毛色
生まれたばかりのラグドールの毛色はみんな真っ白です。
ポイントがある子猫もまだ何色のポイントになるのか分かりません。
被毛の毛色は、おおよそ2年ぐらいかけて、少しずつ色や模様が変わってきます。
マーキングパターンには、バイカラー/ミテッド/ポイントの3つのパターンがあります。
ポイント
シャムのようなポイントのマーキングが入り、体のどこにもホワイトは現れません。
顔の中心と足や尻尾などの末端部分が濃い色になり、体の中央部は薄い色になる毛色が『ポイント』です
ポイントに入るカラーは様々です。
✔カラー
・シール(焦げ茶)
・ブルー
・レッド
・クリーム
・ライラックなど
・リンクスポイント(ポイント部分に縞が入った珍しいタイプ)
入る色によって『シールポイント』、『ブルーポイント』などと呼ばれ、シールポイントはキリッとした印象、レッドポイントは優しい印象というように、ポイントの色によって全く違う印象を受けます。
ミテッド
ポイントのラグドールに、前肢は白い手袋、後肢白いブーツを履いているようにみえる毛色パターンです。
顔にも星形の白いフチが現れます。
ポイントの色がレッドであれば「レッドポイントミテッド」クリームであれば「クリームポイントミテッド」という言い方をします。
バイカラー
ポイントやミテッドとは反対に顔の中心が白く、漢字の「八」が描かれたように色が入るパターンです。
3種類の毛色の中では一番表情が分かりやすいと言われ、日本人には人気のある毛色です。
四肢先は白く、ミテッドよりも四肢の上の方まで白く、背中の一部と体の下側にもホワイトが広がります。
向いている食事
大人なるまで3~4年はかかるので、それまでの栄養面に注意する必要があります。
体が大きいので、大人になってからもたっぷりの栄養が必要ですが、よく食べるので肥満には気をつけましょう。
筋肉のもととなる高タンパクなものを心がけて与えます。
高タンパクのおすすめキャットフードはこちら↓↓
被毛の手入れ
ラグドールは長毛のダブルコートですが、毛はからみにくいので2~3日に1回のブラッシングでも問題はありません。
コームで少しずつコーミングしていきます。
換毛期では、生えかわる毛量は多いので時期によってはこまめにブラッシングをしてあげましょう。
スキンシップや病気の早期発見のためにも、習慣化しておいたほうが良いでしょう。
身体のケア
耳の手入れ
汚れが少ない場合には、2~3週間に1回程度、コットンとイヤーローションを使って軽く拭き取る程度にします。
汚れが溜まりやすい場合には週に1回程度が望ましいですが、耳はデリケートなので気を付けましょう。
シャンプー
シャンプーは身体を清潔にするために必要な手入れではありますが、猫は本来濡れることを嫌うのであまり頻繁にシャンプーするのはストレスになります。
シャンプーの必要性ややり方、おすすめの猫用シャンプーランキングなどは以下の記事を参考にしてください。
飼うなら購入より里親になろう
日本でも動物愛護の精神が高まりつつあり、新しい犬を迎えるにあたり保護団体や里親サイトを利用する方も増えています。
新しい命を増やすまえに、いま愛情を必要としている成犬や成猫たちがたくさん待っています。
成犬成猫から飼うという選択肢は、これまで生きてきた環境により性格も様々ですが、保護されている期間にある程度の性格も把握されているため飼いやすいなどのメリットもあります。
12万~22万円位が価格相場のようですが、何十万というお金を出して購入するより、殺される命やお迎えを待っている子を保護しませんか。
保護団体・里親サイト
ペットのおうち:http://www.pet-home.jp/
事情によりペットを飼えなくなってしまった飼い主や、ペットを保護している保護活動者などと、ペットを飼いたい(里親になりたい)と考えている方が交流できる場所が「ペットのおうち」です。
会員登録を行えば、すぐに里親募集情報の投稿、里親申し込み(里親応募)、コミュニティの利用が可能です。
まとめ
今回はラグドールの意外な歴史や性格、特徴などをご紹介しました。
引っ掻いたりしない猫種であることや、帰巣本能が強いラグドールの注意点や、かかりやすい病気、大きさや寿命、向いてる食事などについても書きました。
3つある毛色のパターンや、手入れ方法、里親サイトもあわせてご紹介しましたので、飼おうと考えている方はぜひ参考になれば幸いです。
- 1
- 2