするメスが攻撃的になります。
自己主張
リスは単独性ですから、子リスの頃には人懐っこくても、オトナになるにつれて独立心が出て来るものです。
子リスの頃のつもりで接していて、噛まれることがあります。

秋に気が荒くなる理由

秋になると急に攻撃的になる理由は、冬眠と関係しているという説が多いようです。

気が荒くなる時期が冬の冬眠の時期と重なっていることに原因があるようで、実際に冬眠しないキタリスやタイワンリスなどではこうした傾向はありません。

シマリスは、1匹だけで巣穴にこもって冬眠しますが、冬眠シーズンに近くに他の生き物がいるとすれば、それは攻撃すべき対象となります。

蛇などの天敵かもしれませんし、冬眠巣を横取りしようとする別のシマリスかもしれません。

そのため飼育下でも縄張り意識が非常に強くなり、身を守るために命がけで攻撃してくるのでしょう。

また、冬眠中には体内で生理的な変化が起きていますが、その時期と攻撃的になっている時期が重なっていることも関係しているかもしれません。

秋に始まる攻撃性は、春になると急に収まり、元のような慣れたリスに戻ります。

気が荒くなったリスと仲良くする方法

気が荒くなってしまったら、なんとかなだめようとして構うのは逆効果です。

最低限の世話だけは欠かさずに行い、あとは好きなように過ごさせるのが一番です。

飼い主さんとしてはショックが大きいことですが、単独性で冬眠する習性を持つ野生動物を飼っている以上、仕方のないことだと思うしかありません。

リスにしても攻撃するのが楽しくて、飼い主に噛み付くのではありません。

距離を持ちつつも愛情を忘れず、この時期を過ごしていただきたいと思います。

まとめ

リスは野生動物のため、仲良く生活していくにはリスの習性をよく勉強する必要があります。

一口にリスとは言っても個体差があるので、行動をよく観察し、リスの気持ちを考えながら、構いすぎないように注意しましょう。

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