犬の誤飲で腸閉塞の可能性が・・・症状と治療法について

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あなたは愛犬が誤飲してしまった時の、腸閉塞の危険性について知っていますか?
「あっ!」と思った時には、既に愛犬が異物を食べてしまった経験のある飼い主さんは多いかと思います。

それから何ともなくても、数日後〜数カ月後、数年後に症状が出てくる事があります。実は私の愛犬も異物を飲み込んだ1週間後に症状が出て、慌てて病院に駆け込んだ経験があります。

そもそも飲み込めたのに、なぜ腸閉塞か起こってしまうのか不思議ですよね。犬が誤飲しやすいものや、腸閉塞の症状などについてご紹介します。

腸閉塞とは

image01画像引用元:http://www.photo-ac.com

通常であれば、口から食事をしたものは、食道を通り胃から腸を通って消化や吸収をされていきます。そして残りは便となり肛門から排出されていきます。

犬は大きな塊でも丸呑みが出来る構造なので、食道より腸の方が細くなっています。異物は消化や分解がされないので、そこでつまりが生じます。

腸閉塞(別名「イレウス」)は、異物や腫瘍により腸が塞がってしまい、内容物が流れない状態の事をいいます。そのため、便が排出されずにお腹が膨張し、内容物が逆流して嘔吐が見られます。

病院に行かずに放置すると、そのまま死に至る恐ろしい状態です。

犬が誤飲しやすいもの

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大型犬と小型犬では詰まるサイズが異なりますが、誤飲で多いものは、おもちゃやぬいぐるみの破片、石や木屑などです。犬が遊んでいるうちに飲み込んでしまう場合が多くあります。

我が家の場合は、使い古したぬいぐるみのシッポでした。使い古して生地が弱っていたり、縫い方が緩いものは危ないですね。

犬にあげる前にほつれていないかなど、細かいチェックが大切です。

また、飲み込んで欲しくないもので遊んでいるのを見つけて大きな声を出すと、犬は慌てて飲み込んでしまうので、驚かせないようにしながら取り上げるといいでしょう。

腸閉塞の症状

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症状が軽い場合は、嘔吐や下痢などが続き、元気が無くなって体重の低下が見られます。

腸が完全に塞がってしまった重度の場合は、腸が流れないために食欲が喪失され、水をよく飲むようになります。しかし、激しい嘔吐が繰り返され呼吸も細かくなります。そして、激しい腹痛を我慢するために、背中を丸めたポーズのまま動かなくなります。

閉塞された腸は血行が悪くなり、壊死を起こしてしまいますので、早急な対応が必要です。

誤飲した時の対処方法

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もし犬が誤飲してしまったらすぐに吐かせたくなりますよね。
でも、化学物質や尖ったものなど、吐かせるとかえって危険なものが沢山あります。

呼吸が出来ているようであれば、焦らずに獣医さんへ連絡をして下さい。
連絡をする際には、いつ、なにを、どれ位飲み込んだかをきちんと説明出来るようにしておきましょう。
また、様子を見る場合も自分で判断せずに、獣医さんの指示を仰ぐ事が大切です。異物が詰まっていても、病気では無いので元気そうにしている場合もあります。そのため、専門家の判断が重要です。

治療方法

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まずは内視鏡とレントゲンで詰まっている箇所の確認をします。バリウムを飲ませ、流れが滞り膨らんでいたらそこで何かが詰まっています。
もし、脱水の症状があれば、点滴をして症状の改善を図ります。

我が家の場合は、腸が完全に詰まっており緊急を要していたので、全身麻酔をかけて、開腹手術を行いました。
腸の壊死は若干見られましたが、異物を取り出した際に壊死した部分を少し切除するだけですみました。患部の癒着も見られず、予後は順調に回復することができました。

予防が大切

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誤飲を防ぐ為には、何より誤飲しそうなものを犬の届かない場所に置く事が大切です。
おもちゃも必ず飼い主さんが見ていられる時だけ与えておくのがいいでしょう。

ゴミ箱をあさって誤飲してしまう事も多いので、ゴミ箱も犬があされない様に移動するか、蓋に工夫をする必要があります。
ぬいぐるみも犬用のものは頑丈に出来ているので、犬用のぬいぐるみを与えたほうがいいですね。
硬い骨型のフードなどは、大きなまま飲み込むとお腹の中で詰まってしまうので、すぐに飲み込む子には、小さくしてあげる工夫も必要です。

まとめ

誤飲による腸閉塞は、ショック症状から死に至る事もあるほど危険な状態です。
しかし、飼い主さんの速やかな行動により、以前と変わらない生活を送る事が出来ます。

なるべく誤飲を避け、万が一誤飲してしまっても慌てずにかかりつけの動物病院へ連絡しましょう。判断は獣医さんがしてくれるので、素人判断はせず、様子を見る判断も獣医さんにしてもらうのが一番です。

また誤飲は、破壊行動のある子や、ご飯を噛まずに飲み込むタイプの子が多いと言いますが、どんな子にも起こり得る事です。
我が家の子は、今までおもちゃを噛みちぎる事もなく、食事も選り好みして一口ずつきちんと噛んでから飲み込むタイプでしたが、誤飲をして腸閉塞を起こしてしまいました。

目を離した私の責任なので、とても可哀想な事をしてしまったと深く反省しています。どんなワンちゃんでも、出来る限りの危険予測をしてあげる事が大切ですね

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