フクロ・アメリカモモンガの仲間たち

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今回はフクロモモンガの仲間と、げっ歯目(一生歯が伸び続ける)のアメリカモモンガたちの仲間を、それぞれ紹介していきます。

フクロモモンガ

  • 食べ物さえあればあらゆるタイプの温暖な森林や、多雨林に住むことができる。
  • 特に好むのはユーカリやアカシア。
  • 小さな群れで暮らし、鳴き声と匂いが重要なコミュニケーション手段。
  • 通年繁殖だが、生息地域によっては6〜11月(南半球なので季節は冬)に繁殖シーズンがある。
  • 寿命は野生下では5〜7年、飼育下では12〜15年。
  • 体の大きさは、頭胴長約120〜320mm、尾長150〜480mm、体重平均110g(体重はオス100〜160g、メス80〜130gとするデータもあります。)

フクロシマリス

  • 生息地域はオーストラリアのクイーンズランド、ニューギニアと近隣の諸島。
  • 背中に3本の縞がある。
  • 夜行性で、日中は葉を使って作った素で休む。
  • 大人のオスは樹洞で単独生活をし、メスは子どもたちと暮らす。
  • アリ、ハチ、シロアリなどの昆虫類をよく食べる。
  • 長い薬指や長い舌、前に突き出た門歯で、木の割れ目から昆虫を引き出す。
  • 前胴長平均26.3cm、尾長32.5cm、体重平均423g。

コアラ

  • 生息地域はオーストラリア東部と、クイーンズランド北部からビクトリア年生部に生息。
  • ユーカリの葉しか食べないことは有名だが、600種あるユーカリのうち特に好むのは十数種。
  • ユーカリの葉の毒性を肝臓で分解し、3mもある盲腸で消化する。
  • 性成熟はメス2歳、オス4歳で、一度に1〜2匹

オオカンガルー

  • 生息地域は西ヨーク岬、サウスウェールズ、タスマニアの一部をのぞくオーストリア東海岸
  • 開けた森林から草原まで生息、
  • 性的二型(オスとメスの形態の違い)が大きく、オスはメスの2〜3倍の大きさ、
  • 群れは出入り自由でゆるやか。
  • 発情したメスをめぐって争うことはある。
  • 草食性で、草の葉から広葉樹の葉までいろいろな植物を食べる。
  • 体長1.5〜1.8m、体重3.5〜90kg。

ベネットアカクワラビー

  • 生息地域はオーストラリア東部、南西部の海岸林に生息、特にクイーンズランド、ニューサウスウェールズ北東部、タスマニア。
  • うなじと肩の赤っぽい被毛から名付けられた。
  • 本土の亜種は通年繁殖で、特に夏に多い。
  • タスマニア島の亜種は、多くは2〜3月に出産する。
  • 草の葉を食べるが、乾燥機には水分を含む植物の根を食べる。
  • 頭胴長92.5〜105cm、尾長70〜75cm、体重13,8〜18.6kg。

フサオネズミカンガルー

  • 生息地域はウエスタンオーストラリア州の南西部。
  • 名の通りネズミにも見える小型のカンガルー。
  • 森林地帯に生息する
  • 夜行性で昼間は樹皮や葉で入念に作られたドーム型の巣で休む
  • 長い尾は、巣材を運ぶのにも使われている
  • 主に菌類のきのこを食べる。

頭胴長30〜38cm、尾長29〜36cm、体重1.1〜1.6kg。

有袋類とは?

早い時期に出産し、袋で子育てをする有袋類に対して、ずっと胎盤とつながって育つ「有袋類」以外の哺乳類は「有胎盤類」といいます。

有袋類と有胎類は、1億年以上前にはすでに別々の進化をたどり始めていたと言われています。

別々に進化したのに同じ様な環境で、同じような暮らしをしているうちに外見が似てくるのを「収れん」といいます。

フクロモモンガとげっ歯目のモモンガが似ているのは、「収れん」の結果です。

一億年前には世界中にいた有袋類と有胎盤類でしたが、今、有袋類が生息するのはオポッサムのいる南北アメリカ以外はオーストラリアだけです。

海で隔離された環境のなかで独自の進化をとげ、体の大きさの違い、生活圏の違い、食性の違いなど、有袋類には様々なタイプが誕生したのです。

げっ歯目のモモンガの仲間たち

生涯に渡って伸び続ける歯をもつ「げっ歯目」の動物たち。

全哺乳類のうち40%近くを占め、ほぼ世界中に生息しています。

生活の方法も様々で、プレーリードッグのように地下にトンネルを掘るのもいれば、ビーバーのように水辺で暮らすもの、モモンガやムササビのようにほとんどを樹上で暮らし、滑空という移動手段をもつものもいます。

げっ歯目は顎の筋肉のつき方から、

  1. 「ネズミ亜目」
  2. 「リス亜目」
  3. 「テンジクネズミ亜目」

の3つに分けることができます。

モモンガはリス亜目のうち、リス科に分類されます。

シマリスやキタリスなどのリスの仲間や、ビーバー、プレーリードック、マーモットなどもリス科です。

モモンガとムササビの仲間は、リス科のうち13属36種におよびます。

アメリカモモンガ

  • 生息地域はカナダ南東部、アメリカ東部、メキシコからホンジュラスにかけて。
  • 特に広葉樹林を好んで生息する。
  • 夜行性で、日没後から夜明け前まで活動。
  • 雑食性で、リス科動物の中では動物質の割合が高い、
  • 繁殖シーズンは年2回で、南部では12〜1月と6〜7月。
  • カナダ、アメリカには、アメリカモモンガよりも少し大きなオオアメリカモモンガも生息している。

タイリクモモンガ

  • 生息地域はスカンジナビア半島からロシア、シベリア、アジア北部
  • カバノキ、スギやマツの森林に暮らす。
  • 古い樹洞を好んで巣にする。
  • 草食でさまざまな樹木の種子や芽などを食べる。
  • 冬は冬眠や貯食をしない。
  • 夏、背中の被毛は黒っぽいグレーで、冬にはシルバーグレーに換毛する。
  • 頭胴長12〜22.8cm、体重平均130g。
  • 北海道に生息すうエゾモモンガはタイリクモモンガの亜種。

ニホンモモンガ

  • 生息地域は本州、四国、九州。
  • 日本固有種。
  • 木の種類が多様な、比較的高地の森林に住み、巣は樹洞に作る。
  • カシ、クヌギ、コメツガノの葉、ナナカマドの実などを食べる。
  • 野生下では生態はよく知られていない。
  • 頭胴長14〜20cm、尾長10〜14cm、体重150〜200g。

ムササビ

  • 生息地域は北海道と沖縄を除く全国。
  • 原生林から二次林までの森林に生息。
  • 巣は木の洞に作るが、寺社などの屋根裏を巣として使うこともある
  • ほぼ完全な植物性で盲腸が長い
  • さまざまな樹木の冬芽、若葉、硬い葉、種子、針葉樹の雄花、果実、花などを食べる。
  • 交尾をしたあと、オスが送り込む栓物質によってメスに膣栓を作ることも知られている。
  • 頭胴長27〜48cm、尾長28〜41cm、体重700g〜1300g。

モモンガとムササビの違い

フクロモモンガは有袋類で、ムササビはげっ歯目のモモンガ類に当てはまります。

外見、生活様式などにとても似ているところもありますが、フクロモモンガはお腹に袋を持っているという、まったく異なるところもあります。

モモンガとムササビは、どちらも日本に生息しており、特にムササビは身近な野生動物としてもよく知られています。

 

飛膜のある動物たち

滑空は、遠い距離を効率的に移動するのに優れた手段です。

滑空するのは、フクロモモンガやげっ歯目のモモンガ、ムササビだけではありません。

哺乳類ではリス亜目のウロコオリス(最大200mもの距離を滑空します)、フクロモモンガの仲間のフクロムササビなども滑空します。

きわめて発達した飛膜を持っているのは、ヒヨケザルです。

顎の両側から前脚の指、後ろ足の指を経て尾の先にまで達し、指と指との間にも水かき上に飛膜が続いています。

この大きな飛膜とそれを支える長い手足のために、木の枝を登るなど滑空以外の動きは苦手なようです。

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まとめ

有袋類のフクロモモンガの仲間を6種、げっ歯目のアメリカモモンガの仲間を4種ご紹介しました。

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