シマリスの飼育・種類・値段・タイガー期・餌など

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最近は、ペットを飼う人が多くなりました。その一方で住宅事情の変化により、飼育するペットも犬や猫にとどまらず、小動物を飼っている人も多くなってきたようです。

その中でも人気が高いものの一つが「シマリス」。

シマリスは、鳴くこともなくケージの中で飼うことができるという、飼いやすさが人気の理由の一つのようです。

ペットショップで見て、その可愛らしい姿に「飼ってみたいなぁ」と思った事がある人もいるかと思いますが、シマリスはまだそんなにペットとして普及していませんから、飼育知識に乏しい方もいるんじゃないでしょうか。

リスは元々野生動物ですから「猫や犬のように人間と深い関係を気づく」ということはそもそも難しいのですが、リスに人間慣れしてもらい“ちょっとだけ仲良くなる”ことは可能ですが、少々コツがいります。

生き物である以上、大切に飼育しなければならないので、ただ可愛いというだけではシマリスを飼うことは出来ません。

今回は実際に飼育した私が、シマリスを飼育するうえで知っておきたい

✔シマリスの飼育方法
✔シマリスの種類
✔値段
✔シマリスの飼育方法
✔嫌われないシマリスの持ち方
✔秋に気性が荒くなるタイガー期の理由と対処法
✔シマリスの餌
✔シマリスにおすすめのケージ

などについてお伝えしていきます。

シマリスの種類

シマリスは実は約25種類あり、シマリスには24〜25種類のシマリスが分類されています。

私達が飼っているシマリスだけがユーラシア大陸から東アジアにかけせ生息し、それ以外はすべて北米大陸に住んでいます。

背中と顔に縞模様(しまもよう)、地上と樹上で生活する、頬袋を持つ、冬眠するなどの共通する特徴を持っています。

よくペットとして飼育される、代表的なシマリスを紹介していきます。

メリアムシマリス

カルフォルニアの中央部から南部にかけて、サンフランシスコからメキシコにかけて生息。

標高2700m以下の低木の茂み、オークや松の森林に住むが、岩場でもしばしば見つかる。

キツツキの作った樹洞や天然の樹洞などを寝床にし、ほとんどの寝床は東を向いている。

グレーっぽい毛色で他のシマリスより目立たず、多くの種類の植物を餌とし、一年を通じてどんぐりが重要な餌となるが、鳥が排出ひた種子、卵の殻なども食べる。

午前中と午後の2回、餌を求めて活動する。

体重 71〜77g
頭胴長 13cm前後

ガケシマリス

ネバダ州、ユタ州、アリゾナ州、ニューメキシコ州とメキシコ北部の一部に生息。

標高1500〜3700mの岩場の断崖の穴を主な住処とし、活動のうち3%がグルーミングをしめ、よく砂浴びをする。

メスは集団を作る傾向があり、餌場を一緒に移動したりする。

ネズの実、松ぼっくり、どんぐりを主な餌にし、植物の種子や昆虫なども食べ、行動範囲の断崖に貯食する。

乾燥した環境に順応した特殊な腎臓を持っているとされている。

体重 61〜74g
頭胴長 21〜25cm前後

トウブシマリス

カナダ南東部、ミネソタ、ウィスコンシン、アイオワ、イリノイ、ミシガンを含むアメリカ合衆国東部に生息。

地面に巣を作るが、地面にまで日の差し込まない深い森林は好まない。

巣穴はいくつか出入り口のある、最長で約9cmあるもの。

背中の縞は、中央の線と左右との間が広く、左右2本づつの縞に挟まれた白が目立つ。

木の実、種子、キノコ、果実、ベリー類、コーンなどのさまざまなものを食べ、昆虫や鳥の卵や、時には小さいネズミなどの脊髄動物も食べる。

他のシマリスよりも大きいのも特徴。

体重 80〜150g
頭胴長 21〜28cm前後

チビシマリス

ロッキー山脈やグレートプレーン西武をはじめ、北米全体で見られる。

森林の緑や開けた土地を好み、木の高いところに巣を作り、巣は季節ごとに作られる。

夏は朽ちた丸太や樹洞に葉や樹皮などを巣材にし、冬は地下に巣を作り、乾いた草や樹皮・羽などを巣材にする。

木の実やベリー類、果実、草、菌類やカタツムリ、昆虫などを食べる。

地上と樹上で餌を探し、最高9cmまで木に登りシマリスの中で最も小さい。

体重 42〜53g
頭胴長 18〜22cm前後

日本のリスの種類

日本にはリス亜目ではリス科のみが6種、生息しています。

エゾシマリス、エゾリス、ニホンリスと、エゾモモンガ、ニホンモモンガ、ムササビという3種類の滑空するリスが生息しています。

エゾシマリス

北海道に生息。シベリアシマリスの亜種。

地上と樹上で生活するが、地上にいるほうが多い。

餌の86%は地上で見つけ、植物の種子や花、果実、芽や葉などのほか、昆虫も食べる。

餌の多くは種子が占め、餌は分散貯蔵するほか、巣穴に貯蔵する。

1年の半分近くを地下の巣穴で冬眠して過ごし、冬眠があけると繁殖シーズンを迎え、30日の妊娠期間で、1〜7匹の子供を産む。

体重 71〜116g
頭胴長 12〜15cm、尾長11〜12cm

エゾリス

北海道に生息。キタリスの亜種。

人里近くや公園の林などにも姿をみせ、餌のほとんどは植物質。

小枝を利用して作る丸い巣を、風雨にさらせれにくい木の股にかけたり、樹洞を巣として使う。

単独性だが、厳冬期にはオス同士やオスとメスで同じ巣を使うことがある。

冬になると耳の先に房毛が生える。

年に二回出産することもあり、38〜39日の妊娠期間で1〜7匹の子供を産む。

体重 300〜470g
頭胴長 22〜23cm前後

ニホンリス

日本固有種のリス。

本州、四国、淡路島に生息、九州からは姿を消したかもしれない。

餌の99%以上が植物質で、木や草の葉、花、果実、種子、樹皮などを季節に応じて食べる。

秋になると餌は地中や樹上に貯蔵する(地中のほうが多い)。

活動時間は朝早くと午後で、冬眠はしないが冬場は活動時間が短くなる。

冬になると耳の先に房毛は生え、繁殖シーズンは2月〜6月で、年に2回出産することもある。

体重 210〜310g
頭胴長 18〜22cm前後

シマリスの値段

 シマリスといっても何種類か種類はあり、ホワイトシマリスといって身体が真っ白のタイプもいるのですが、一般的な身体が茶色いよく飼育されているメリアムシマリスは、

✔10,000円前後

で購入できます。

ペットショップで購入する場合は、売れ残りなどで価格が変動するので、実際に見に行ってみるのが良いと思います。

シマリス値段

シマリスの飼育方法

野生のリス、リス園や動物園のリス、家庭のリスなど、人とリスとの関係には様々な形がありますが、家庭で飼育する場合には「慣らす」ことがとても大切です。

リスも人の生活空間で暮らさなくてはならないわけですが、慣らさないままに飼っていれば、リスは人の存在やちょっとした物音、世話をするたびにいちいち驚き、恐怖を感じなくてはなりません。

そのようなストレスを与えず、安心して暮らせるためにも、慣らすことが大切なのです。

また慣れていれば健康診断や診察、治療などの際にも獣医師さんは検査しやすいですし、慣れてくれた方が飼い主としても楽しいでしょう。

まず第一にはリスのために、それから飼い主さんのために、リスを慣らしておきましょう。

ただしリスはそもそも野生動物なので、リスの世界に踏み込みすぎないよう、慣らしの度合いはほどほどにしましょう。

シマリスと仲良くなる手順

リスを迎えた当日は、やたらと構わないようにし、まずは新しい環境に慣らすようにします。

静かにしておくことは必要ですが、ケージに布などをかけて周囲が見えないようにはしないでください。

様子が見えないと、返って不安になってしまします。

最初のうちは前に飼われていた場所(ショップなど)で使っていた巣材や餌を使う方が無難です。

変更するなら、落ち着いてからにします。

ここで紹介するのは、最初からケージで飼えるくらいの、離乳を済ませたリスの場合です。

ケージ越しにおやつをあげてみる

人という存在に慣れてもらいましょう。

「おいしいものをくれる人」は、リスにとって魅力的です。

餌の用意をしながら声をかけたり、ケージ越しにおやつを手から渡してみましょう。

ケージの中で手からおやつをあげてみる

ケージの中で声をかけながら、手から餌やおやつを与えてみます。

脱走されないように注意してください。

どんな形でも、ケージの扉を開けるときは、必ず窓やドアの戸締まりを確認する習慣をつけましょう。

ケージに手を入れると逃げ回るようなら、「ケージ越し」のお付き合いをもっと続けて深めていきましょう。

部屋であそばせてみる

人の姿を見たり声をかけたりすると、ケージ越しに近寄ってくるようになったら、部屋で遊ばせてみてもよいでしょう。

必ずケージから出さねばならないわけではありません。

遊ばせる場合は、戸締まりなど室内の安全点検をしっかり行ってください。

部屋に出したときは、絶対に無理に追いかけたりしないようにします。

ケージに戻すときは、おやつで誘導するのがいい方法です。

体に触れてみる

健康チェックや、いざというときの治療などのためには、体に触れることにある程度慣れてくれると助かるものです。

リスがじっとしているときにそっと撫でてみましょう。

部屋に慣れ、のんびりくつろいでるように見える時や、餌やおやつを食べているときなら気にしない個体もいます。

後ろから急に触ると、驚いて噛み付くことがあるので注意してください。

仲良くするときの注意点

慣れやすさは個体差がとてお大きく、すぐに慣れるリスもいますし、神経質だったり怖がったりして、慣らすのに時間がかかるリスもいます。

リスの様子をよく観察し、リスが許してくれる距離を計りながら、慣らしていくようにしましょう。

すぐに慣れなくても、落胆はしないでください。

リスの立場で考えれば、人間という存在がどれだけ大きく、怖いものかを想像してみてください。

リスは天敵の多い、とても弱い存在です。

そのことを考えれば、すぐに慣れないことがあるのも仕方がないことだとわかると思います。

本来リスは、抱いたり撫でたりして楽しむタイプの動物ではないことも理解しながら、とにかく焦らずに、少しづつ、距離を縮めていきましょう。

その他には、以下のような点に注意しましょう。

驚かさない

恐怖の記憶は残りやすいものです。

何日もかけてきた、よい関係が壊れてしまうことにもなりかねないので、驚かさないように接しましょう。

しつこくしない

あまりにしつこいと、噛まれることがあります。

噛んでくるのは向こうも必死なのだと考え、噛まれるほどかまわないように注意しましょう。

出すのは慣れてから

ケージから出すなら、十分に人に慣れてからにしましょう。

怖がっているリスが逃げ込める場所を探して、家具の隙間などに入ってしまいトラブルの元です。

声をかける

いつも優しく声をかけながら接しましょう。

名前を「名前」として理解してくれませんが、何かいいことがある(餌やおやつがもらえる)合図という程度には理解してくれるはずです。

嫌われないリスの持ち方

リスを移動させるためなど、何かの必要があってリスを持つときには安全な方法を取ってください。

リスの慣れ具合によって、その方法は様々です。

手の上に乗せて移動

同じ室内で、ごく短い距離を移動するだけなら(ケージを戻すなど)、手の上でおやつを食べている間に移動させることもできます。

プラケースで移動

他の部屋や、屋外へ連れていくときや、あまり慣れていないリスは、プラケースに入れて移動させてください。

手で抱える

とてもよく慣れているリスなら、手で抱えることができます。

どんなに慣れていても万が一のことがあるので、そのまま他の部屋や屋外に移動するのはやめておきましょう。

保定

治療や診察のためにしっかりと持つ方法です。

革手袋を使う

革手袋をしてリスを抱えれば、噛まれても痛くありません。

しかし厚い革手袋だと感触がよくわからず、ぎゅっと掴んでしますことがあるので、十分に注意しましょう。

やってはいけない持ち方:尻尾は掴まないでください。かんたんに切れてしまいます。
また、リスがこちらに気がついていないときに鷲掴みするものやめましょう。
びっくりさせてしまいますし、噛まれることもあります。

シマリスにおすすめのケージ

 シマリスを飼育するのに絶対に必要なのがケージです。

ハムスターなどもケージで飼いますが、ハムスターなどのケージと大きく異なる点は、ケージの背が高くなければならない所です。

シマリスはたくさん運動をする動物で、木に登ったりするのも大好きです。

おすすめのケージはこちら↓

出来るだけ背の高めなケージと、ケージの中に木を入れてあげるととても喜びます。

赤ちゃんシマリスの注意点〜寒さに弱い

シマリスの赤ちゃんが、ペットショップなどで販売されるようになるのは春先です。

シマリスがまだ赤ちゃんの時期に、特に気を付けなければいけないポイントは温度!

シマリス値段

シマリスの赤ちゃんは、温めてあげないと風邪を引きやすいので、必ずペットヒーターを用意してあげてください。

赤ちゃんのうちは保育器に入れておくことになりますが、ペットヒーターも入れてシマリスが寒さで風邪をひかないように気を付けてあげましょう。

注意が必要なシマリスのタイガー期

秋になると、急に攻撃的になるリスがいます。

決して少数派ではなく、かなり多くのリスがこの時期に攻撃的になるようです。

秋に気が荒くなる理由

秋になると急に攻撃的になる理由は、冬眠と関係しているという説が多いようです。

気が荒くなる時期が冬の冬眠の時期と重なっていることに原因があるようで、実際に冬眠しないキタリスやタイワンリスなどではこうした傾向はありません。

シマリスは、1匹だけで巣穴にこもって冬眠しますが、冬眠シーズンに近くに他の生き物がいるとすれば、それは攻撃すべき対象となります。

蛇などの天敵かもしれませんし、冬眠巣を横取りしようとする別のシマリスかもしれません。

そのため飼育下でも縄張り意識が非常に強くなり、身を守るために命がけで攻撃してくるのでしょう。

また、冬眠中には体内で生理的な変化が起きていますが、その時期と攻撃的になっている時期が重なっていることも関係しているかもしれません。

秋に始まる攻撃性は春になると急に収まり、元のような慣れたリスに戻ります。

リスが人を噛む理由

人への恐怖心
リスが人に慣れていないのに掴もうとしたり、いきなりケージに手を入れたりすればリスは攻撃してきます。

本来は人間が怖いはずですが、必死になって攻撃してくるのです。

構いすぎ
リスが嫌がっているのに、しつこく構うと噛まれることがあります。
言葉で「やめて!」と言えないリスの抗議の行動でしょう。
体調が悪いときに構われるのがイヤで、噛むこともあります。
繁殖シーズン
オス同士の抗争が激しくなる時期です。
その矛先が人間に向い、攻撃的になることがあります。
妊娠中、子育て中には、子供を守ろうとするメスが攻撃的になります。
自己主張
リスは単独性ですから、子リスの頃には人懐っこくても、オトナになるにつれて独立心が出て来るものです。
子リスの頃のつもりで接していて、噛まれることがあります。

気が荒くなったリスと仲良くする方法

気が荒くなってしまったら、なんとかなだめようとして構うのは逆効果です。

最低限の世話だけは欠かさずに行い、あとは好きなように過ごさせるのが一番です。

飼い主さんとしてはショックが大きいことですが、単独性で冬眠する習性を持つ野生動物を飼っている以上、仕方のないことだと思うしかありません。

リスにしても攻撃するのが楽しくて、飼い主に噛み付くのではありません。

距離を持ちつつも愛情を忘れず、この時期を過ごしていただきたいと思います。

シマリスを飼育するうえで覚えておかないといけないのは、シマリスのタイガー期でしょう。

比較的穏やかな性質のシマリスですが、タイガー期と言われる秋頃には性質が豹変します。

春から飼育していると飼い主にも慣れ、乗ってくれるようにもなりますが、冬眠に入る前の時期にはその可愛らしさはいったん消えてしまいます。

この時期は気性が荒くなり、普段どんなにおとなしい子でも噛み付いたり飛び掛かったりしますぼで、この時期だけはそっとしておきましょう。

春夏秋冬別の、シマリスのお世話方法をもっと詳しく知りたい方は、こちらの記事をどうぞ↓

リスの一生と春夏秋冬別のお世話方法

2018.02.13

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