猫の健康を考えた手作りごはんレシピと注意点

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愛猫が健康で長生きしてほしいというのは、飼い主の共通の願い。

人間にも言えることですが、健康は日々の生活の積み重ねによってつくられていきます。適度な運動、健康な食事、十分な睡眠・・・猫も人間も、同じですよね。

ところで、猫の毎回の食事は、皆さんどうしていますか?カリカリをあげたり、ウェットフードをあげたり、または両方あげたり、その家庭によって様々だと思います。

市販のキャットフードは栄養によく配慮されていますが、長期保存できるように添加物が加えられているものも多くあります。仕方のないことではありますが、なるべくなら添加物の少ない、自然な食べ物を愛猫には食べてほしいですよね。

そこで今回は、自宅で簡単にできる猫の手作りごはんについてご紹介します。猫に必要な栄養素、食べさせてはいけない食材等についても挙げていきます。食べるものから、愛猫の健康を守っていきましょう!

まずは知っておきたい猫の栄養知識

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猫のごはんで大切なのは、人間と同じ六大栄養素です。
六大栄養素とは、
・炭水化物(糖質)
・脂質
・タンパク質
・ビタミン
・ミネラル
・水
です。

猫の健康を維持するためには、この六大栄養素をバランス良く摂ることが大切です。それぞれの栄養素には役割があります。
猫のエネルギーとなる「タンパク質、炭水化物、脂質」の三大栄養素、体をつくる栄養素である「タンパク質、ミネラル、脂質、水」、体の調子を整えるのは「タンパク質、ミネラル、脂質、ビタミン、水」といった具合です。

猫にとってタンパク質は特に重要な栄養素であり、一日の摂取カロリーの約50%がタンパク質から摂られると言われています。ちなみに猫は、生まれながらに自分が必要な栄養素分を理解し、食べるという習性を持っているのだとか。例えば炭水化物の摂取量が十分に達していたら、例え空腹であってもそれ以上炭水化物は摂らないそうです。なんとも頭が良いですね!(引用元:http://www.konekono-heya.com/

猫に必要な栄養素とその役割

それでは、上記で挙げた猫に必要な六大栄養素の役割について詳しく見ていきましょう。

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・炭水化物
炭水化物に含まれる糖質は、猫の体内でブドウ糖に分解されます。ブドウ糖は脳や神経細胞動かす重要なエネルギーとなり、また炭水化物から分解しきれなかった繊維質が腸内環境を整え、便秘を予防します。
肉食の猫は基本的に炭水化物はそんなに多く摂る必要はなく、一回の食事で炭水化物の含有量は35%未満におさえるのが良いとされています。
それ以上になると、猫の体では消化しずらくなり、高血糖や下痢になる危険があるのです。
(ジャガイモ、サツマイモ、とうもろこし、小麦、米など)

・脂質
1gあたりのカロリーが多い脂質は、猫の脳や筋肉を動かすエネルギー源になります。脂肪の中には、猫が自力で体内で作り出せない「必須脂肪酸」と呼ばれるリノール酸、アラキドン酸、EPAとDHAなどがあり、これらの必須脂肪酸は食事から摂らなければなりません。
脂肪はカロリーが高いので、肥満にならないようバランスを見極めるのが大切です。(魚油、牛脂、植物油など)

・タンパク質
タンパク質は筋肉やホルモンなど体のありとあらゆる組織をつくる大切な栄養素。タンパク質は炭水化物や脂質から生成されることはないので、食事から摂取しなければなりません。
摂取量の目安としては、猫の体重1kgに対して3g~5gが理想だと言われています。猫の肝臓はタンパク質を活発に分解するので、タンパク質不足が起こりやすく、そのため多めに摂取しておく必要があります。(鶏肉、牛肉、ラム肉、魚介、大豆など)

・ビタミン
ビタミンは、猫の皮膚や粘膜、歯を丈夫に保ち、感染を予防するなど体の調子を整える栄養素です。ビタミンも体内で自力で生成できないため食事から摂る必要があります。
脂に溶ける脂溶性ビタミンと、水に溶ける水溶性ビタミンの2種類のビタミンがあり、両方をバランス良く摂取することで健康が保たれます。(魚、鶏ささみ、卵黄、ごまなど)

・ミネラル
ミネラルは無機質と言われるカルシウム、鉄、マグネシウム、リン、ナトリウムなどの微量元素のことを指します。猫の体の様々な機能に作用しますが、多すぎても少なすぎてもいけない、慎重な量の調整が必要な栄養素です。(ペット用にぼし、卵黄、ごま、ひじきなど)

・水
成猫の体の60%~70%は水分で出来ています。水は人間同様猫の体においてもとても大切ですが、元々砂漠生まれの猫は頻繁に水を飲まず、脱水症状や泌尿器系のトラブルの原因になることも。
猫に積極的に水を飲んでもらうためには、水場を増やす、常に綺麗な容器で新鮮な水をあげるなどの工夫が必要です。また、人間がよく飲むミネラルウオーターにはマグネシウムが多く含まれていて、猫の結石の原因になると言われているので、ミネラルウオーターのあげすぎには注意しましょう。
こうして見てみると、一つ一つの栄養素を意識しながらごはんを作るのは大変そうですね。
ドライフードなどのキャットフードが「総合栄養食」と言われるのは、こうした栄養素がバランス良く配合されているからでもあります。

猫の体に良い食材と悪い食材

人間が何気なく口にしている食材の中にも、猫の体に良いものと悪いものがあります。愛猫のごはんを作る時に、気を付けたい食材はどんなものでしょうか。

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猫に良い食材

・鶏肉
鶏肉は消化に良く、適度に脂肪を含んでいる優秀な食材です。
生肉はサルモネラ菌などの心配があるので、なるべく茹でたものをあげるようにしましょう。
その際、喉に引っかかる心配のある骨はしっかり取り除くことも忘れずに。

・牛肉
猫は肉食なので、牛肉を生であげても大丈夫だと言われています。
しかし、食中毒になる危険もあるので、生であげる際は新鮮なものをあげるようにしましょう。
ビタミンAが多く含まれる牛肉は猫の免疫機能の高める食材ですが、カロリーも高いので、あげる時は脂肪分の少ない部位をあげましょう。

・魚
猫の大好物とも言われる魚。

しかし、魚のあげかたにも注意が必要です。
基本的に猫におすすめされている魚は、まぐろやイワシ、かつおやアジなど青魚と言われるものですが、この青魚は生の状態だと不飽和脂肪酸が多く含まれています。

この不飽和脂肪酸は適量ならば猫の体に良いのですが、摂りすぎるとイエローファットという皮下脂肪の炎症を起こす原因になります。

生魚に多く含まれるチアノーゼという酵素は、猫の大切なビタミンB1を破壊する働きをします。

猫に魚をあげる時は、なるべく加熱したものをあげると良いでしょう。

・チーズ、ヨーグルト
意外かもしれませんが、チーズやヨーグルトはタンパク質、カルシウム、脂肪など猫に必要な栄養素が多く含まれています。

どちらも人間用の糖分や塩分が入ったものではなく、猫用のものをあげるようにしましょう。

・白菜
猫は基本的に野菜を摂らなくても良いと言われていますが、もしあげるならばアクの少ない白菜やレタスがおすすめ。

・芋類
さつまいもなどの芋類は食物繊維が豊富なので、猫の便秘予防におすすめ。

蒸かしてやわらかくしてあげましょう。

しかしカロリーが高いのであげすぎには注意が必要です。

猫に悪い食材

猫の体に悪い食材はたくさんあるので、すべてを挙げることができませんが、代表的なものを挙げていきます。

・ネギ類
長ネギや玉葱は赤血球を破壊する成分が入っているので、絶対にあげてはいけません。にんにくやガーリックパウダーも同じです。

・生の豚肉
猫は肉食なのでうっかりあげてしまいそうになりますが、生の豚肉は消化不良になりやすく、またトキソプラズという寄生虫に感染する危険性があるので、避けるようにしましょう。ちなみにトキソプラズマは、熱を加えると死滅するそうです。

・香辛料
人間よりも体が小さい猫にとって、香辛料は刺激が強すぎます。胃腸にダメージを受け消化不良になり、嗅覚が麻痺してしまうことも。

・カカオ類
カカオ類は不整脈や痙攣、発作、嘔吐などを引き起こします。絶対にあげないようにしましょう。

・アボカド
アボカドに含まれるぺルジンという成分は胃腸の炎症を引き起こし、嘔吐や下痢の原因になります。ひどいと命にかかわる危険性も。

・生卵
卵白に含まれるアビジンという成分がビタミンBを分解し、下痢や皮膚炎の原因になります。加熱をすれば問題ありません。

・ほうれん草
ほうれん草のアクに含まれるシュウ酸が、結石の原因になると言われています。シュウ酸はほうれん草を茹でればいくぶん減ります。

猫の手作りごはんレシピ

ここでは、簡単にできる猫の手作りごはんのレシピを見ていきます。どれも身近にある食材でできるものばかりです。

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〜猫用ツナ(1食分)〜

①耐熱皿にオリーブオイルを少量塗る
②まぐろの刺身を乗せ、上にまた少量のオリーブオイルを塗る
③ラップをかけ、電子レンジで2~3分加熱する
④熱を冷まして、食べすいようほぐして完成

〜鶏肉の親子丼(2食分)〜

①鶏胸肉50g、鶏もも肉30gをレンジでチンして、食べやすいよう細かく千切る
②にんじん、かぼちゃ合わせて30g程度を蒸かして、みじん切りにする
③①と②を合わせ、そこに卵黄1個を入れて混ぜます
④最後にエゴマ油を少量絡めて完成

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〜いわしそぼろ(2食分)〜

①フライパンを温め、卵黄1個を蒸らし焼く
②内臓と頭を取り除いたイワシ4~5匹をフライパンで焼く
③焼けたイワシをほぐし、小骨を取り除いていく
④①でつくった卵黄とほぐしたイワシを混ぜ、そぼろ状にする
⑤ちぎったレタスを少々混ぜる
⑥すりごまをふりかけて完成

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引用元:http://cookpad.com/

〜サーモンのリゾット風(1食分)〜

①たっぷりのお湯にスプーン一杯分のごはんを入れ、ぐつぐつ音が出るまで煮る
②①に細かく切った生鮭一切れと、少量のキャベツを入れる
③鮭とキャベツが煮えたら取り出し、更に細かくする
④おかゆ状に柔らかくなったごはんと茹で汁を③に加え、最後にオリーブオイルを垂らして完成

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猫のごはんを手作りする時に気を付けたいのは、人間用のごはんのように塩や砂糖、香辛料などの調味料を入れないことです。猫のごはんに余計な味付けは不要!素材そのままの味で、十分に猫は楽しめます。

まとめ

猫のごはんを手作りしようとすると、栄養素のバランスや食材選びなど、なかなか大変そうですね。小さな猫の体では、食材の量を調整するのも注意が必要です。

理想としては、手作りごはんは週に1、2回、キャットフードと併用してあげると良いそうです。毎日同じキャットフードだと飽きてしまう猫も多い中、手作りごはんがたまの食事の楽しみになることも。

最初は手作りごはんに慣れず残す猫もいるそうですが、慣れてくると喜んで食べてくれるそうですよ。

一食一食が猫の健康になると考えると、ごはん作りにも力が入りますね。

愛猫に手作りごはんをあげたいと考えている飼い主さんは、今回ご紹介したような栄養素をもとに、ぜひ猫ちゃんと楽しい食事ライフを送ってください!

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