猫のことが大好きなのに、なぜか猫にあまり好かれない人っていませんか?
猫のことがそこまで好きではないのに、猫にモテモテの人もいますよね?猫に好かれる人は猫の気分や気持ちが読める人です。
猫は気まぐれな動物なので、いつも同じ気分とは限りません。
かまってほしい時や、ほっといてほしい時、猫に好かれたい人は、時と場合によって、猫の気分が察知できるようになることではないでしょうか。
どうしたら猫の気持ちがわかるようになるのか、猫に好かれるようになる方法を紹介します!
猫との距離感を理解する
人間に「パーソナルスペース」と言うものがありますよね。
実は猫にももちろんあって、生きていく上でとても重要な4種類の距離感があると言われています。
猫は距離感をとても大事にする動物なのです。
個人的距離
(画像引用元:https://www.pinterest.com)
とても親密な相手しか入ることが出来ない距離です。
一緒に寝たり、グルーミングなど体に直接触れる事ができるエリアのため、顔見知りでも親密でない相手がこのエリアに入ってしまうとブチギレられます。
社会的距離
(画像引用元:https://www.pinterest.com)
顔見知りの相手など、敵ではない相手が入ってもいい距離です。
臨界距離
(画像引用元:grandwallpapers.net)
顔見知りではない相手が入ってきたとき、自己防衛に入る距離です。
猫が威嚇したり攻撃態勢に入ったら、大人しくこれ以上近づく事をやめましょう。
逃走距離
(画像引用元:http://brristol.exblog.jp/)
顔見知りではない相手が近づいた時に、逃げ出す(逃げ出せる)距離。
猫だと約2m、子猫はそれ以上が目安だそうです。
まずは自分と猫の距離を知り、少しづつ距離を縮めていきましょう。
大きな音を立てない
猫は聴覚が発達している為、大きな声や音、大きなモーションが苦手。怖がって恐怖を感じてしまうそうです。
声は男性より少し高めの女性の声が好きですが、高すぎる声は逆に、猫の神経を刺激し逆なでしてしまうので、母親猫になった気分で挨拶してみましょう。
画像引用元:http://neko.kichijoji.gr.jp/
近づく時はなるべく位置を低くし、猫のように音を立てずゆっくり歩く事を意識しましょう。
直線で向かっていこうとせず、円形をイメージしながら近づくほうが良いです。
猫の写真で有名な写真家の岩合光明さんは、動物の目線と同じ高さで写真を撮る事を大事にしていて、常にホフク前進のような格好になってしまうそうです。
猫に好かれるのも納得ですね。
猫に「キャットスキャン」してもらう
においを嗅ぎ、危険な動物ではないか確認する事を「キャットスキャン」というそうです。
あまり親しくない人に、急に近づかれて触れられたらびっくりしますよね。
猫も同じで、いきなり触ろうとすると怖がってしまいますので、まずは自分のにおいを嗅がせてあげて、敵ではない事を伝えましょう。
猫が他の猫とコミュニケーションをとるとき、お互いの鼻同士を近づけます。
これと同じように、人差し指を猫の鼻付近へ近づけにおいを嗅がせてみましょう。
画像引用元:http://mirukiku.net/
このキャットスキャンが終わった後、嫌がったり逃げたりしなければ、敵ではない事を認識された合図になります。
その後は、ゆっくり耳の後ろや首あたりをなでてあげてください。
これは獣医さんが動物病院で、実際に猫に行っているテクニックの1つなんだそう。
猫のツボを知る
猫は、自分で毛づくろいが出来ないところをゆっくり触ると、気持ちよさそうに喜んでくれます。
あご下、胸付近、耳の後ろ、頬、背中、尻尾のつけ根
しっぽ、足先、おなか
顔まわりは、目の上の少し毛が薄い部分もとても喜びます。
猫は気持ちよい場所だと、ゴロゴロと咽を鳴らしたり、目を細めてうっとりとした表情になるので、わかりやすいですよね。
触られて喜びやすい場所は、猫によっては違う場合もあるので、その猫が喜ぶ場所を見つけてみてください。
まとめ
最初から触りにいこうとするのではなく、まずは敵ではないことを知ってもらい少しづつ距離感を詰めていきましょう。
これでもう、猫に好かれない日々から卒業できますね!
猫と上手にコミュニケーションをとりながら、楽しい猫ライフを送ってくださいね。